La douce vie

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フィギュアスケート:勝手にぐらンプリ2011

2011-06-03 | figure skathing、ice show
プログラム

高橋選手:FS、EX
正当派のアルゼンチンタンゴを大人の色気の哀愁をエレガントに仕上げた作品は、ロクサーヌともeyeとも違って、これはこれで気に入りました。とくに後半のスピンから3Sに行く間の滑りながらの狂おしいまでに愛を求める表現、こんな演技ができる人は世界を見渡してもどこにも見当たりません。
でも、そろそろ、正当派のプログラムも見たい。特にSPで次はクラッシックかバレエ音楽を使っていただきたい。

町田選手:EX
最初は彼の得意な情熱的な音楽のSPに目がいったのですが、FSの曲の後半部分のメロディの持つ繊細な感情表現が出来ていて素晴らしいと思った。EXのはじけた感じやキメ部分が決まっててよかった。衣装も、ペンギンじゃないけど、ペンギンっぽいし。
本当に音楽表現の才能とジャンプの高さが素晴らしい。GPシリーズで表彰台にのってもおかしくないと思っています。
是非、来シーズンもがんばってほしい。

庄司選手:SP
全日本で見た時はもう、はっとさせられました。やっと荒川さんの後を継ぐ女の子が出てきた!という感じです。
SP,FS,EX3つ揃えで、衣装も音楽に合っていてよかった。
すべてにおいてまだ成長段階ですが、1つ1つのことがクセがなくて磨けば磨くほどよくなる感じがします。音楽表現すら、成長した時はどんなスケートをするのかわくわくします。
4年後もだけど、それより8年後、大人になった時が楽しみなスケーター。

村上佳菜子選手:SP
出てきた時は子供の水着のようでどっひゃー、と思ったけれど、なるほど音楽にぴったり。白より水玉がよかったです。
スパイラルがないことを忘れるような、ショーナンバーのようなSP。すごいインパクトのデビューでしたね。
EXも最初にみたときは「子供になにやらせるんじゃ」と思ったけれど、よくプログラムを支配していました。
きっと、来年はスケートカナダに呼ばれると思う。

中村健人選手:EX
DOIで見た時、すごくいい!と思いました。SPと同じ音楽だけれど、EXの方が好み。
こういう明るいナンバーもきちーんと自分のものにしてしまうセンスがすごい。
中村選手も音楽表現が素晴らしい。彼も活躍してほしい選手です。

荒川さん:「I've got Rhythm」
荒川さんとディビッド・ウィルソンの組み合わせってなかなか想像つかなかったし、いかにもデビッドの選びそうなこの曲もピンとこなかったけれど、
小粋で大人っぽくてとても素敵でした。

ランビエール:「 Let The Good Times Roll 」
ちょと今までと違う選曲や振付が新鮮でよかったっす。

太田さん:「オペラ座の怪人」
なにをしても綺麗な方ですが、本当に音楽がマッチしていてよかった。
太田さんの凄いなと感じるところの1つとして、美の表現の中のアシンメトリー(左右非対称)な部分。
ぱっと広げる腕のポジション、たとえばスパイラルとかでも左右の腕のポジションが違ったりする時があるんですよ。
ポジションが違い尚且つ、総合的にエレガントに見えるというのはなかなかいない。
なるべくプロで長く滑り続けて美というものを教えてください。


シブタニ兄弟:シナトラメドレー?
NHK杯ではじめてFDをみて、本当にうっとり。
音楽の解釈が二人ともとても自然に身に着いたエレガントさと若者特有の清潔感があるところが素晴らしいし、リフトの時もスムーズでマイアのポーズがとてもエレガント。 ツイズルも3連続のがとっても綺麗。でも、まさか、世界選手権でメダルをとるとは思いませんでした!

ショーン・ソーヤ選手:FS
彼にぴったりのファンタスティックなプログラム。
トランジッションとか高い評価を得ていいプログラムだと思う。

鈴木選手:SP「ジェラシー」
このプログラムは素晴らしかった。
これだけ大人の女性的なプログラムって競技では珍しいです。GPFのステップのレベル1は「そりゃないわ」と思った。
作品性というところでもっと評価してもらいたいプログラムです。

浅田真央:四大陸のFS
正直、「またローリーかい」と思いました。
そろそろ、違う振付師に、たとえばマリーナ・ズウェアとか。タイトルロールのプログラムとかやってもらいたかった。
コミカルなものもやればできる口ではないかと思う。海外でもウケそうな気がする。
でも、四大陸で見たFSは素晴らしかった。3Aを跳んだ後、曲に溶け込むような体の動き、そして最後のスパイラル。
つくづく浅田選手にあっている作品だと感じた。
ここ数年、シーズン序盤に苦労しているので、このプログラムを引き続き来シーズンも滑ってはどうだろうか?

太田さん・・・間違って二項目になっていたので削除しました。すみません。


衣装:

そういうえば、サフチェンコのピンクパンサーの衣装。あれを見て確信した、彼女は「ピンクちゃん」に違いない。
きっと、プログラムを決める前から「衣装はピンクね~」と言うことが多くて、大半はコーチに却下され、
「そんなにピンクが好きなら、ピンクパンサーやっちゃいなさいよ」とプログラムが決まった気がする。
凄い勝手な想像です、ごめんなさね。

高橋選手:世界選手権のFS
フリーの衣装は最終的にすごく好きでした。仄暗いゴールドのベストに繊細な刺繍のブラウス袖。
(反対にSPの衣装はどんどん私の好みでなくなっていった。)

カロリーナ・コストナー「牧神の午後」
淡いピンクとバイオレットの衣装が本当に素敵。カロリーナの衣装はいつも本当に感心する。

荒川さん:「I've got Rhythm」
「I've got Rhythm」の曲調にあってる、大人っぽくて素敵。
「Who Wants To live Forever」淡いパープルの衣装は妖精のようで素敵、露出が多くてもイヤラシサを感じないのも素晴らしい。
フレンズ・オン・アイスのエンディングはどこに目を向ければ分らなくなるので、TVの放送はドラマ「24」のオープニング的に4分割とか使ってみたらどうだろう?
今年のフレンズはどうなるかわからないけれど、日本人スケーターだけでも楽しいかも。フレンズはチャンピオンズ・オン・アイスである必要はありません。

庄司選手:SP,FS,EX
まだ幼さが残っているのに、華やかな顔立ちに良く似合うエレガントな衣装がとてもよく似合っていました。EXのカウガールも可愛い。

シェーリーン・ボーン「Single Ladies」
黒一色だけれど、ビスチェ部分(?)がハードな素材で、スカートがふわふわっとした組み合わせがまさに「大人カワイイ」
いつも選曲、振付、衣装どれをとっても素晴らしいスケーターの一人。
ところで、このプログラムの振付、「グリー」でだいたい同じ振付で踊っていたのを発見、これって元もこういう振付なのかな?遅すぎますか?

町田選手:FS
ブラウンの上下だけれど、微妙に色が違う(と思う)日本人でこういう組み合わせをする人はなかなかいない。とても似合っていてセンスがよいと思いました。

パトリック・チャン:「オペラ座の怪人」
パトリックにしては珍しくコスチューム然とした衣装。
それにしてもパトリック・チャンのインパクト大の年でした。FSを今年のベストに選ぼうかと思ったけれど、昨年に引き続きだし、昨年はぴんとこなかったのでなんとなく載せない。SPは小塚君のプログラムの方が好きだったのでやはり載せない。ちなみにパトリックは高橋選手の使っている楽曲が好きみたいなので、ソチではチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を使う気がしてならない。