福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

NHK2017(11) NHKラジオ2:00amニュースに驚く 紅白の曲名発表だけ

2017年12月23日 05時15分16秒 | コラム、エッセイ
 今朝、NHKラジオ2:00amニュースに驚いた。5分ほどの短い時間であるがすべて大みそかの紅白歌合戦の出場者が唄う曲名の発表、トリを歌う歌手の紹介で占められた。紅白の出場歌手が歌う曲名がなんでニュースなのだ??

 私は基本的にTV、ラジオ共にNHKしか見ないし聞かない。TVの操作は電源を入れ、地上デジのNHKしか選局できない。ラジオは日常的に数ケ用いているが、すべてNHK第一放送に固定している。
 だから、他の放送局の事は一切分からない。だからNHKとの比較は出来ない。

 最近のNHKのニュースには私は不満を感じる。
 一番の不満はドキュメンタリー調の構成が目に余るということである。

 あたかも日本人全体の世論であるかのような視点の置き換え、あるいはそう感じなければおかしい、と思わせるような共感の押し付けが目立つ。
 メディアは先ず、事実だけを淡々と伝えるべきであり、安易に自分たちの考え方、とらえ方をニュース等には入れるべきではない。特にTVは影響力が大きいので一考すべきだ。

 最近、NHK受診料について、家にTVがある者はNHKと受信契約を結ばなければならないと定める放送法の規定を合憲とする判決を言い渡した。特定の個人や国の機関などの支配・影響が及ばないようにするため、放送を受信できる者すべてに、広く公平に負担を求め、公共的放送をするのは合理的だと、大法廷は結論づけた。
 私は情報収拾、趣味の面でもかなりNHKに依存しているので受信料に関しては納得して支払っていた。

 ただ、最近の放送に関して本当に公共的内容なのかという点ではいささか疑問がある。
 NHKという組織と視聴者の間で考えからが大きくズレていないだろうか。少なくとも私とは大きくズレている。

 「紅白」を年末行事のお祭り騒ぎ,ドンチャン騒ぎの番組と割り切れば納得も出来るが、そのバカさ加減、演出も豪華絢爛、人海戦術で呆れる。年々私の紅白の感覚からだんだん遠い存在になっていった。ここ10年ほどはほとんど観ていない。ただ、50年も楽しんで来た番組なので無関心ではいられない。視聴率は今でも40%ほどという。

 紅白は単なるNHKの娯楽番組にすぎない。にも関わらず多方面に影響を与えている。歌手のランキングにも利用されている。
 これを機会にNHK受診料のあり方についても改めて考えたい。
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2 コメント

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NHK受診料・・ (基本理念)
2017-12-27 02:59:52
テレビ診てもテレビに診られてはならぬ意。

ラジオ深夜便で懐かしい歌を聴きます。
Unknown (FUKUDA)
2018-02-14 13:14:47
コメント有難うございました。五輪がはじまってまた出場選手の紹介等で嫌なパターンが繰り返されています。試合前にはそっとしてあげたいものです。

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