<注意>今回の記事は私の尿の写真がある。他人の尿を見たくない人は読まないように!
またダラダラ長々と書いている割に中身が無いので了承願いたい。
記事はもう少し下から。
2016年04月28日の記事「健康に気をつけたつもりが・・死を招く?(ゾ~っとする話((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル)」から始まって、「タイで住民登録すれば(黄色いタビアンバーンの取得)、タイ王国の健康保険がある」、「まな板の上へ乗ってきた」と続いた私の血尿騒動だが、ようやくその原因が見つかったので書いてみる。
血尿が始まって以来、私が原因として一番怪しんでいたのはビタミン剤で、飲む度に翌日に血尿が出るので、医師から否定されても怪しみ続け、ビタミン剤を決して口にせず、減塩の菜食を続けて血尿が出なかったのだが、6月10日金曜の夕方から尿の色が濃くなり、11日土曜の朝一で尿の検査へ行けば、赤血球と微量の蛋白を検出。「他に症状のない血尿は癌の可能性」というのを思い出し、ガーン!!!と思いっきり落ち込んで妻へ伝えると、また涙ぐんで「私はどうやって生きていくの?」と言われる。財産は全部やって使い果たしたし、私の価値は便利な運転手・主夫・用務員・警備員・ストレスの捌け口くらいなのだが、まだ少しは必要らしい。
今回は普段と何が違うか考えてみると、8日から喉が痛くてニューキノロン系の抗生物質を飲んでいる。2014年10月の骨折の時に血尿らしいのが出ているが、その時は人工呼吸器で傷付けられたのか、風邪をひいたのか、喉が痛いので同じニューキノロン系の抗生物質を飲んでいる。ソンクランの濃い色の尿の時も、風邪をひいて同じ薬を飲んでおり、濃い尿が出た後も膀胱炎を怪しんで同じ薬を飲み続けた。しかり5月17日の時は、喉も痛くなかったし、抗生物質も飲んでない。風邪等によるIgA腎症や抗生物質の副作用による間質性腎炎も疑ったが、5月の血尿は説明できないのだ。
もし血尿の原因が癌だったら、私のような素人がネットの情報を読みながらアレコレ考えている間にも癌は成長を続け、取り返しがつかなくなる可能性もある。さっさと病院へ行こうと思った。
13日月曜の朝に国立ウドンタニ病院へ行くと、泌尿器科の医師は金曜しか居ないと妻が言う。それなら仕方ないと帰宅したが、昼には茶色い尿が出る。病院の駐車場が満杯で、近くの公園へ停め、しかも2往復したので出血が強く出たようだ。尿の色が濃くなり出血が認められる時に体を動かすと、尿の色が更に濃くなる。だからこの2週間安静にしていたのだが、今回は仕方がない。

左の写真のように尿の量は少ないし、ウーロン茶の色をしている。右側は同じ尿を1時間半置いた後の写真。見易いように下からライトで照らして撮影したが、血液が凝固して沈殿もしてないし、茶色い尿の中へ雲のように白い物(血液?)が浮いている。
ウィキペディアの血尿のページを読むと、尿の出し始めに血が混ざるのは膀胱から下側、後半に血が混ざるのは膀胱、最初から終わりまで血が混ざるのは膀胱から上の出血である傾向だそうで、今回の尿も最初から終わりまで濃い色なので、腎臓もしくは腎臓から膀胱までの尿管が疑わしい。また尿中の血液が凝固しないのは腎臓の糸球体(フィルタ部分)からの出血で、凝固するのはそれより下部からの出血だそうだ。今回は凝固してないので糸球体からの出血かも知れないが、出血量が少なければ目で見て判るほど凝固しないかもしれない。もう一つの判別方法は、糸球体からの出血の場合は糸球体を通過する際に赤血球が破損するため不均一赤血球や赤血球円柱が認められるそうなので、それを判別してもらおうと検査専門の病院へ尿を持ち込んだ。
検査結果はやはり血尿。気になる赤血球は壊れてないそうだ。こうなると腎臓の糸球体(フィルタ)より下部の出血だろう。検査専門病院の管理職の方が尿を見て、こういう尿は腎臓内の炎症(含む癌)が多いと言われ、本当に焦った。国立ウドンタニ病院が駄目なら他の病院だなと思い、ウドン病院で看護士をされている友人に妻が電話。友人によるとウドン病院へ泌尿器科医は何人か居られるそうで、今日も診察の日だったとか。今日居ない泌尿器科医は私の主治医であって、他の泌尿器科医は居られたのだ(全くマヌケな妻)。ウドン病院の泌尿器科医の一人がやられているクリニックを教えて貰い、夕方から開くので子供達を家へ連れ帰った後に、改めてムアン(県の中心街)へ出てクリニックへ向かう。
事前に確認したクリニックの営業時間は20時までだったので、19時前にクリニックへ。駐車が難しく、少し離れた場所へ停めてクリニック前の道路を横断したら、クリニックの電動シャッターが閉まり始めた。中を覗いても人の姿は無し。全く運が悪い。検査専門病院でもう一軒教えて貰っていると妻が言うので、もう一つのクリニックへ。20時前だったが、開いていてホッ。
遅いからか私以外に患者はなく、すぐに中へ。この日の血液検査の結果を見せ、ウドン病院で行った超音波検査と前立腺の触診に異常がないのを伝えた。「オカシイですね、もう一回調べましょう」と言われ、ベッドの上で超音波検査のやり直し。へそのところで見て、右脇、左脇へ来たところで手が止まった。「あっ!石がありますよ」
そう。クリニックより信頼できるだろうと行ったウドン病院の超音波検査で見つからなかった石が見つかったのだ。後から考えれば、体内への滞在時間が長く、血尿が出ても良い筈の朝一番の尿はいつも色が薄く、血尿は一度も無かった。寝ているので石が動かなかったのだろう。
やれやれこれで癌じゃないと私は思ったが、石が見つかっても私の膀胱へ癌がないとは言えない。この時私は知らなかったが、妻が医師と相談して膀胱鏡検査もやることにしたらしい。膀胱鏡検査をやる設備を持つクリニックはウドンへ無いそうで、検査はクリニックの医師が勤務するウドン病院。「膀胱鏡検査もしといた方が良いけど、待つと長いから早くする?」と聞かれ、何かよく分らないまま「そうか」と答えたら、15日水曜の膀胱鏡検査決定。検査料はウドン病院へ当日支払うそうだが、特急料金4千バーツと今回の診察料3百バーツはクリニックへ支払い。
帰宅する車の中で「ウドン病院で見つからない石が簡単に見つかるのって変じゃない?」と言う私。「タイだと癌でもないのに癌だと言って手術する医者も居るらしいよ。特急料金を請求するような医者を信じて良いのかな?」と妻へ言うと、妻も不安になったらしく、翌日別の病院で再検査することにした。
翌朝は少し早起きして病院探し。最初は妻の友人が教えてくれたクリニック。グーグル・ストリートビューで病院の前に書いてある営業時間を見ると、昼と夕方の営業。もう一軒見覚えがあると言うので探すとBIG-Cの近くにあった。子供達を学校へ送った後にBIG-C近くのクリニックへ行くと、透析専門。朝から通し営業のクリニックで超音波検査機を持っているところ・・・息子の友人のお父さんのクリニックがあると妻が言うので行くと、看板へ腎臓の絵が書いてある。受付で診察を申し込むと、超音波検査は昼にウドン病院の医師が来てやられると聞いて、一度帰宅。昼前に再度行って、「ウドン病院で見つからない石が、別の病院であると言われたので、再検査して欲しい」と伝えた。前日に石を見つけた医師は、石の数もサイズも教えてくれなかったので、それも教えてくれるようお願いした。
医師は内蔵を一通り見たようだが、ヘソの周りから、右横腹、左横腹と来ても石が見つからない。伏せるように言われて、背中から調べて・・・

超音波検査の画像が2枚並んでいるが、左の画像の中心に白く横へ広がっているのが石。下が黒く影になっている。1つだけだが、24ミリあるそうだ。ネットで調べると、8ミリくらいまでは水を飲んで縄跳びしたりで自然排出が期待できるそうだが、24ミリは出そうにない。石を出す処置が必要だ。超音波検査料は4百バーツで、診察料190バーツ。ウドン病院で2週間の順番待ちをして、検査料を7百バーツ払ったのは何だったのだろうか?どうしても公的保険を使いたい人は別にして、病気の診断はクリニックを活用すべきと思った。
15日水曜はウドン病院で膀胱鏡検査。受付で診察を申し込み、クリニックで医師から渡された検査もメモを看護士へ見せたら全て判るように手配されており、一般の診察とは別扱い。トイレで尿を出してくるように言われ、しばらくすると検査室へ案内された。ズボンとパンツを脱ぐと、妻がお産で使ったような診察台に載せられ、手足を軽く留められて消毒開始。もう一人の看護士が入って、麻酔薬が入ったヌルヌルのローションを「息子」へ注入。ネットで調べると膀胱鏡は、昔からある硬いのと、最近使う柔らかいのがあるそうで、硬いのは非常に痛むそうなので妻へ材質を尋ねさせると、答えは「ステンレス」。ゲ!硬い奴だと今頃気付くが、もう遅い。看護士が「息子」へ差し込む膀胱鏡を消毒するのを見てビビりまくる。
「息子」へ入れた麻酔薬ローションが奥で僅かに染みるのが分からなくなる頃に医師が入って来て検査開始。手足を動かさないように、腹へ力を入れないように言われて、膀胱鏡が差し込まれる。「息子」の竿部分を通過中に痛みは無かったが、前立腺を通すのは強く染みるように痛む。膀胱鏡は2重構造になっており、パイプ状の外側の内にカメラの付いた管を入れ、そのカメラの付いた管を動かして膀胱内を見る。2つほど古い傷の跡のように見えたが、特に問題無いそうで、5分程度で終了。一応確認しますねと言われて、尻から指を突っ込まれてグリグリされる。今日は前後二穴攻撃。(T_T) どちらも異常ないそうだ。癌でなくて良かった。\(T_T)/ しっかり水を飲むように言われて検査室を出た。
思っていたほど痛くなかったと喜んだが、本当の怖さを知ったのはそれから。会計と薬を待つ間に「息子」の奥が痛み始め、トイレへ行くと激痛の後に真っ赤な血尿。小便が漏れそうな感覚が続き、トイレへ行っては激痛と血尿のポタポタが30分くらい続いた。
国立ウドン病院への検査と薬(抗生物質)の代金は2106バーツ。医師への特急料金4千バーツを合わせて、6106バーツ。特急料金は順番抜かしの賄賂かと思っていたが、医師の診察日でもなく、本来とは違う時間帯に検査室を使って人も配置して検査している。その為の特別料金らしい。ウドン病院で看護士をする妻の友人へ医師の評判を尋ねると、腕の良い優秀な医師だと教えられた。既に血尿の原因である石が見つかっており、急ぐ検査では無かったのだが、妻は心配で眠れなかったそうで、早く検査してしまいたかったようだ。
帰宅しても小便へ行く度に激痛と真っ赤な血尿が続き、尿へ色が着いても真っ赤な血を見なくなったのは22時過ぎ。やれやれだ。
体内で育った石をどうするかは、来週の中頃にクリニックで話すそうだ。新学年が始まって、子供達の学費をようやく払い終わったところなのに、次は私の治療費。恐らく体外から衝撃波を使って石を砕くだろうが、さていくらと言われるやら?ネットで調べると日本なら全額実費で30万円。3割保険で9万円。タイの公立病院を外国人向け業者を通して6万バーツ(20万円弱)。私立病院だと4千ドル(40万円ちょい)の広告もある。私は医療保険へ入ってないので、当然全額実費。参ったなあ。
貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。
海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。
タイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。
またダラダラ長々と書いている割に中身が無いので了承願いたい。
記事はもう少し下から。
2016年04月28日の記事「健康に気をつけたつもりが・・死を招く?(ゾ~っとする話((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル)」から始まって、「タイで住民登録すれば(黄色いタビアンバーンの取得)、タイ王国の健康保険がある」、「まな板の上へ乗ってきた」と続いた私の血尿騒動だが、ようやくその原因が見つかったので書いてみる。
血尿が始まって以来、私が原因として一番怪しんでいたのはビタミン剤で、飲む度に翌日に血尿が出るので、医師から否定されても怪しみ続け、ビタミン剤を決して口にせず、減塩の菜食を続けて血尿が出なかったのだが、6月10日金曜の夕方から尿の色が濃くなり、11日土曜の朝一で尿の検査へ行けば、赤血球と微量の蛋白を検出。「他に症状のない血尿は癌の可能性」というのを思い出し、ガーン!!!と思いっきり落ち込んで妻へ伝えると、また涙ぐんで「私はどうやって生きていくの?」と言われる。財産は全部やって使い果たしたし、私の価値は便利な運転手・主夫・用務員・警備員・ストレスの捌け口くらいなのだが、まだ少しは必要らしい。
今回は普段と何が違うか考えてみると、8日から喉が痛くてニューキノロン系の抗生物質を飲んでいる。2014年10月の骨折の時に血尿らしいのが出ているが、その時は人工呼吸器で傷付けられたのか、風邪をひいたのか、喉が痛いので同じニューキノロン系の抗生物質を飲んでいる。ソンクランの濃い色の尿の時も、風邪をひいて同じ薬を飲んでおり、濃い尿が出た後も膀胱炎を怪しんで同じ薬を飲み続けた。しかり5月17日の時は、喉も痛くなかったし、抗生物質も飲んでない。風邪等によるIgA腎症や抗生物質の副作用による間質性腎炎も疑ったが、5月の血尿は説明できないのだ。
もし血尿の原因が癌だったら、私のような素人がネットの情報を読みながらアレコレ考えている間にも癌は成長を続け、取り返しがつかなくなる可能性もある。さっさと病院へ行こうと思った。
13日月曜の朝に国立ウドンタニ病院へ行くと、泌尿器科の医師は金曜しか居ないと妻が言う。それなら仕方ないと帰宅したが、昼には茶色い尿が出る。病院の駐車場が満杯で、近くの公園へ停め、しかも2往復したので出血が強く出たようだ。尿の色が濃くなり出血が認められる時に体を動かすと、尿の色が更に濃くなる。だからこの2週間安静にしていたのだが、今回は仕方がない。

左の写真のように尿の量は少ないし、ウーロン茶の色をしている。右側は同じ尿を1時間半置いた後の写真。見易いように下からライトで照らして撮影したが、血液が凝固して沈殿もしてないし、茶色い尿の中へ雲のように白い物(血液?)が浮いている。
ウィキペディアの血尿のページを読むと、尿の出し始めに血が混ざるのは膀胱から下側、後半に血が混ざるのは膀胱、最初から終わりまで血が混ざるのは膀胱から上の出血である傾向だそうで、今回の尿も最初から終わりまで濃い色なので、腎臓もしくは腎臓から膀胱までの尿管が疑わしい。また尿中の血液が凝固しないのは腎臓の糸球体(フィルタ部分)からの出血で、凝固するのはそれより下部からの出血だそうだ。今回は凝固してないので糸球体からの出血かも知れないが、出血量が少なければ目で見て判るほど凝固しないかもしれない。もう一つの判別方法は、糸球体からの出血の場合は糸球体を通過する際に赤血球が破損するため不均一赤血球や赤血球円柱が認められるそうなので、それを判別してもらおうと検査専門の病院へ尿を持ち込んだ。
検査結果はやはり血尿。気になる赤血球は壊れてないそうだ。こうなると腎臓の糸球体(フィルタ)より下部の出血だろう。検査専門病院の管理職の方が尿を見て、こういう尿は腎臓内の炎症(含む癌)が多いと言われ、本当に焦った。国立ウドンタニ病院が駄目なら他の病院だなと思い、ウドン病院で看護士をされている友人に妻が電話。友人によるとウドン病院へ泌尿器科医は何人か居られるそうで、今日も診察の日だったとか。今日居ない泌尿器科医は私の主治医であって、他の泌尿器科医は居られたのだ(全くマヌケな妻)。ウドン病院の泌尿器科医の一人がやられているクリニックを教えて貰い、夕方から開くので子供達を家へ連れ帰った後に、改めてムアン(県の中心街)へ出てクリニックへ向かう。
事前に確認したクリニックの営業時間は20時までだったので、19時前にクリニックへ。駐車が難しく、少し離れた場所へ停めてクリニック前の道路を横断したら、クリニックの電動シャッターが閉まり始めた。中を覗いても人の姿は無し。全く運が悪い。検査専門病院でもう一軒教えて貰っていると妻が言うので、もう一つのクリニックへ。20時前だったが、開いていてホッ。
遅いからか私以外に患者はなく、すぐに中へ。この日の血液検査の結果を見せ、ウドン病院で行った超音波検査と前立腺の触診に異常がないのを伝えた。「オカシイですね、もう一回調べましょう」と言われ、ベッドの上で超音波検査のやり直し。へそのところで見て、右脇、左脇へ来たところで手が止まった。「あっ!石がありますよ」
そう。クリニックより信頼できるだろうと行ったウドン病院の超音波検査で見つからなかった石が見つかったのだ。後から考えれば、体内への滞在時間が長く、血尿が出ても良い筈の朝一番の尿はいつも色が薄く、血尿は一度も無かった。寝ているので石が動かなかったのだろう。
やれやれこれで癌じゃないと私は思ったが、石が見つかっても私の膀胱へ癌がないとは言えない。この時私は知らなかったが、妻が医師と相談して膀胱鏡検査もやることにしたらしい。膀胱鏡検査をやる設備を持つクリニックはウドンへ無いそうで、検査はクリニックの医師が勤務するウドン病院。「膀胱鏡検査もしといた方が良いけど、待つと長いから早くする?」と聞かれ、何かよく分らないまま「そうか」と答えたら、15日水曜の膀胱鏡検査決定。検査料はウドン病院へ当日支払うそうだが、特急料金4千バーツと今回の診察料3百バーツはクリニックへ支払い。
帰宅する車の中で「ウドン病院で見つからない石が簡単に見つかるのって変じゃない?」と言う私。「タイだと癌でもないのに癌だと言って手術する医者も居るらしいよ。特急料金を請求するような医者を信じて良いのかな?」と妻へ言うと、妻も不安になったらしく、翌日別の病院で再検査することにした。
翌朝は少し早起きして病院探し。最初は妻の友人が教えてくれたクリニック。グーグル・ストリートビューで病院の前に書いてある営業時間を見ると、昼と夕方の営業。もう一軒見覚えがあると言うので探すとBIG-Cの近くにあった。子供達を学校へ送った後にBIG-C近くのクリニックへ行くと、透析専門。朝から通し営業のクリニックで超音波検査機を持っているところ・・・息子の友人のお父さんのクリニックがあると妻が言うので行くと、看板へ腎臓の絵が書いてある。受付で診察を申し込むと、超音波検査は昼にウドン病院の医師が来てやられると聞いて、一度帰宅。昼前に再度行って、「ウドン病院で見つからない石が、別の病院であると言われたので、再検査して欲しい」と伝えた。前日に石を見つけた医師は、石の数もサイズも教えてくれなかったので、それも教えてくれるようお願いした。
医師は内蔵を一通り見たようだが、ヘソの周りから、右横腹、左横腹と来ても石が見つからない。伏せるように言われて、背中から調べて・・・

超音波検査の画像が2枚並んでいるが、左の画像の中心に白く横へ広がっているのが石。下が黒く影になっている。1つだけだが、24ミリあるそうだ。ネットで調べると、8ミリくらいまでは水を飲んで縄跳びしたりで自然排出が期待できるそうだが、24ミリは出そうにない。石を出す処置が必要だ。超音波検査料は4百バーツで、診察料190バーツ。ウドン病院で2週間の順番待ちをして、検査料を7百バーツ払ったのは何だったのだろうか?どうしても公的保険を使いたい人は別にして、病気の診断はクリニックを活用すべきと思った。
15日水曜はウドン病院で膀胱鏡検査。受付で診察を申し込み、クリニックで医師から渡された検査もメモを看護士へ見せたら全て判るように手配されており、一般の診察とは別扱い。トイレで尿を出してくるように言われ、しばらくすると検査室へ案内された。ズボンとパンツを脱ぐと、妻がお産で使ったような診察台に載せられ、手足を軽く留められて消毒開始。もう一人の看護士が入って、麻酔薬が入ったヌルヌルのローションを「息子」へ注入。ネットで調べると膀胱鏡は、昔からある硬いのと、最近使う柔らかいのがあるそうで、硬いのは非常に痛むそうなので妻へ材質を尋ねさせると、答えは「ステンレス」。ゲ!硬い奴だと今頃気付くが、もう遅い。看護士が「息子」へ差し込む膀胱鏡を消毒するのを見てビビりまくる。
「息子」へ入れた麻酔薬ローションが奥で僅かに染みるのが分からなくなる頃に医師が入って来て検査開始。手足を動かさないように、腹へ力を入れないように言われて、膀胱鏡が差し込まれる。「息子」の竿部分を通過中に痛みは無かったが、前立腺を通すのは強く染みるように痛む。膀胱鏡は2重構造になっており、パイプ状の外側の内にカメラの付いた管を入れ、そのカメラの付いた管を動かして膀胱内を見る。2つほど古い傷の跡のように見えたが、特に問題無いそうで、5分程度で終了。一応確認しますねと言われて、尻から指を突っ込まれてグリグリされる。今日は前後二穴攻撃。(T_T) どちらも異常ないそうだ。癌でなくて良かった。\(T_T)/ しっかり水を飲むように言われて検査室を出た。
思っていたほど痛くなかったと喜んだが、本当の怖さを知ったのはそれから。会計と薬を待つ間に「息子」の奥が痛み始め、トイレへ行くと激痛の後に真っ赤な血尿。小便が漏れそうな感覚が続き、トイレへ行っては激痛と血尿のポタポタが30分くらい続いた。
国立ウドン病院への検査と薬(抗生物質)の代金は2106バーツ。医師への特急料金4千バーツを合わせて、6106バーツ。特急料金は順番抜かしの賄賂かと思っていたが、医師の診察日でもなく、本来とは違う時間帯に検査室を使って人も配置して検査している。その為の特別料金らしい。ウドン病院で看護士をする妻の友人へ医師の評判を尋ねると、腕の良い優秀な医師だと教えられた。既に血尿の原因である石が見つかっており、急ぐ検査では無かったのだが、妻は心配で眠れなかったそうで、早く検査してしまいたかったようだ。
帰宅しても小便へ行く度に激痛と真っ赤な血尿が続き、尿へ色が着いても真っ赤な血を見なくなったのは22時過ぎ。やれやれだ。
体内で育った石をどうするかは、来週の中頃にクリニックで話すそうだ。新学年が始まって、子供達の学費をようやく払い終わったところなのに、次は私の治療費。恐らく体外から衝撃波を使って石を砕くだろうが、さていくらと言われるやら?ネットで調べると日本なら全額実費で30万円。3割保険で9万円。タイの公立病院を外国人向け業者を通して6万バーツ(20万円弱)。私立病院だと4千ドル(40万円ちょい)の広告もある。私は医療保険へ入ってないので、当然全額実費。参ったなあ。
貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。

リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。

登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。
