La douce vie

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鎌倉:建長寺 花

2012-05-07 | 関東 他 旅行・散策・イベント・グルメ
ゴールデンウィークに鎌倉なんか絶対行くもんか!
と、鎌倉に行く満員電車でいつも思い出す・・・。

物凄い人・人・人でした。

北鎌倉の駅を降りて少し歩いたところにあるお寺、建長寺

  

牡丹の花が真っ盛りでした。



これは、なんていう花でしょう?小ぶりにした紫陽花のような綺麗な花でした。



最近読んだ本.55

2012-05-04 | book/comic
「市塵」藤沢周平
新井白石。教科書では習う名前ですが、どういう仕事をしたかは記憶なし。
綱吉のお犬様の頃から大奥の絵島生島事件まで話が通り過ぎるところが、江戸時代どのあたりだったかわかりやすかったです。

「悪人」吉田修一
吉田さんはわりとトレンディードラマ的な小奇麗な世界を書く人なのかと思いこんでいましたが、
主人公を取り巻く状況のリアルさになんというか、いや~な気分になりました。
一見善人的な鈍感さって罪だよな。

「文房具と旅をしよう」寺村栄次、浅井良子 
この本好きだなー。まず、タイトルがいい「旅」「文房具」この2つのキーワードで手に取りたくなる。
旅に出て大好きな文房具を探しにスーパーに行って、こんなもんみつけた、と文房具だけでなく、お菓子やスーパーの袋まで丁寧に写真で載せてある。街並みの写真もあり、現地で出会った人のこととか(とくにフランスの郵便局のやりとりとか)なんかも面白い。フランスで出会った人は親切だったみたいな文章もなんとなくわかる、私も最初にヨーロッパに行った時は嫌な思いをすると「日本人だからこんな嫌な思いさせられたのかな?」とか考えたりしたけれど、近頃は旅先で嫌な思いをしても、その国の人々全員をひとくくりで判断しないようになった。自分が海外旅行に行ったらこんな感じでブログに載せたいなぁ、とつい思ってしまうけれど、無理か・・・。

映画「アーティスト」 / 歌舞伎「通し狂言 絵本合法衢」

2012-05-02 | cinema/観劇/舞台
CGや3D映画に対するアンチラーゼのような、サイレント、モノクロ、クラシカルでメロディアスな音楽、そして、王道のストーリー。「アーティスト」は今年みた中で(そんなに見てないけれど)1番満足の映画でした。


以下、多少ネタバレ。


サイレント映画界のスター、ジョージ・ヴァレンティンと名もなき若手ペピー・ミラーの出会いと二人の人生の交錯を描く作品。

ひょんな出会いをしたジョージとぺピーは再びジョージ主演の映画で出会う。ジョージはペピーに「女優を目指すのなら、目立つ特徴がないと」と唇の上につけほくろのアドバイスをする。
つけほくろを書いてから、ペピーはトーキー映画の主人公に抜擢、人気を得るのだが・・・

垂れ目で人を魅了する笑顔のジョージがまずいい。黄金時代のハリウッドスターという感じがする。それから、ジョージのペットのワンちゃんがいい。どんな時もジョージの傍を離れないワンちゃんを見ていると、私は猫派だけど、犬もかわいいなー、と思ってしまう。



歌舞伎「通し狂言 絵本合法衢」

昨年も見た演目。
昨年、観劇した後、東日本大震災の影響で期間中総ての公演が出来なかったようで、その再演だそうです。
わりと残忍なシーンが多いのですが、そういうところに笑いを足していて、笑いの反応が大きいのが印象的でした。