福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

新時代のホテル??驚くほどシンプルでコンビニ的であった

2007年09月18日 06時45分43秒 | 旅行・出張報告
 今回の出張は二日間にまたがる会議で久々東京に宿泊することになった。
 宿泊希望ホテルとして第一希望の秋葉原ワシントンホテルが満杯のために「京王プレッソイン神田」というホテルが割り当てられた。会場からそう遠くはないが、都内は地図があっても高層ビルのためになかなか目的地につけない。結局タクシーの世話になった。

 「京王プレッソイン神田」は小規模のビジネスホテルという感じで外観は質素、ロビーは明るく清潔感がある。フロントには若い女性が二人立っているだけ。
 驚いたのはチェックイン時に全ての精算を済ませておくシステムで、室料を支払った後はフロントでは金銭の授受は一切しないように徹底的に簡素化されていた事である。
 お茶・カミソリ・歯ブラシ等はフロントの脇のカゴから自由に取っていけばいい。飲食物は自動販売機があり、電話・ビデオの利用はすべてプリペイドカード式となっている。カードの未使用分は簡単に精算出来るとのことである。宅配便発送の取扱いは着払いのみの受付と徹底している。
 従って、チェックアウト時にはフロントに寄る必要もなく、カードキーを回収ボックスに投げ入れるだけなので、待ち時間ゼロ、何にも乱されることなくスピーディーに出来た。
 居室は狭い方の規格なのだろうが、私にとっては大した問題ではない。ペアガラス窓で外の喧噪は少なく、冷蔵庫はサイレント型で室内は随分静かであった。これはとても良かった。更に、パン、コーヒー、オレンジジュースだけであったが、質素な朝食は無料サービスであった。

 要するに一言で言えば、コンビニ調の印象のホテルである。これで人件費を徹底して削減しているとのことで、一泊7700円と都心の中のホテルとしてはとても安かった。
 ここ数年、宿泊を伴う東京出張の際には浅草ビューホテルに決めている。だから、他の施設に宿泊すると驚くことばかりである。2年前には、あるワシントンホテルでフロントに寄らずに自動精算機で宿泊代金を支払うシステムに驚いたが、今回はより徹底した簡素化に驚いてしまった。時代の流れなのだろう。
コメント
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