Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

ちょっとお願いしたい。

2024年07月31日 00時32分00秒 | お知らせ

アクセス解析で月別やカテゴリ別の記事一覧が並ぶと、何方かが過去記事を続けて読んで頂いているのだが、残念なのは読んで頂いてもコメントを残して頂けない事。
感想でも何でも良いので、ちょっと一言でも書いて頂けると、励みになるし嬉しいのでお願いしたい。
m(_ _)m

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息子の昇給

2024年07月27日 21時55分00秒 | タイで子育て
昨年に大学を卒業し日系企業で働き始めた息子。
初任給が、誘われた時に示された賃金の半額で、1年経っても全く昇給しないので5月にタイの財閥系企業へ転職。

息子の転職 - Menkarm World

隔週で植物の話の予定だったが変更。息子が昨年6月に就職して息子の就職-MenkarmWorld久しぶりの投稿。上の写真の斑入りモンステラは、12月上旬に葉っ...

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新しい職場の賃金は前職の給与+αで「前より少し増えた」と言っていたので3万〜3.5万バーツ程度だっただろう。

新規プロジェクトを担当し、7月から日本へ行って準備を進めているが、日本のサプライヤー企業との商談は順調に進み、好条件での契約も出来ており、会社から良い評価を得られたのか「昇給したぞ〜!」と電話をしてきた。

昇給後の基本給は6.5万バーツ(27万8千円)。
息子が卒業した大学の学生は月5万バーツ以上を目標に就職活動をするそうで、7万バーツ(30万円)以上も珍しくないらしく、取り敢えず目標達成。

日本では同じ会社なら一般職と総合職の違いくらいで大卒初任給に大きな違いは無いが、タイでは「息子が転職?」

息子が転職? - Menkarm World

大学を卒業し、6月から働き始めた息子。息子の就職-MenkarmWorld久しぶりの投稿。上の写真の斑入りモンステラは、12月上旬に葉っぱ5枚で買って...

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の記事へ書いた通りで、ある企業では一般社員の大卒初任給は1.8万バーツだが、幹部候補で採用されると3.6万バーツと倍額であり、入社時から大きく格差がある。
優れた専門知識があれば初任給から10万バーツを超える人も居るらしい。

タイには大卒給与が月1.5万バーツ以上という規制があったと思うが、一般に大卒初任給が1.2〜1.5万バーツの企業が多く、低評価大学卒だと高卒扱いされたり、アルバイトでしか採用されなかったりで、月1万バーツ以下の収入となる人も居る。

物価が高騰したこの頃は、大学で寮生活をする学生でも月1.5万バーツ程度の生活費が必要であり、そのくらいの賃金でアパートの部屋を刈りて生活するのは難しく、就職後も親から援助を受けたり、ルームシェアして家賃を節約したりだそうだ。

そんな安い賃金では働けないと、大学卒業後に親元へ戻ってニートになる人も多く、「(経済的に)苦労して大学を卒業させたのに、どの子も仕事もせずに家へ居て嫌になる」と嘆く知り合いは何人も居る。

ニートのまま放置出来ないので、親が伝手を辿って就職させたりだが、高賃金を求めれば海外出稼ぎだったり、公務員を目指しても役場の臨時職員から始まったりで、安定した職を得るまでの道程は厳しそう。

タイでは新卒採用をせずに経験者採用のみの企業も多く、どこかで働いて専門的な知識や技術を習得しないと、何時まで経っても低賃金で働くしかなかったりする。
大学進学先の選択から就職を意識し、在学中に資格取得等を行うのが良いだろう。

息子は今担当しているプロジェクトがタイで成功すれば、アセアン各国へ展開する話があるそうで、日本から帰国後も現地調査で各国への出張を繰り返すらしい。

バンコクで息子と同居のパートナーはタイの大学院進学を目指していたが、英国の大学を卒業しているのでインターコースしか受け入れて貰えず、学費が学期40万バーツ(170万円)と高額なので大学職員となって優遇された学費で進学するつもりだったが、職員として志望する大学を見ると嫌になる部分もあったみたいで、昨年に進学を断念して民間企業へ就職。
こちらも1年弱でマネージャーへ昇格したそうで、本社勤務まであと一歩らしい。

息子は前の会社での昇給を見込んで彼女と駅近の築浅賃貸マンションで暮らしており、家賃を考えると生活はかなり厳しかった筈。
これで少しは余裕のある生活が出来るだろう。
私の力不足で息子には苦労させてきたので、ホッとしている。

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【目から鱗】(第6回「害虫・病気」)タイで植物を育てるヒント

2024年07月19日 12時28分00秒 | タイで園芸
「タイで植物を育てるヒント」の6回目は『害虫・病気』について。

先ずは害虫から。
害虫は季節によって主となる虫が移り変わり、我が家では乾季はバッタで、暑季へ入って雨が増えると蝶が乱舞し始めて毛虫や芋虫に困り、雨季の今頃から被害が目立ち始めるのがカタツムリやナメクジ。そして小さなバッタが目につき始めるの繰り返し。
害虫対策の基本は捕殺であり、毎日の見回りが大切。
油断すると…
こんなに食われてしまって、葉の裏を見ると…

ほら居た。

近くの鉢にはこんなのも。


動きの早い小さなバッタなんて捕まえられないので、そんな時は殺虫剤を使う事になる。
妻の農園では有機リン系殺虫剤を散布しており、スプリンクラー利用の簡単散布なので私の趣味の栽培場もついでにお願いしているが、趣味の栽培でそこまでやりたくない方へお薦めなのがStargle G(商品名)。

哺乳類や鳥類へ比較的安全性が高いと一般に言われるネオニコチノイド系の殺虫剤で、顆粒状の薬剤を鉢へ注いで使う。
写真の真ん中の250gパッケージはキャップがあって使い易く、私は最初に250gを買って容器を入手し、次からは割安な袋入りの1kgを買って容器を入れ替えて使っている。

普通の殺虫剤でなかなか駆除出来ないのがナメクジやカタツムリ。

これらへ効果的なのがmetaldehyde(薬品名)。タイ式発音でLはンなので、メタンディハイと私は聞こえる。

鉢を置く栽培棚の周りへ顆粒を撒くと、カタツムリやナメクジが食べて駆除される。
これらの農薬を使用しても完全に食害を止めるのは難しいので、繰り返して書くが見回りして捕殺するのが大切。

害虫で最後に忘れてはならないのは白蟻。
直射日光へ弱いので、鉢を地面へ直置きしなければ被害に遭い難く、地面から離して栽培棚へ置くのが簡単な対策法。
どうしても地面へ置きたい時は鉢の間隔を広くして鉢皿を敷けば対策出来るが、土のトンネルを作って入ってくる事もあるので要注意。
殺菌剤へ弱いので、上で紹介したStargle Gの様な鉢内へ撒くタイプの殺虫剤も有効で、農家のおばちゃんから「野菜を作る時は土を耕す時に有機リン系殺虫剤を漉き込むと良い」と教えられた事もある。(怖)

次に病気。
人と同様に病気の原因は気温・日照・風・鉢の水分量・鉢の通気・肥料の量・細菌・ウィルス…と様々であり、調子が悪い原因は経験を積んで覚えるしかない。
ここでは細菌が原因の病気について書いてみる。
植物が腐ったり病的な変色等を見つけた時は、

出来るだけ早く病害を受けた葉を取り除く事で被害の拡大を止める可能性が高まる。
今の様な雨季ならば雨が掛からない明るい場所へ取り込んで一度乾かすのも有効。
それでも止まらない時は植物用の殺菌剤も各種市販しているが、妻の農園ではもう十年以上殺菌剤を使ってなく、詳しく訊ける人が周囲に居ない。
私の趣味の栽培場でも、病害部分の切除と乾かしでほぼ対応可能で、どうしても駄目な時は最終手段で家庭にある〇〇系〇〇〇ーを千倍希釈して鉢ごとドボン(日本でやると農薬取締法違反。)したり。

薬剤を使うと傷む植物もあるので、特に初めて使う薬の時は慎重に。
農薬の購入は、ネット通販へ安いのが多い。

植物にも免疫があり、一生懸命生きているので簡単に病気にならないが、窒素肥料のやり過ぎは植物の耐病性を下げるそうで気を付けたい。

以上で全6回終了のつもりだったが、ラッキー7で終わりたいので、2週間後に『まとめ』を予定。
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17年ぶりに帰国した息子が向かった先は…

2024年07月12日 16時27分00秒 | タイで子育て
日系企業を辞め、タイの財閥系企業へ転職した息子。

息子の転職 - Menkarm World

隔週で植物の話の予定だったが変更。息子が昨年6月に就職して息子の就職-MenkarmWorld久しぶりの投稿。上の写真の斑入りモンステラは、12月上旬に葉っ...

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7月から技術者チームを引き連れて東京へ数カ月の出張。
息子の仕事は資材を調達するルート作りと研修する技術者チームのお世話。
技術者チームを担当するタイから同行した通訳が早々と逃亡して困ったそうだが、サプライヤーさんと銀座で会食とか美味しい機会もあるらしい。
高級店で食事の感想を尋ねると「美味しかったけど、タイから来られた社長のお供だから緊張しちゃって、思いっきり食べられなかった。」そうだ。w

土日も打ち合わせがあったりで忙しそうだが、予定の空いた平日に休みを取って向かった先は…



17年前に子供達のタイパスポート作成と私のビザ取得で東京のタイ大使館へ行った時、待ち時間に退屈そうな息子を連れて遊びに行った時と同じ場所を辿っていた。

当時の写真を見ると…
東京タワー展望台のガラスの床の上で不安そう。w

東京駅のトミカショップで、パーツを選んでオリジナルトミカを作った。

7歳だった息子はもう25歳。
振り返ると「17年なんて本当にアッと言う間だったな。」と思う。

タイへ戻る前に山口で暮らす
粗暴祖母へ会いに行くそうだ。顔を見るのは十年ぶりだろう。

タイへ戻ると、久しぶりにウドンタニへ帰ると言っている。
昨年のバンコク仕入れ時

今年初めてのバンコク郊外仕入れの旅(その2) - Menkarm World

前回の記事…今年初めてのバンコク郊外仕入れの旅(その1)-MenkarmWorldバンコク方面への仕入れは、昨年末に行って以来は電話で注文して宅配便で送って...

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に会って以来なので1年ぶりだ。
数カ月先だが、楽しみにしている。

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【目から鱗】(第5回「肥料」)タイで植物を育てるヒント

2024年07月05日 21時25分00秒 | タイで園芸
「タイで植物を育てるヒント」の5回目は『肥料』について。

全く参考にならないかも知れないが私の趣味の栽培場について書くと、肥料は週2回月金に撒く水へ溶かしてあり、1トンの水へ月曜はNPK=46 0 0(窒素Nが46%)の肥料が150gとNPK=0 52 34(リン酸Pが52%とカリウム34%)の肥料が150g、金曜は50〜100gの微量元素やバケツ1杯の鉄液肥を入れている。
肥料を水へ溶かす時は1種類ずつが原則。
全部をまとめてバケツへ入れて、一度に溶かしたりしない様に。

約3千倍の希釈なので肥料会社の指示よりかなり薄いが、濃いと調子を崩す植物があるので、もっと肥料が必要な植物は個別に適量の固形肥料(NPK=16 16 16)を入れている。
適量では判らないと言われそうなので書いてみると、5インチ鉢で数粒、10インチ鉢で指先ひとつまみ(20粒弱)程度。
入れる場所は株元から離して鉢の縁側へ入れる事。
私は多い時でも月2回入れている。
気をつけても肥料で傷む植物はあるので、少なめから始めて様子を見ながら上記の量へ増やすのがお薦め。

観葉植物農家な妻は、主力商品の葉の幅が肥料の量に応じて広くなるので、液肥の濃さも固形肥料の量も私の数倍。
微量元素は以前だと使わなかったが、最近は私の真似をして入れている様子。

ここまでが我が家の基本で液肥主体なので雨が降らない乾季の話。

今の様な雨季になると、雨は少なくても数日に1回、多いと毎日降るので散水に併せた液肥の散布は難しくなり固形肥料メインへ切り替え。
適量の固形肥料(NPK=16 16 16)を月1〜2度与え、微量元素は完熟牛糞堆肥任せ。
降雨の無い日が数日続いて鉢が軽いならチャンスとばかりにNPKと微量元素を混ぜた液肥を作って撒いたり。
素人な私はこんなドタバタをやっているが、妻は葉の色や成長を見ながら固形肥料をやっている。

妻が仕入れに行くバンコク近郊の観葉植物農園ではタイでオスモコーツ(osmocote)と呼ぶ緩効性肥料(一度入れると3〜6ヶ月効く肥料)を使う所が多い。
施肥の手間が省けるので妻の農園でも緩効性肥料を使ったが、入れ過ぎたのか苗の葉の傷みが目立ち、適量を見つけられないまま使用中止。(使用する側の技術不足w)
私の趣味の栽培場でも安売りの16 16 16を使ったが、入れた当初は肥効がある様に見えても、1月持たずに終了。
osmocoteは特定の商品の商標だと思われるが、タイで一般にオスモコーツと呼ぶ同様の商品が多くあり、仕入先農園の方の話では本物のosmocoteの13 13 13
が使い易いとか…。
妻は難しいので緩効性肥料へ手を出さないらしいが、私の趣味の栽培場では本物を使ってみたい。
日本で売っているオスモコートエグザクトは、新世代で肥料溶出の安定度が高く、微量元素も配合されていて魅力的。
試したいがタイの通販サイトで検索しても見つからなくて残念。

最後に肥料についてのプロのお話を紹介。

次(2週間後)は『害虫・病気』を予定。
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