梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

団塊の世代が守らなければならないかもしれない

2016-02-05 13:54:38 | 雑記
大田区で男の子、埼玉で女の子が命を絶たれた、ともに若い母親の家に男が住み着いてその挙句の凶行だった、幼い子供に対する暴行殺人事件が後を絶たないどころか年を追って増加している、
大田区の男はまだ20歳になったばかり、写真を見ても全く幼い顔だ、コメントを見ても全く反省の色は見えない、母親もとめたが一緒に暴力をふるわれていたと言う、山口組系の暴力団の準構成員だそうだ、「やくざ」関西では極道と言う、江戸では侠客ともいった、どちらにしても「男」を商売にしていた筈だった、俗に「弱きを助け強きをくじく」と言うのが看板だった筈だ、無論そんな事を云っていたら飯が食えないし喧嘩が強くて気が短い奴がそのまんまで飯が食える訳もない、ましてや親分なんかやって行ける訳もない、
しかし付き合って見ると単純な人の良い極道は結構いて貧乏人には危害を加える事はあまりなかった、当然メリットがないからだが、
このチンピラは「弱気を助け」どころでは無いまったく抵抗のすべを持たないわずか3歳の子供を100kgを超える図体で執拗に暴行を加えたらしい、このケースでは母親がかばって暴行を受けていたらしいがその前にあった事件では母親が一緒になって子供に暴行を加えたと言う、何も出来ないで全てを委ねいつも、どんな時も必ず守ってくれる母親が自分を攻撃する、どうしたらいい?なぜ?恐怖と絶望、そして苦痛、
彼女、彼らはなぜそんな事が出来る?子供を育てる為に自らの生活は犠牲にする、いやそれは犠牲なんかではなく義務であり同時に喜びだったのではないのか、「虐待する親は幼児期に虐待を受けた人が多い」と言う話も聞く、しかし虐待を受けていた時彼らあるいは彼女らはどう思った、おそらく辛かっただろうし乗り越えた後は理不尽な親のふるまいを恨んだのではないのか、辛かった事を自分の子供にすると言うのは一体どういう心理なのか?心理学者と言う連中は統計から傾向を導き出しているのだろうが人の心は分析できるものなのか、分析から何を得られどう役に立つと言うのか、虐待親からはまた虐待する子供が育つと言う事がそうでは無い両親に育てられた子供より何割か多い、などと得々と述べられても「ふ~ん、でそれがどうした?」と言う程度のものだ、それより近代になって増えてきたその傾向をどうすべきかを考えてほしい、それは偉い学者さんでは出ないだろう、そう言う問題は「「そうでは無い」家庭から発生ししかも増え続けている、
考えなければならないのは知識人と言う一握りの人間ではなく普通の生活を送る、或いは貧者と言われる人々の中から自発的に行わなければならない、我々の世代はほんの少し前、なぜこんな風になってしまったのか辛うじてそう言う事がなかった我々の世代が足元を見直し、取りあえず自分の家族からは排除する事からするしかないではないだろうか