La douce vie

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最近読んだ本とマンガ.45

2011-06-15 | book/comic
「ユニット」佐々木譲
実際に起きた事件を想起させるエピソードがあり、文章で引っ張る力は素晴らしにもかかわらず、正直、最初のあたり、読み進めるのをためらってしまう。

「スカーペッタ」パトリシア・コーンウェル
「検死官シリーズはもう読まないかも」と言っていたのに、家族に渡されてやっぱり読んでしまった。少し前から登場人物の設定が変わり(若返り)所属組織も変わり、と違和感がまだ残った状態。
うーん、人間関係の中でそういう事件を起こすのわー・・・。

「さまよう刃」東野圭吾
現代社会の傾向を反映したような少年犯罪の小説。
こういうタイプの本はいつも読んでいる最中も読み終わった後も胸が重苦しくなるほど嫌な気分になる。
犯罪を犯した少年、被害者、被害者の家族、警察、現状の法律。作品を通して現代社会の問題点を提起している。

「路地恋花」麻生みこと
京都の長屋に暮らす職人たちの恋模様。短編。
うーん、もっと職人の話が書かれていたら好きだったかも。