梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

悲観的な選挙

2013-07-19 19:07:41 | 雑記
今度の日曜日は参院選だ、本当に困っている、全く思い当たる候補者が居ないのだ、比例代表にしてもこの党に任せればと言う党も居ない。
自民党は「参議院も半数以上の議席をとり、ねじれを解消しスムーズに国会運営をする」と言っているがそうなれば「独裁的運営をする」事は間違いないだろう、
衆参両院が同じ与党が占めてしまえば二院制にする意味は無くなる、衆参はねじれてこそその効力があるのだ。
衆院選の時も自民党が圧勝すると「やっぱり我が党でなければ日本は廻せない」とか「国民はやはり自民党を望んでいるのだ」とか言うだろうという懸念はあったが正しくその通りになってしまった、参院選もそうなれば更に輪をかけて独断専行の国家運営になるだろう事は火を見るより明らかだ、
「三本の矢」も経済界と金持ちを潤わせるだけで中小企業以下、一般市民には輸入価格の相対的値上がりの付けだけ廻ってくる、毛利元就の「三本の矢」とはまったく違って皆が力を合わせれば強い力になるという事とは全く関係が無い話しではあるがどう言うつもりでああ言う言い方をしたのかね、あの御仁は
しかし前回のどたばたもその後のていたらくも民主党には無理だし、その他の党も恐らくは実際に取り掛かれば同じ様な物だろう、原発問題、改憲問題、消費税と国庫の問題、雇用の問題、少子化問題、中韓との外交問題、TPP問題とありとあらゆる問題が山積している、国民の7割以上は貧困に近い状況でも株が上がれば経済的には成功したと言う政党と経営を無視して補償を増やせ、雇用を増やせという非現実的な政党と環境問題と実質経済を同じテーブルで論じる政党やら何を言っているのかわからない連中とか
個別にすれば同調できるが他の政策ではとんでもないと言う事も多い、現実的にいえば確かに自民党が一番政治運営の能力は高いだろうが党首が政策を「我が党の政策」と言わずに「私の政策は」と言っている様ではどうにもなるまい、国民は安倍総理に国家運営を託したのではなく結果的であっても「自民党」と言う政党に託したのだ、其れが政党政治だろう、自民党が本当に力を持っていた頃は良くも悪くも「派閥」と言う対立軸があって互いに牽制してきたのだが今の自民党は其れが見られない、
昔の番長には対抗するグループが有ってそれが一種の統制が有ったが「虐め」の構造は此れが無い、自分が虐められる側に廻るのが怖くて虐める側に廻ると言う陰惨な構造である、
今の自民党はその形に似ているのではないのか?野党にその役目を期待するのは無理なのだろうか、天下を取る事ばかり考えて政争をやっていれば国民は畑を戦場にされて何時までたっても収穫が出来ないのだ、収穫が出来なければ年貢は上がらないと言う事位思い至らないのか、それとも政争痴呆者とでも言うのか
選挙権を遺棄する気は無い、「該当者なし」とでも書いて入れて来ようか