「市塵」藤沢周平
新井白石。教科書では習う名前ですが、どういう仕事をしたかは記憶なし。
綱吉のお犬様の頃から大奥の絵島生島事件まで話が通り過ぎるところが、江戸時代どのあたりだったかわかりやすかったです。
「悪人」吉田修一
吉田さんはわりとトレンディードラマ的な小奇麗な世界を書く人なのかと思いこんでいましたが、
主人公を取り巻く状況のリアルさになんというか、いや~な気分になりました。
一見善人的な鈍感さって罪だよな。
「文房具と旅をしよう」寺村栄次、浅井良子
この本好きだなー。まず、タイトルがいい「旅」「文房具」この2つのキーワードで手に取りたくなる。
旅に出て大好きな文房具を探しにスーパーに行って、こんなもんみつけた、と文房具だけでなく、お菓子やスーパーの袋まで丁寧に写真で載せてある。街並みの写真もあり、現地で出会った人のこととか(とくにフランスの郵便局のやりとりとか)なんかも面白い。フランスで出会った人は親切だったみたいな文章もなんとなくわかる、私も最初にヨーロッパに行った時は嫌な思いをすると「日本人だからこんな嫌な思いさせられたのかな?」とか考えたりしたけれど、近頃は旅先で嫌な思いをしても、その国の人々全員をひとくくりで判断しないようになった。自分が海外旅行に行ったらこんな感じでブログに載せたいなぁ、とつい思ってしまうけれど、無理か・・・。
新井白石。教科書では習う名前ですが、どういう仕事をしたかは記憶なし。
綱吉のお犬様の頃から大奥の絵島生島事件まで話が通り過ぎるところが、江戸時代どのあたりだったかわかりやすかったです。
「悪人」吉田修一
吉田さんはわりとトレンディードラマ的な小奇麗な世界を書く人なのかと思いこんでいましたが、
主人公を取り巻く状況のリアルさになんというか、いや~な気分になりました。
一見善人的な鈍感さって罪だよな。
「文房具と旅をしよう」寺村栄次、浅井良子
この本好きだなー。まず、タイトルがいい「旅」「文房具」この2つのキーワードで手に取りたくなる。
旅に出て大好きな文房具を探しにスーパーに行って、こんなもんみつけた、と文房具だけでなく、お菓子やスーパーの袋まで丁寧に写真で載せてある。街並みの写真もあり、現地で出会った人のこととか(とくにフランスの郵便局のやりとりとか)なんかも面白い。フランスで出会った人は親切だったみたいな文章もなんとなくわかる、私も最初にヨーロッパに行った時は嫌な思いをすると「日本人だからこんな嫌な思いさせられたのかな?」とか考えたりしたけれど、近頃は旅先で嫌な思いをしても、その国の人々全員をひとくくりで判断しないようになった。自分が海外旅行に行ったらこんな感じでブログに載せたいなぁ、とつい思ってしまうけれど、無理か・・・。