福田の雑記帖

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こころと体2022(96)  怒りについて(4) 慢性的怒り感情の抑制

2022年12月06日 05時08分20秒 | こころと体
 怒りの感情はネガティブなものでなく、自身を守るためのポジティブな、重要な感情の原点の一つである。しかしながら、怒りの感情は自分にとっても、人間関係にとっても決して気分のいいものではない。何とかコントロールしたいものである。

怒り、短気のコントロールのし方とは? 直し方は以下の如くだろうか。私が念頭に置いているのは以下である。
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1視野を広くし、寛容性を養う 
 視野が狭い事は、生きている世界が狭くなる最大の原因。その為、寛容な心を養い、柔軟な考え方を身につけるには視野を広げる努力、すなわちいろいろな体験をすることが望まれる。しかし、実行は一般に困難。ならば、勉強で間接的視野を広げることも短気を直す方法の一つ。

 特に、先人達が残した言葉から学ぶのは近道になる。その際にはきちんとメモを取り、何度も何度も繰り返して読み心に刻み込む必要がある。
 小説などを読む、TV、ラジオも新聞もいいだろうがその際もメモを取り繰り返し学ぶことが必要である。

2悪影響を及ぼす人と距離を置いてみる。 
 人間関係に由来するストレスは、社会的繋がり、家庭での繋がりを含め一般的には回避が困難である。その人の存在だけでも許し難い。それほどのレベルならば嫌な人間関係を少し整理してみるしかないが、友人関係と異なり決してうまくいくとは限らないところが辛い。

3他のこと、例えば趣味の世界に没頭する、スポーツなどで汗を流すのもいい。
 職場と家だけという狭い世界で生きていればストレス発散は一般的に困難でイライラを溜めてしまう。その為、そのイライラを発散する自分だけの方法を持つことが短気な性格の直し方の一つ。 

4睡眠をたっぷりとる
 睡眠不足をはじめ、不規則な生活を送っていれば自然とイライラが募ってしまうもの。その為、ただ睡眠をとるのではなく良質な睡眠をとるように工夫が必要。浅い眠りはむしろはイライラを助長する。 
 良い睡眠はただベットに入ればいいと言うものではない。睡眠についても学習、工夫が必要である。不可ならカウンセリングなどの医療に頼るのも方法である。

5孤独にならないよう気のおける相手と対話する
 怒りと孤独は最悪の危険な組み合わせである。
 世の重大犯罪、特に少年事件、若年者の事件は些細な怒りがスタートになっているが、それだけでは犯罪までは至らない。孤独は怒りを恨みにまで成長させる。
 ネットを通じた友人関係は、一般的に助けにならない。

6ネコと話す、スキンシップする
 私の場合の怒り感情の最大の癒しはネコとの対話、スキンシップである。小学校から高校まで13年間一緒に過ごした初代のネコには本当に助けられた。ここ30年は再びネコ達と同居しているが、大いに助けられている。
 話しかけても返事がないのが癒しになる。熟睡しているネコの手を握っているだけでも救われる。
(今いるネコたち このほかにさらに2匹)


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