梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

自由経済と言う名の「欲望」

2013-07-31 11:34:20 | 雑記
オスプレイが横田基地に配備されるという記事が出ている。最初の頃、「基地の外ではローターの角度は変えない」と言っていたのは既に無かったかのような振る舞いだ、
無論此れは構造的に無理のある話しだがそれでも「承諾した」と言う以上はそれなりに守らなければならないが守れない約束(契約?)をする事事態日本と言う国をまるで相手にして居ないと言う事だろう、
アメリカ本国では住民の反対があって運行できない基地もが有ると言う、しかし世界で一番危険な基地とアメリカ軍が認めた「普天間基地」では当たり前の様に運行している、
それで留まらず中日米軍基地に全て配備する気らしい、横田はやはり東京のベッドタウンの真ん中にある、アメリカの砂漠の基地とは違うのだがそれでも配備運行を強行している、
日本政府と言う物は日本国民の代表の筈だがどうも対米政策を見る限りアメリカ合衆国大50番目の州知事に見えてくる、
アメリカが世界のスタンダードだというのはアメリカが言っているだけで世界中が認めている訳ではない事は当然の事だ、しかしアメリカ政府は「世界の平和はアメリカが守る」と言う、「世界の平和はアメリカに従えば大丈夫だ」と言う方法で民族の誇りや文化をアメリカンスタンダードに従わせるつもりの様だ、
世界には数多くの民族が居て、その数だけ文化がある、其処には各民族のスタンダードが有る、無論だからと言ってイスリムの女性に対する文化が正当化されるわけではないのだがイスリムの女性が其れで良いと思っていれば其れはその文化であり他国がとやかく言う筋合いではない、イスリムが他の宗教を排斥できない事と他の宗教がイスラム教を排斥できないのは全く矛盾しない、其れが民族の文化であり誇りでも有る。
しかしアメリカと言う国には未だ浅い文化しかない、有るのは強力な兵力とそれに裏打ちされた金融と言う経済だけである。
考えてみれば簡単だろう、「アメリカ国民」と言う人達は間違いなくいるのだが「アメリカ人」と言う人種は居ない、仮に人骨を鑑定してもアメリカ以外は凡そ人種の想定できるが「アメリカ人」と言う想定は有り得ない、
文化は長い時間の記憶の共有が熟成されて「この方法が一番人民の為になる」と各々の地域、人種が育て上げてきたものだろう、世界文化遺産を見ると解るとおりそれは数千年経っても色褪せず存在感を持って其処に有る、今衰退していても其れはあくまで現在の経済と言う括りでの評価であり、もし人間の欲望がこれ程巨大化しなければ恐らく滔々と人類はその文化を教授できたのではないかと思える、
しかし大航海時代に突出したヨーロッパが「フロンティア」と言う侵略を始めそれは際限も無く地球に蔓延し、その代表として「欲望」を国是とした国が出来上がってしまった、
羊は狼にかなうわけも無いが何処かで揺り戻しは来るのではないかと期待している、