La douce vie

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映画「アーティスト」 / 歌舞伎「通し狂言 絵本合法衢」

2012-05-02 | cinema/観劇/舞台
CGや3D映画に対するアンチラーゼのような、サイレント、モノクロ、クラシカルでメロディアスな音楽、そして、王道のストーリー。「アーティスト」は今年みた中で(そんなに見てないけれど)1番満足の映画でした。


以下、多少ネタバレ。


サイレント映画界のスター、ジョージ・ヴァレンティンと名もなき若手ペピー・ミラーの出会いと二人の人生の交錯を描く作品。

ひょんな出会いをしたジョージとぺピーは再びジョージ主演の映画で出会う。ジョージはペピーに「女優を目指すのなら、目立つ特徴がないと」と唇の上につけほくろのアドバイスをする。
つけほくろを書いてから、ペピーはトーキー映画の主人公に抜擢、人気を得るのだが・・・

垂れ目で人を魅了する笑顔のジョージがまずいい。黄金時代のハリウッドスターという感じがする。それから、ジョージのペットのワンちゃんがいい。どんな時もジョージの傍を離れないワンちゃんを見ていると、私は猫派だけど、犬もかわいいなー、と思ってしまう。



歌舞伎「通し狂言 絵本合法衢」

昨年も見た演目。
昨年、観劇した後、東日本大震災の影響で期間中総ての公演が出来なかったようで、その再演だそうです。
わりと残忍なシーンが多いのですが、そういうところに笑いを足していて、笑いの反応が大きいのが印象的でした。