梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

洒落にならん

2016-02-13 08:29:48 | 雑記
島尻沖縄北方領土問題担当大臣が歯舞と言う原稿が読めなかった、原稿が有って読めないのである、原稿はあっても確認用程度まで読み込んでおくべきだが今の政治家にそれを求めても仕方がない、しかし北方四島の名前くらいは小学校で教えているだろう、直後にロシアとの領土問題交渉があるがこれでは真剣に返還を望んでいるようには見えるわけもない、
総理大臣の任命責任と言うのはよく聞くが金の問題や下半身の問題は多少は(気の毒に)と言う気持ちも働くが今度のことは「何を持って彼女を担当にしたんだ?」と言われても仕方ないだろう、日本と利害が対立する国との交渉というのは国内問題の比ではない、それを責任を持って担当できると判断し任命したというのは現在の困難な状況に対応できる能力があると判断したのだろうが懸案の文字が読めない人間がどう対応するというのか、
官僚が延々とこう言う問題に携わり彼らが裏表の複雑になった問題、現在までの経過を理解している事は確かだが彼らはあくまで事務方であり責任が有ると言っても事実関係の把握に関してだけである、確かに彼らの協力が無ければ成り立たないが島尻大臣のスキル(スキル以前の問題だが)では日本の外交は官僚が全てという事になってしまう、しかし官僚は選挙で選ばれた国民の代表ではない、継承で築かれた巨大な権力機構である、見る限り国の利益イコール官僚機構の利益と言う体制が透けて見える、それを本来の専門職、事務方として効率的に活かすかというのが政治家であり、官僚の目的を達成するには国会という機構を通さなければならない様になっている、そのためには政治家は事務方を使い廻せる知識と技量が居る、他国からはそれが透けて見えるから日本の政治家を重視しないのだと言われている事を知るべきだ、今回のことは明らかに政府の失態だ、まずは大臣を変えるのは当然のことだがロシア、中国、韓国、台湾が嫌がる能力のある人間を民間からでも任命すべきだろう、
しかし「沖縄、尖閣問題」と「北方四島問題」を同じ担当大臣という事自体無理がある、領土問題は「完全に円満解決」は不可能な問題なのだ、たとえ国際裁判で結論が出ても関係国民が納得する判決などありえない、尖閣は無人だが北方四島は明治以降日本人が住んでいたが敗戦後70年はロシア人が生活しているのだ、仮にロシア政府が経済的に日本に返還すrとしたら島民をどうするか、そこで生まれ育った人間が間違いなく居るのだ、
しかし安倍内閣の閣僚は問題を立て続けに起こすがそれでも国民の声に答えているとは思えない、野党の奮起を真剣に願うしかない、