常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

お茶の花

2018年11月13日 | 日記

山形市の石行寺で見つけた茶の花。昔、住んで

た水戸市の御茶園の家には、家の生け垣が茶

の木であったので、葉の形は覚えている。妻が

この花を見つけて、石行寺を訪れていたご婦人

に聞いてこの花が茶であることが分かった。頭

のなかでは茶の北限は茨城か、福島県辺りと思

っていたので山形に咲いているのに驚いた。帰

ってネットで検索してみると、秋田の能代に檜

山茶があって北限のお茶として売り出されてい

るし、自家消費では青森の黒石で栽培されいる

と書かれている。そうしてみると、山形で生育

していても不思議ではない。このお寺の以前の

住職が静岡と何らかのつながりがあり、お寺で

使うために茶の木を移植したのでは、と考えて

みたりした。

図鑑を調べると、チャはツバキ科の木で1メート

ほどの低木とある。花期は10月から11月、花

の知名度は低いらしい。しかしカメラに収まっ

た花は気品にあふれている。栽培品種のヤブキタ

は静岡の杉山彦三郎という人が、竹藪を開墾して

作った畑の北側で生育させたもので、そのまま品

種名になったとものの本には記載がある。

茶の花にかくれんぼする雀かな 一茶

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする