梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

新しい判断です、とは(少々タイミングがずれた)

2016-06-17 08:29:47 | 雑記
新しい判断とは随分人を馬鹿にしたコメントをしたものだ、新しい判断をしたと言うなら今迄の判断は間違って居たと言う事になる、しかしそれは認めて居ない様だ、新しい判断が出たから今迄の判断と違って居ても問題ないと言う様な論理がまかり通るなら判断その物に何の信頼性も無い訳で又明日になったら「更に新しい判断が出来た」と言う事も理論的に可能になる、
前の判断時点と状況が劇的に変わったと言うならまだしも当時から消費増税に関する見通しは間違って居ると世論も対立野党もずっと行っていたが「全ては総理大臣の私の権限出判断した」筈ではなかったのか、経済見通しと財政に関して劇的と言うのは首都圏大災害とか対外的にはFRBが破綻したとかヘッジファンド規制法が国際的に成立したとかEUが崩壊したとか言うくらいのもんだろう、単に強引な政策の破綻とと見通しの甘さが露呈しただけだがそれをこう言う強引な言い替えで済ませると言う事自体国民と報道を舐め切っている、国民の耳目となるべきジャーナルが政府にべったりで正確な報道が出来ない処かこんな理屈に合わない言い逃れを「首相はこう言いました」で済ませる程度しか出来ないのならますます国民は今の報道機関を見限って行くだろう、ネットのスラングの「マスゴミ」と言うのも同感だと言いたくなる。
我が家は東京新聞だが此処はかなりこの件に関して社説としても取り上げているが日本放送協会では全く取り上げない、「公平な報道」は屁理屈の政治家答弁を「こう言っています」で済ませる事ではあるまい、「政治方針を変更するのに当時の判断は間違って居た」と言わず「新しい判断をする」等と言い逃れ、「前言撤回ではないか」と報道したとして此れを持って公平な報道では無いと言うならどうどうと野党でも政治学者とでも討論を公開でやるべきだ、「政治学者は政治家では無い」と言う様なおごり高ぶった事をいうなら「停波もあり得る」と言った女性代議士の前職は全く政治とは関係ない、その時から政治に興味が有って勉強をしたと言うなら「政治学者」は貴方よりずっと勉強している、椅子が欲しいだけの議員がどの程度政治力を持っているか顔を出して真っ向から討論したらどうだ、それを言わせた安倍総理もだが、猿は木から落ちても猿だが政治家は選挙に落ちればただの人だと言う事を良く考えるがいい
今日本にはジャーナルは存在しない、国民より先に政治家に見下された報道機関は国民からも完全に見下されている事を理解しなければ放送・新聞は生き残れないだろう、演歌師の時代では無い、情報はあっという間に広がる、玉石混交でも正論は必ず残るだろう。