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タイの大学へ行くといくら掛かる?

2018年09月28日 00時52分00秒 | タイで子育て
息子が大学へ入学してそろそろ2ヶ月。タイの大学へ行くといくら掛かるか、判る範囲で書いてみる。

先ずは制服。制服は長袖のシャツと長ズボンに体操服とネクタイ・ベルト・革靴。シャツとズボンは2つ購入して全部で3千バーツ程度。

住居は大学敷地内の寮だと千バーツほどらしいが、息子が同級生の部屋を見に行くと、10平米ほどの部屋へ4人と狭く、当然エアコンは無しで壁はベニヤ板だったそうだ。息子は大学へ隣接した半官半民のエアコン・送迎付きな寮で、これも4人部屋で月2千3百バーツ(電気・水道別)。入寮時に前払いの寮費と保証金(1ヶ月分で退寮前最後の寮費に充当)と保険料で初回に7千バーツ弱払った。アパートだと4千バーツくらいから。チュラ近辺等の都心部で8千バーツから有るそうだ。息子の友達はお金持ちで、大学近くへマンション購入。ああ裏山椎。

大学への学費は前期分の初回納入が1万7千バーツ弱。これは同じ国立でも大学によって1万~2万バーツ程度と幅がある。特別(二部)やインターコースだと更に割高だし、外国人は別料金。成績が一定レベル以上だと減免も有るそうで、我が家の家計を知っている息子は「安くする」と頑張っている。

教科書は全部○ピーで済ませたそうで、千バーツ程度。買えば洋書だと1冊7千バーツだそうで、先生から借りて○ピーとか?w。
【追記】コピー代や持ち歩く荷物を考えるとiPadと専用ペンを買うのが正解。教科書をファイルで貰ってiPadで読んだり書き込んだりする。
入り直した大学(チュラ)ではそれが普通。聞いた話ではタマサートもそうらしい。某附属校へ通う娘も科目によってはそれが普通だそうだ。
大学の学生証があれば学割でかなり安くなり、ワイヤレスイヤホンもプレゼント。本体は1万バーツ強で買え、ケースやペンを含めても1万5千バーツ程度。
レポートやプレゼンが多いなら、別にノートパソコンもあると便利。(2022.2.27追記)

食事は飲み物まで入れて1回60バーツ程度。息子の様に大食いでなければもう少し安い。生活費として週に2千バーツ送っているが、エアコンを使えば電気代が月に5百バーツ、洗濯代も月5百バーツ掛かったりで、それほど余裕は無い筈。
息子はビデオの塾に加えて日本語の家庭教師を始めたが、リアルに教えると時給は3百バーツくらいから貰えるそうだ。

週2千バーツの月換算で約8千6百バーツ。これに寮費の2300バーツを加えた、1万9百バーツが1ヶ月の仕送り額になる。

息子が高校生の時の小遣いと塾などの教育費を合わせると月平均で1万バーツ程で、夜間の塾の送迎で使う燃料費等を考えると大学への学費を入れてほぼ同じくらい。負担が大きくならないでホッとした。

参考までに書いておくが、医療費は息子の大学へ併設された軍の医学校(?)で受診すると薬代のみ。医学部がある大学だと同様では? 先日は徹夜の連続で倒れて寮の先生が病院へ連れて行って下さったが、国立病院の救急で無料。タイの国民健康保険(俗に言う30バーツ医療)は住民登録した場所の国立病院へ加えて出先の病院でも使えるように出来るらしい。


さて本題は済んだのだが、そろそろ10月。え~もう1年経ったのと思うが大学入試がボチボチ始まる。昨年に息子が最初に受験したのはタイのセブンイレブンでお馴染みのCPALLが設立した大学。最初は面接の練習にと息子は受験したが、学費の8割減免付きで工学部へ合格。息子が合格した学科の定員は十名だった。1年の半分はインターンで給料を頂きながらCPALLグループで働き、卒業後に希望者はCPALLグループで雇用していただけるそうで、周囲の薦めもあって息子は行く気だったが、私が許さなかった。定年まで働くなら別だが、私に似た息子が定年まで働く訳がない。だいたい大企業に向いてないw。CPALLグループを出たら「それどこの大学?」って言われるんだぞと説得したが、実は自動車のMG、通信のTRUE、計画中の航空会社、流通のセブンイレブンやマクロとグループ会社で即戦力になる人材を育成している知る人ぞ知るって大学で、タイでは超大企業なCPグループで働きたい人には人気の大学。昨年のUP校の大学合格第一号でもあったのだが、息子が行かないと聞いて勿体無いと言う人が多かった。興味がある人は早めに学校の進路相談(ネネオ)の先生と相談を。

少し前にナリカーさんのブログで紹介されていたタイの大学ランキング。人材紹介会社のキャリアリンクタイランドさんがRANKING WEB OF UNIVERSITIES内にあるThailand(World Rank)を参考に作られたもの。
学部や学科によって違うが、私が息子の進路について調べた各大学の難易度と近いので張っておく。一昔前はタイの大学と言えば「チュラ・タマ」だったが、最近はマヒドンが人気で、続いてチュラ。それから地元志向が強いのかチェンマイやコンケンが上位へ来ている。
それと気をつけなくてはならないが、私が以前息子が志望する理学部の考査に使う科目の平均点を使って、参考までに大学入試共通試験の平均点の学生が合格する大学はこの辺と紹介したが、それが15位のマハーサラカーム大学。
タイは上が薄く、下が厚い印象で、例えばウドンタニ周辺だと、公立学校の教員を目指すなら、最低でもマハーサラカーム大と言われている。息子から聞いた話では、ウドンタニラジャバット大の教員採用試験合格率は1%程度らしい。
大学進学を目指すなら、このランキングの15位前後を滑り止めにして本命は上を目指したいところだ。




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