梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

領有問題に対する韓国政府の対応とその他の国

2012-08-22 12:31:51 | 雑記
竹島問題で日本側が国際司法裁判所(ICJ)への共同提訴に同意するよう求める口上書を韓国政府に提出したと言うニュースが流れたが
外交通商省の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は21日、口上書提出に先立って行われた記者会見で、ICJ提訴や合意文書に基づく調停の提案は「一顧の価値もない」と述べ、応じない姿勢を改めて明確にした。口上書への対応については「文書で日本側に我々の既存の立場を明確に伝える」と語ったと言う、普通の裁判だと提訴が起こされて裁判所から出廷命令が送付され再三の呼び出しに応じない場合は「訴状の内容を全て承諾する」と言う事に成るのだがICJではどう言う形になるのか、「歴史的に韓国の領土である事は明白」なら呼び出しに応じて堂々と裁判で戦う事が当然だと思うのだが恐らく国際司法裁判所の裁定と言うのはそう言う形にはならないのだろうな、
領土問題は戦争の危険性を常にはらんでいる事は有るのでそう通り一片には行けないのだろうがこの事で韓国には証拠を示して理路整然と竹島の領有権を主張出来ないのだと言う印象は付けられるし日本も世界に対して「我が国は正当な領有権を有しているが韓国はその事に関して反論出来なかった、この事は竹島の帰属は当然日本にある」とアピールが出来ると言う事だ、
それがどの程度効力が有るかは微妙な問題だが少なくとも韓国政府より正当性を主張する事が出来るだろう、
尖閣列島も北方四島もこの事で多少は中国とロシアに対して抑止効果はでるだろう、北方四島に関して日本政府と外務省が言質を取られている様だが其れはそれで国民にはっきりとした方が良い、時の政府と外務省がどの様にいい加減だったか解る筈だ、
ゴルバチョフやエリツィン時代の覚書も全て公表し矛盾点や時間経過から来る変更も両国間で取り交わした物を無視したロシア政府のやり方を両国民に知らしめるべきだがソ連の頃だからロシアとソ連の継続性をどの程度認められるか、
ロシア国民の世論と言う物は殆ど聞こえてこない、恐らくロシア国民としては極東の小さな島などは知識も興味も有るまい、それを選挙の度にナショナリズムを刺激し国内の不満ガス抜きに使っている事を多くのロシア国民に冷静に知って貰えば恐らくそれ程難しい問題では有るまい
問題は今住んでいるロシア人達だが明け渡すのではなく両国で友好的に領有することが望ましいだろう、彼らも日本からの経済的な効果は望んでいる筈だし第一モスクワやペテロスブルグより旭川や札幌の方が遥かに近く経済的にも裕福なのだ、
国籍はそのままで暫定的に交友パスポートを発行し、同時に元島民の居住と就業を認め、各々の国籍に納税する方法でも出来るのではないだろうか、
庶民レベルでは敵対する感情は余り無い、殆ど政治家、軍人が自らの地位を保つ為に行っているだけの事だと思う
尖閣列島も領有権は棚上げにして中国・台湾・日本で漁業協定を結んで友好的に進める事を先ず考えるのが良い、今まで大陸棚資源が取り沙汰されない頃はこう言う形で進んで居たのだが有用な資源が有りそうだと成った途端強力に覇権を言い出した事も記憶に新しい、
中国と言う国と言うより漢民族と言う人間性なんだろうな


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