goo blog サービス終了のお知らせ 

常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

ブログの引越しとお知らせ

2025年05月18日 | 日記
新緑が目にまぶしくなった。日中は暑さを感じるようになった。長年書き続けてきたブログ「常住坐臥」だが、gooブログのサービス終了と、引継ぎのブログの紹介と引っ越し方法が解説されている。新緑の季節に引っ越しすることにした。「はてなぶろぐ」、変わった名称だが何となく高齢者に向いたサイトのように感じている。現在、はてなブログにidを作り、引っ越しデータがメールで送られて来た。このデータを解凍してはてなの方へインポートする作業に入る。解凍は大きなファイルなのでどのようにするか、検討して来週中には引越しを終えたい。過去は山歩きや読書中心のブログだったが、これからは余生の楽しみ方を綴るブログにしていきたい。引っ越しが終了した時点で、読者の皆さまにアドレスを書き込みます。

引越しはどうなるか思案していまいたが、引越しのご案内に作業を進めましたら意外にスムーズに作業が完了しました。過去ログをクリックしてみると開設が2012年3月27日、投稿数が3838になっている。開設した年は東日本大震災の翌年になる。ざっと目を通すと、冬至の出来事や関心事が昨日のことのように思われる。引っ越し先ははてなブログhttps://gmiki701.hatenablog.com/のアドレスになっています。これから新しい場所で、もっと楽しい、皆さんにも読んでもらえるものをめざします。まだ新規の投稿はしていません。常住坐臥をどこに入れるか、手を加えることも多いみたいです。
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毎日が発見

2025年05月15日 | 日記
待ちに待ったチャイブの花がきれいに咲いた。隣にあるミント・セージ・タイムの寄せ植えはみんな元気で葉がぐんと大きくなった。二つとも屋外で厳しい冬を越しをしたハーブたちだ。冬の寒さに耐えて、昨年よりも樹勢を大きくした。チャイブは西洋ネギで、みじん切りにして吸い物にちらし、香りを楽しむことができる。花は乾燥させてポプリに。ベランダのハーブたちは毎日新しい姿を見せてくれる。午後、出羽園に行き、新たにローズマリー、花つきのレモンタイム、オレガノを購入。ベランダのハーブ栽培はますます楽しみが増えていく。

筋肉痛で歩行が辛くなったので、手を振る運動、スワイショウを取り入れてみた。中国の気功、太極拳にあるもので、手を左右、前後、左右交互に振るなど3種類ほどある。肩から手先、全身の血流をよくする効果。腰痛予防、姿勢を整え、腰回りの可動域を広げる。リズミカルな運動でリラックス効果、ストレスの軽減もできる。はじめて3日ほどだが、足の筋肉痛もなくなり軽いウォーキングと合わせて行えるところがいい。高齢になって心配な転倒や引きこもりなども解消できる。朝、山登りを趣味にしている人と会い、話ができた。お互いに山行回数が減り、ウォーキング中心。きつい山からは少しずつ遠ざかっているとのことであった。老人の二人暮らしでは、これからは無理はできない。毎日の空き時間を利用して高齢になってできる新しい楽しみの発見が肝要。

葉桜や同じ祷りに隣り合う 中村草田男
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言葉今昔

2025年05月13日 | 日記
あるユーチューバーのチャンネルを見ていたら、「これどう考えてもアタオカですよ」というフレーズに戸惑った。アタオカ、初めて聞く言葉のような気がする。意味が分からない。この言葉を検索してみると、意味は「頭がおかしい」という普通の言葉。最近の若い人は、こんな言葉を略して使うらしい。ユーチューブには、これに限らず新語が次々と出てくる。若い人と話す機会が少なくなれば、その世代の使う言葉が通じなくなる。世代間ギャップなどと言う前に、とりあえず世代を超えて言葉を通じさせるコミュニティが必要になる。

先日、詩吟のコンクール東北大会があった。初めて詩文係という役をさせられた。漢詩や和歌の詩文の読み違いがないか、発表をききながら一字一句チェックする係だ。ことちらは、現在では使われていない詩句に接する。「朝に辞す白亭彩雲の間」李白の「早に白亭城を発す」と題する7言絶句。朝はアサとは読まずアシタと読む。彩雲はサイウン、朝焼けの雲。早はハヤでなくツト。今の日常の言葉にはない読み方。吟者は事前に練習を重ねほぼ暗記しているが、つい読み違い、つまり誤読がある。詩文係はその読みに誤りがないかチェックする。漢詩と和歌で72名、うたいあげる古い言葉の奥深さや魅力が少しずつ耳に入ってくる。

詩吟人口も時代を経て急速に減じているが、定期的に開催される吟詠コンクールがこの古い言葉に接する数少ない機会だ。古い言葉に接するもう一つは能楽などの古典演芸だ。こちらはユーチューブに入門解説のほか舞台で演舞も数多く収録されている。あり余る老後の時間を能楽を少しでも楽しめるようにしたい。映画は勉強の必要もないが、能は勉強する楽しみがある。

これは仁和寺御室に仕へ申す僧都行慶にて候。さても平家の一門但馬守経政は未だ童形の時より君の寵愛斜めならず候。

本日ブログ引っ越しのデータ作成が完了。はてなブログかamebaブログのいずれかになるがよく考えて決定したい。決定したのち、読んでいただいている皆さんへお知らせします。
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2025年05月09日 | 
藤の花が咲いた。荒楯にある大木は花の長さも1mを超える長さだ。桜は咲いてから散るまで季節を駆け抜けるように慌ただしい感じがするが、その点藤はじっくり落ちついて優雅だ。風になびく姿も日本人に馴染んでいるようだ。山に観る藤は大木に絡んだ蔓から長く伸びる花房もみごとである。万葉の時代から親しまれている富士だが

恋しけば形見にせむとわが屋戸に植ゑし藤波いま咲きにけり(巻8・1471)

波うつ花房は女性の黒髪を連想させる。山部赤人が詠んだ歌だが、赤人が恋しがっている相手は女性で、今は分かれてしまっている。藤の花の姿はそんな女性の想い出のよすがになっている。

藤の季節は、鉢に植える花や野菜苗を植える時期だ。昨日、トマトからカモミールの苗を買ってきて鉢に植えた。だらんとした茎葉は、鉢のなかで起き上がり花芽を持つ茎のしっかりと分かる。となりの鉢には満開になったジャスミンの花の香りが漂ってくる。タイムとローズマリーの伸びてきた枝を切って水をはった瓶にさす。作業の間、それぞれ特徴にあるハーブの香りが立っている。5月ならでは鉢いじりの楽しい時間が過ぎる。朝どりのウルイや山ウド、ワラビなど五月の戸外は楽しいことでいっぱいだ。
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連休の終り

2025年05月05日 | 日記
先月の末からのゴールデンウイークも明日で終了する。遠出もできない高齢の身にとっては日ごろと代り映えはない。道を走る車に他県ナンバーが目立つが、逆走のニュースが続く車での外出はこの時期の選択肢にはない。散歩コースを歩いて目立つのは、ツツジの燃えるような花だ。昨日ブックオフで買った本。星新一の『たくさんのタブー』、馬場あき子『風姿花伝』。世阿弥にとっと花とは何か。馬場は緒言でそのあり様を示す言葉を連ねている。曰く、「時分の花」「まことの花」「老骨に残りし花」「巌の花」「萎れたる花」「年々去来の花」「因果の花」能を演じる者が表すべき花の種々相であろう。自然の花のなかに世阿弥の花を見出すのも楽しい営みである。

晴れ曇りおほよそ曇りつゝじ燃ゆ 篠田悌一郎

ユーチューブに能楽のチャンネルを登録。折にふれて能楽を親しいものにしていくのも馬場あき子の本を買ったメリットだ。本屋でパソコンの棚の見ていると、70歳からのスマホと題するムックが4種類ほど並んでいた。スマホをもっと生活の伴侶にしたいと願う高齢者が増えてきたのだろうか。7月にはひ孫が3歳の誕生日を迎える。昨年は麦わら帽子に妻の刺繍を入れて贈ったが、今年は大分言葉を覚えてきたので絵本にしたい。

ジェミニに3歳の女の子、今月弟が生まれるひ孫に贈る絵本のお勧めを聞いてみた。お姉ちゃんになる喜びや赤ちゃんへのやさしさを育む絵本として『わたしの妹』(作・絵ディック・ブルーナ)、『おねえちゃんっていいね』(作・にしもとやすこ),『こんにちは あかちゃん』(絵松本やすじ)。想像力を伸ばす楽しい絵本として『だるまさん』シリーズ(作・絵かがくい ひろし)、『ねないこだれだ』(作・絵せなけいこ)、『パムとケロ』(作・絵島田ゆか)とずばり『たんじょうびおめでとう』(作中川ひろたか絵降矢なな)の7冊が紹介された。少し考えたり、本を調べたりして決めたいが、今のところ『おねえちゃんっていいね』と『おたんじょうびおめでとう』が有力。大好きな山形産のさくらんぼを添えて。




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