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我家の多目的車。そろそろ30万キロ。トヨタディラーが当てにならないのだけど修理はどこで?

2014年09月28日 23時13分07秒 | タイで車に乗る

我家の愛車はトヨタ・ハイラックス。4ドアの乗用車登録したピックアップトラックだ。この車に乗るのが田舎育ちの妻の子供の頃からの夢(笑)だと聞いていたので、タイへ来たら迷わず購入。当初は農園をやるとは思わず、セダンでも良かったのだが、タイの田舎に住むには荷台がある車が何かと便利。通常は妻の店への出勤や子供達の通学の足だが、週に数回の配達にも活躍している。農園を本格的に始めた時に荷台へ屋根を付けたのだが、長物資材を運ぶ為の開口部とその構造強化、分解・取り外し可能な荷室の多段棚、後部ハッチや荷室内に植物を吊り下げる金具は、私の考案で特注した。後部座席は折り畳めるので、高価な植物はそこへ入れて空調付きで運んでいる。使う上での不満は車高が2.5mと高いので入れない場所がある事。立体駐車場は自走式でも無理だし、バンコク近郊を走る時は橋の下のUターンも無理な場所が多い。荷台に屋根を付けたので燃費は少し悪くなったが、それでも13km/l弱。千バーツで400キロ前後走れる。


そんな愛車も今年で8年目。走行距離もそろそろ30万キロ。6月にセルモーターの修理を記事にしたが、それから左前のショックの交換(左前だけ寿命は十数万キロで今回2回目の交換)や18万キロ使ったタイヤ4本の交換をやり、今回はダイナモの修理だ。
6月に修理したのにセルモーターが回らない時が偶にあり、ワイパーの動きが遅いのでそろそろヤバイと思っていたら、夜に子供を塾から連れて帰る途中のコンビニ前でセルが少ししか回らなくなって立ち往生。息子に押させて押しがけ。タイで習ったのだがクラッチを繋ぐ時にセルを回すと一人で押してスピードが出なくても押しがけ出来る。
翌朝は自宅でエンジンが掛かったが、不安があるので修理屋の店頭でエンジンを止めて再起動を試みると予想通り掛からない。店主を呼んでバッテリーの電圧を測ったら6Vしか無かった。バッテリー液の比重が軽いのでまずは溶液の全交換。それからエンジンを始動してライトやエアコンを動作させた状態で電圧を測定すると本来14V弱欲しい電圧が12Vしかない。これでは充電されない筈だ。発電機を取り外し接点の交換を依頼したのだが、プーリー(滑車)も故障しているというので、これも交換。バッテリーケーブルのプラス側端子も腐食が激しいので交換した。修理代金は発電機の接点ユニットが2千バーツ(高!)、プーリーが8百バーツ、ケーブル端子が80バーツ、工賃が2百バーツで、バッテリー溶液交換は無料。合計3080バーツ(約1万円)だった。ネットで調べると日本ではプーリー交換だけで1万4千円だそうだ。
自宅へ向かって運転していて驚いたのは、トヨタディーラーへ2回持ち込んで調べてもらっても分からなかったエンジンルームの異音が止まったこと。エンジンを掛けてアイドリング時に電気掃除機のような音がしていたのだが、トヨタディーラーでは異音さえも認められないと言われていたのが直ったのだ。自宅に戻ってネットで検索するとこの通り。トヨタの最近の車は、発電機のプーリー(滑車)に自転車の後輪と同じようなワンウェイクラッチ式の回転変動を吸収する装置が入っており、内部のカムが磨耗して異音を発生させ、症状が進むと空転により発電機を十分駆動できずにバッテリーが上がってしまうようだ。これだけ知られた故障なのに2回も持ち込んでもディーラーで修理どころか異音にも気が付かないとはお粗末としか言えないだろう。今回の故障もプーリーの交換だけで直ったと思うが、走行距離が多いので接点交換も良い機会だっただろう。
そろそろクラッチが滑りそうだし、プロペラシャフトらしき異音も時々耳にしている。板金と電気は良さそうな店をウドンタニで見つけたが、駆動系の修理はどこへ持ち込もう?自宅近くの修理工場は経営者以外は信用できそうも無く、先日のショックの交換も経営者が直接作業をするという条件で修理をお願いしたのだが、普段事務所に居る人に汗と油だらけになって作業させるのは悪いなと思った。旧車になっても乗り続けたいが、さて困ったぞ。

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