Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

走行距離100万キロを目指して!⑥【完成】

2021年11月17日 21時16分00秒 | タイで車に乗る

走行距離100万キロを目指して!④【荷台の取り外し】


の続き。

8日の月曜にようやく塗装が終わり、既に完成している荷台(の屋根と囲い)を取り付ければ一連の車の修理は終わりだが、9〜10日は娘のワクチン接種へ学校がある県まで移動。
荷台(の屋根と囲い)を取り付けると、車高が2.6mになって立体駐車場へも入らないし、空気抵抗が大きく重い車で遠くまで走りたくないので、取り付けずに行った。
百数十キロの荷台(の屋根と囲い)が無いと、ブレーキの効きは良いし、加速も良いし、カーブやUターンのロールも気にならなく、ショッピングセンターの駐車場はどこでも入る。
家業の配達や資材の仕入れは荷台無しだと難しいが、普段の足にするなら普通の車が良いなと思った。

荷台の修理を頼んだお店へ11日の朝に電話を入れると、今からおいでと言われたので直行。
車へ載せる前に修理した部分のチェック。

荷台前方右側の屋根との接続部。
古いパイプフレームが完全に腐っているので、別のパイプを添えて溶接。左は錆びても穴は無いが、同様に施工。

こちらは荷台(屋根と囲い)の最下部で、この下のL形鉄骨と車体の荷台がボルトで接続される。
片側4本のパイプフレームだが、一番前と一番後ろのパイプ計4本が腐り。これも短いパイプを溶接した。
荷台の後ろの扉の南京錠を通す金具も摩耗が激しいので、左右で2個交換。思い違いもあるので、手直しが簡単な内に早めの確認。

取り付けは外した時と同様に荷台をジャッキで吊った下へ車を入れて接続。
ボディとボルトで接続する時に、ボディ側へワッシャー(座金)

を入れないでやろうとしているのを見つけ、ナットだけでは力が掛かった時にボディを抜ける恐れもあるので、ワッシャー(座金)を入れる様に頼んだ。
基本通りにしっかり仕事をする人は多いが、中には外から見えない部分で手を抜いて楽に作業をしようとする人もいるので、店任せにせず大切な部分は自分で確認すべきだ。
ボディ側へのナットの取り付けは荷台カバーの中であり、ロープフックを外した小さな穴の中の作業。片手の指しか入らないので、そこへワッシャーを入れてナットを締めるのは、少し器用でないと無理。
私がやった時は人差し指の上へナットを載せ、その上へワッシャーも載せてから落とさない様にそっと穴へ入れてボルトの先へ当てて締めたが、若い職人は何度か失敗して落とした後に、ナットとワッシャーを接着剤で着けてから入れていた。指へも接着剤を塗るともっと簡単かも?www
左右合わせて8本のボルトで留め、ボディとの接続面へ外側からゴム系の防水剤を塗って作業終了。
工賃は2千バーツだった。
お店を出ると早速植込み材のココナツ殻を頂きにいつもの食品加工所へ。荷台を満載にして帰宅した。

最後に今回の整備のまとめ。
エンジンのインジェクター(燃料噴射装置)と燃料ポンプとターボの分解洗浄と点検が6000バーツ。燃料フィルターの交換が250バーツ。
屋根、Aピラー、ボンネット、右前ドアの塗装が5000バーツ。
荷台の屋根と囲いの取り外しと取り付けが1000バーツ。パイプフレームの錆びた部分6ヶ所の補強と施錠用の金具2ヶ所の交換で1000バーツ。
合計13250バーツ(5万円弱)でここまで修理出来た。
日本だとインジェクター(燃料噴射装置)の洗浄一式で5万円を超えるそうだ。

年末で丸15年になり、現在の走行距離が57万キロ弱。そろそろ60万キロなので、約30万キロ弱が寿命なクラッチやウォーターポンプが2度目の交換時期になる。サーモスタットも寿命の前に交換したい。樹脂部分が朽ち始めたのか、一番上の配管との接続部分のパイプが折れ、接着剤でつけて誤魔化しているラジエーターもヤバいかも?それに15万キロ交換のタイミングベルトと補機ベルトも重なって来る。
あと一年だと思うので、資金を準備しなければ。w

もう一つ気になるのがブレーキ。日本だと車検時にカップキット(シリンダー内のゴム等)を交換したりだが、私の場合はブレーキパッドやブレーキシューを55万キロで交換しても、ブレーキペダルを足で踏んだ力を油圧へ換えるマスターシリンダー、その油圧を車輪のブレーキへ伝えるブレーキホース、油圧から前輪のブレーキディスクを挟む力に換えるブレーキキャリパー、後輪のドラムブレーキへシューを押し付けるホイールシリンダー等の整備をしてなく、オイル交換へ行く整備工場でも漏れの点検はやってくれるが、漏れる前に交換する話は無い。
私の想像だけで確認してないが、タイだと液漏れを起こしたり故障しなければ交換しないのかも?
ゴム部品が多いので、そろそろではと私は思っている。ネットで調べると、5千バーツと高価なマスターバックは置いて、これまた高価なブレーキキャリパーはピストンをオーバーホールし、他は新品と交換で合わせて1万バーツ前後で出来そう。
オイル交換をお願いしているいつもの整備工場でもやってくれそうだし、ブレーキ修理専門の業者も見つけている。

こういう話を1度に妻へすると、やはり古い車へ勿体無いから買い換えようと言われそうなので、妻の懐具合と相談しながら、ぼちぼち小出しにやっていくつもり。
ヒモ亭主が旧車趣味を始めるのは、なかなか大変だ。w












コメント (2)