福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

雪のない冬、こんなでホントに良いの? 不気味である

2007年02月07日 06時27分29秒 | 季節の話題
 昨年は異常な降雪、積雪に悩んだ。今年は一変して異常なほど、ホントに異常なほど雪が降らない。とても嬉しいが、こんな事で良いのか心配でもあり、不気味である。

 今期、今日までの最高の積雪は私のスリッパ通勤で得た感覚からの判断であるが、一晩に僅かに5cm 程度である。早朝、轍のない新雪の中を通って出勤する気分の良さはまだ2-3回しか味わっていない。私の記録を読み返してみると昨年の今頃は連日、あるいは2-3日ごとに4;30am頃から45-60分ほど除雪してから出勤しているし、帰宅してからも夕食前に除雪が必要な日も少なくなかった。土日祭日には1-2時間かけて除雪が不十分な場所や寄せた雪を隅の方に移動していたから、除雪のために費やした時間もかなりのものであった。
 そんな毎日であったが、今年は除雪のために費やした時間はゼロである。除雪機の登場はまだ一度もないばかりか、雪かき用のスコップも一度も握っていない。通勤は未だにスリッパであるが、特に不便を感じていない。車には積もった雪を排除したりガラス面から雪や氷を削りとるための棒状の道具は冬の必需品で、勿論、積んではいるが一度も使われていない。第一、一台は未だに夏タイヤのままである。出勤とかで時間を要するときはダメだが、買い物とかの場合には全く問題ない。

 とにかく今年は異常である。それが都合の良い方に異常だから本心はとても有り難い。これほど徹底して降らないと、シベリア付近から日本海には寒気団が南下し、予報では秋田も20-50cm程の積雪が予想されると予報があっても、全然その気にならない。多分降らないだろう、と心配していないし、現実にその予想が外れたこともない。

 きちんとした統計ではどうなっているか定かではないが、ご高齢の患者達もみんなこんな冬は初めてです、と例外がない。雪国特有の、雪を楽しみながら春を待つ小正月行事もほとんどが影響を受けているようで山からダンプで雪を運んだりして何とか行ったとか、中止したとかの話題がニュースになっている。

 こんなでホントに良いのか?春の農業用水は大丈夫か?リバウンドで冷夏にならないか、などなど、嬉しい気持ちと裏腹な心配もあり、通勤の朝夕毎に空をながめている。
 ここ数日の日差し、月影、雲の動きにはもう春の息吹が感じられる様になってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする