タイで植物を育てるヒントの第7回は、簡単に各回を紹介して「まとめ」としたい。
最後におまけも…。w
1回目は「悪質業者」について。
根を切り離し、日光にも当てない切り花が、しばらくは美しい姿を保つ様に、植物は受けたダメージが外見に現れるまでにしばらく時間が掛かる。
肥料袋へ入れてトラックの屋根の無い荷台へ保管し、売る直前に根を崩して飾り鉢へ植え替え、ワックスをスプレーして強力なライトで照らして売る業者も居り、手を出すと一週間で…。
そんな業者の見分け方も紹介。
2回目は「水」について。
島国の日本と違って、大陸部はミネラルをたっぷり含んだ硬水が多く、そのまま与えると調子を崩してしまう植物が多いので、その対策を紹介。
3回目は「植込み材」
タイで植物を植えるのに使われる機会が多いココナツ殻の注意点をいくつか紹介。
劣化したのを使っていると…。
4回目は「光」について。
屋内で育てることも多い観葉植物だが、農園では室内よりもかなり明るく栽培されている。
5回目は「肥料」について。
肥料の濃さや微量元素について紹介。
6回目は「害虫・病気」対策。
使い易い薬剤をいくつか示して対策を紹介。
おまけw
私のブログを読んだ妻から「苦労して習得した栽培のノウハウを書いて…」と言われたが、「買っては枯れるの繰り返しでは、誰も買わなくなるよ。売上を公共施設の装飾に頼っていたから、公的支出を絞られて困っているのではないの?園芸が知識のある一部の人達の趣味では売上は増えないだろ。」と反論。
すると「最近は機械翻訳が優秀でタイ語で読めるでしょ。あちこちに商売敵が増えたらどうするの?」なんて言うので、「設備投資が必要で、従業員も集まらないし、こんなに儲からない商売を誰がやるの?w」と言うと妻も納得した様子。
ウドンタニへ来てから十数年で、いくつもの農園が出来ては消えるの繰り返しを見てきたし、妻の農園を真似しようとした人も複数居た。
園芸店には仕入れルートがあり、そこへ入り込むのは誰もが苦労する。
大切なのは仕入先を切り替えるメリットと安定供給出来るかで、長年付き合いのある既存の仕入先を切るのだから、安易にやってくれない。
生産設備のある業者が地元で育って小売にも参入し、商売敵になる警戒もあるだろう。
自分で生産した植物を自ら小売すれば話は簡単だが、バンコク方面から外国人労働者が生産した商品が安く入るので、自前で生産する必要があるかだ。
その答えが見つかれば農園の経営が成り立つかも?
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