7月末に車のエアコンが動かなくなってエバポレーター(車内側の熱交換器)を交換し、しばらくすると車内で時々「プー!」とオナラの様な音が鳴り始め、ネットで調べるとエキスパンションバルブ(エバポレーター内へ冷媒を噴射するノズル)が原因らしいと判ったが、音を気にしなければ特に問題無いらしく放置しておいた。
ガスを完全に抜くと配管内へ圧縮空気を入れ、エンジンルーム内のエアコンのコンデンサー(凝縮器)やコンプレッサー(圧縮機)や配管へ石鹸水を塗って探すがガス漏れは見つからず、圧縮空気の圧力も下がらない。今は漏れてないって事だ。
ダッシュボードを全て取り外すので、最低でも3時間コースだ。
上の写真がカーエアコンの室内機。
室内機内のエバポレーターとエキスパンションバルブを取り出して圧縮空気を入れて圧力計を眺めるが、全く変化無し。そのまま水へ浸けても泡も出ない。
ラジエーターの前にあるコンデンサーも取り外し、洗浄後に圧縮空気を入れて漏れを探すが見つからず、
コンプレッサーを調べてようやくビールの泡くらいに小さな泡が出るのを発見。
交換するコンプレッサーの箱。検索するとアリババが引っ掛かるので、中華部品だろう。日本で純正品を買うと5万円〜だそうだ。
夜の7時を過ぎて暗くなったので、職人4人で急いで取り付け。真空引き(エアコンの管路内の空気抜き)をして冷媒を入れて作業終了。
10月に入ってオナラwの頻度が減り、中旬には完全に鳴らなくなったので自然に直ったと喜んだのだが、乾季に入って日差しが強くなるとエアコンの効きが悪いのに気が付いた。
一応は少しだけ冷たい風は出るので、前席で風に当たれば涼しいが、車内の温度は高めだし、エアコンの排水も普段より少ないので故障と判った。
いつも行く車の電装系専門の整備業者へ行くと、冷媒の高圧側の圧力が低く、ガスが抜けていると判明。
ガスを完全に抜くと配管内へ圧縮空気を入れ、エンジンルーム内のエアコンのコンデンサー(凝縮器)やコンプレッサー(圧縮機)や配管へ石鹸水を塗って探すがガス漏れは見つからず、圧縮空気の圧力も下がらない。今は漏れてないって事だ。
私は数週間前に車内が薬臭かったのを思い出し、同じ時期にオナラも止まったのを職人へ伝えると、車内のエバポレーター(熱交換器)を取り出す事になった。
ダッシュボードを全て取り外すので、最低でも3時間コースだ。
上の写真がカーエアコンの室内機。
赤い矢印の部分でエンジンルーム側と冷媒のやり取りをしており、周囲が濡れているので触るとヌルヌルしていた。
カーエアコンの冷媒へは潤滑油が混ぜてあり、冷媒が漏れた時に出た油だと思ったが…
室内機内のエバポレーターとエキスパンションバルブを取り出して圧縮空気を入れて圧力計を眺めるが、全く変化無し。そのまま水へ浸けても泡も出ない。
ラジエーターの前にあるコンデンサーも取り外し、洗浄後に圧縮空気を入れて漏れを探すが見つからず、
コンプレッサーを調べてようやくビールの泡くらいに小さな泡が出るのを発見。
職人はこれだと言うが、隙間に残っていた泡かも知れず、エバポレーターとエキスパンションバルブ付近に漏れていた潤滑油が気になる私。今回初めての冷媒漏れなら言い切れるが、3ヶ月前に漏れた油の可能性もあり、断定出来ない。
コンプレッサーは古くて動作音が騒々しいので交換しても良いが、再発して室内機をまた取り出すのは大変なので、オナラの原因と思われたエキスパンションバルブも追加して交換するのを指示。
職人も少し不安だったのか接続部のOリング(ゴムパッキン)を全部交換すると言ってくれた。
交換するコンプレッサーの箱。検索するとアリババが引っ掛かるので、中華部品だろう。日本で純正品を買うと5万円〜だそうだ。
夜の7時を過ぎて暗くなったので、職人4人で急いで取り付け。真空引き(エアコンの管路内の空気抜き)をして冷媒を入れて作業終了。
代金はコンプレッサーが4千バーツ、エキスパンションバルブが3百バーツ、工賃が3百バーツの合わせて4千6百バーツ。冷媒のフロンガス代や取り替えたエアコンのフィルター代も取ってないし、職人二人で半日掛かった工賃が3百バーツなのは安過ぎで、私の試算より2千バーツ近く安いが、前回のガス抜けから3ヶ月後の再発だからサービスしてくれたのだろう。
日本だと十万円は掛かりそうな修理が、中華部品を使ったとはいえ1万五千円で済んだのは嬉しかった。
タイでは中古車が高いので次々と買い換えるのが得だと聞いているが、地場の業者を使うと修理費が安いので、車を直しながら長く使うのも良いかも知れない。
他人から見ればボロ車かも知れないが、私は愛着があるので長く付き合うつもりだ。