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善悪よりも利益を優先する生徒はこのくらい。カンニング!

2018年02月24日 00時34分57秒 | タイで子育て

左の写真は、先日卒業式を済ませた後に実施された(変でしょ?w)英語の学年末試験の息子のクラスの得点一覧。
1から54までが出席番号で、赤ペンで書いてあるのが得点。30点満点で10点から28点までいる。
出席番号が赤丸で囲ってあり、得点欄が--となっているのがカンニングと判定された生徒。54名中26名がカンニングと判定されており、クラスのほぼ半数がカンニングをしたのだ。
息子がテストを配布したそうで、配布しながら設問を見ると、設問や択一する回答の順番が入れ替えてあるのに気がついたので、「お前らカンニングするなよ!」と言いながら配ったそうだが、息子の忠告は無視してカンニングしたのだろう。成績が良い生徒が解答を教える役目であり、教えないと断るとクラス内で無視されたりの罰則付き。息子は断ってしばらく無視された事もあるそうだ。解答の伝達はメモだったり、小声で伝えたり、「肘をつく」「足を組む」等の動作が択一解答の番号と組み合わされたりらしい。
定期試験の度にカンニングが摘発されており、中には同じ問題を多くの生徒が間違えたりで怪しんでも、証拠が無くて先生が手出しできない事も多い。そこで最後の試験はしっかり対策した試験が行われたのだろう。26名はしっかり絞られた上に再試験だろう。

私が高校生の時も毎週月曜に国語のミニテストがあり、得点の3割が通知表へ反映されたので必死。多くは詩や小説の一節の暗記や漢字のテストだった。暗記が大の苦手だった私は、毎週日曜の午後にテスト対策をやっていたが、同じクラスのYは生徒指導の先生の自宅に石を投げ込むような奴で、ロクに勉強もしないのに毎回満点。糞!と思って机を見れば、鉛筆でしっかり書き込んでいた。
翌週の試験開始前の休み時間にYの机を見に行けば、やはりまたしっかり書き込んでいたので消しゴムで綺麗に消してやった。試験が始まるとすぐに「あー!」と大きな声をあげたY。監視していた先生から「どうした?」と訊かれ「いや何でも無いです」と答えているのを聞いて、可笑しくて私の肩がピクピク震えた。試験が終わると「俺にそんな事をするのはお前しか居らん」と来たが、しらを切ってやった。www
その頃から学校側も机に書いてのカンニングに気がついたらしく、試験時だけ席替えするようになった。

私の場合はお馬鹿高校なのでそんなものだと思っていたが、進学校の生徒がこれだけ大規模にカンニングするとは驚いた。タイだと入試でも組織的に機材まで使ったカンニングが摘発されて報道されることもある。



この風景は決して大袈裟では無いのだろう。国の将来を考えると何とも悲しい話だ。

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