梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

飼いならされてはいけない

2016-06-21 16:46:43 | 雑記
生活保護費で毎日の様にパチンコをしている非保護者にたいして支給する自治体が勧告をした上でやめない非保護者に対して生活保護費の停止を行ったと言う、
これに対して当該自治体の住民からは賛成の意見が多く寄せられたがネットでは「やり過ぎだ」と言う意見や「食事や被服費を削ってする事に文句を言う筋合いはない」と言うもの、「何の楽しみもなく黙々と生きなければならないのでは人間的な生活を保障すると言う趣旨に反する」と言う意見も出た、確かに「働きもしないで」と言うのは当てはまらない、働きたくとも体が動かない、仕事自体がないと言う事を認められたからこそ生活保護が支給されているのだから働かないのは当然で毎日時間だけはある、
少しでも働けばその所得は支給金額から削除されるシステムだから「生活の足しに」働くのは保護費を大きく超えない限り無駄働きになる。
しかし一方で「税金を貰って働く事もしないで毎日パチンコをしたり飲み屋で飲んで暮らすと言うのは一生懸命働いて生活をしても晩酌すらままならない我々にとって納得のゆく話では無い」と言うのも理解できる
本当に困窮し餓死するまでになっても申請しないと言う人もかなりいる、こう言う人達は例え食事の為、光熱費の為でも国から貰う事を躊躇っているわけで本当の意味でセーフネットを運営する役所ではこう言う人達に目が行かない、
他方にいる夫婦が偽装離婚し別々に支給を受けてかげで仕事をして自家用車を乗り回している連中のせいで最初から疑って対応するのだろうが見て分からないのかと思う、
東京では1人に支給される保護費は凡そ14万程度らしい、一人暮らしで風呂もないアパートだと6畳にお勝手の1Kで場所にもよるが6万から7万、光熱費が2万程度として9万円、食事は1日1000円弱だとしても3万円、あと2万円しか残らない、この金でせめてパチンコ位は、或いは週に一度くらい焼鳥屋で飲んでもいいんじゃないかとは思う、しかし一方で毎日数カ所掛けもちのパートを続けても7~8万円の所得しかないと言ういわゆるワーキングプアの若者やシングルマザーから見たらなんともやりきれないだろう、
若いと言う事は「働ける」と判断され五体満足ならおそらく門前払いだろう、家賃も払えずマンガ喫茶で生活し、それすら無くなれば公園で野宿すると言う、一旦定住所が無くなれば仕事は得られない、
何かおかしい、どこか変だ、何処かの町では議員報酬が60万から70万にお手盛りで上がったらしい、住民は納得できないので地方新聞が議員アンケートをお願いしたら自民党会長がアンケートを女性記者から奪ったと言う、
こんな連中が政治家と言うのか、しかしこれを選んでいるのは有権者我々だ、今度の選挙は正念場だ、此処でなんとしても改革できなければ国民はになり下がる
封建社会でもないのに「生かさず殺さず」と言う政治にならされて弱い者から死んでゆく社会だと言う事はこれから来る事ではない「現在社会」の話だ、野合と言われようと慣れ合いと言われようと現政権の独断専行よりはマシになるだろう、独裁政権を止めるには野党に力がないなら自民政権の中からの制御を期待するしかないのかもしれない