香炉の話を、続けます。(本日は、「香炉の使い方」です。)
5) 香炉の使い方
① 三脚の付いた香炉は、手前側に脚が一つ来る様にし、奥に二つの脚が来る様に、置くのが、
正式な置き方との事です。
② 蓋の付いた香炉は、使用時には、蓋を取り、使用しない時は、蓋をして置きます。
(蓋をしたまま、香を焚かない事です。)
③ 香炉灰を香炉に入れて、使用します。
) 香炉灰は、専用に市販されていますが(藁灰など)、普通に有る灰で十分です。
但し、良く乾燥した灰を、使います。
) 灰は香炉に、七~八分目程入れます。
④ 香木の焚き方
)灰の中の、中央に窪みを作ります。
)炭(香炭、炭団など)に、火を付け、窪みに入れ、上から灰をか被せます。
直(じか)に炭の上に、香木を載せると、香が焦げてしまう為です。
)被せた灰の上から、火窓を開けます。これは酸欠によって、炭が消えない様にする為です。
火箸で灰の上から、炭にぶつかる様に、刺し込み、空気穴を、開けてます。
)炭から暖かい熱が、出ますので、好きな香木を、焚きます。
灰の上に、銀葉鋏みで、火窓の上に銀葉を載せ、その上に香木を置く、やり方も、有ります。
・ 銀葉: 雲母板の四隅を切り落として、真鍮(しんちゅう)の縁を、付けた物で、
香炉の火の上に置き、香木が直接火にふれ、早く燃焼するのを、防ぐ為に使用します。
尚、香木の形には、刻み、分割、笹などありますが、焚く目的によって割り方も、様々あります。
) 沈香は歩割の場合、1枚を十条位に割り、2~3本の載せます。
白檀は歩割の場合、1枚を3等分位に割り、その二つ分くらいが良いです。
⑤ 練り香の場合
この場合も、手順は香木と同じです。1~3粒を載せます。
以下の場合には、灰の上に直接置き、お香に直接点火します。
・ コーン型のお香の場合は、立てて、火をつけます。
・ 渦巻きのお香の場合は、火を付けてから、灰の上に置きます。
・ スティックの、お香の場合も、火を付けてから、灰の上に、寝かせます。
⑥ 注意事項
・ 練り香に、しっとり感がなく、乾いてしまった時は、日本酒に付けてから使用します。
・銀葉 一度使った銀葉も、濃く煮だした茶の中に、しばらく浸けておき、柔らかな紙で
拭いておけば、何度でも使えます。
・ 香の煙が、強く立つ様では、火気が強すぎで、空気穴を、小さくし、香を燃やさずに、
ゆっくり、くゆらします。
・ 火が弱い時は、もう一つ斜に、穴を開けます。
以下次回に続きます。
5) 香炉の使い方
① 三脚の付いた香炉は、手前側に脚が一つ来る様にし、奥に二つの脚が来る様に、置くのが、
正式な置き方との事です。
② 蓋の付いた香炉は、使用時には、蓋を取り、使用しない時は、蓋をして置きます。
(蓋をしたまま、香を焚かない事です。)
③ 香炉灰を香炉に入れて、使用します。
) 香炉灰は、専用に市販されていますが(藁灰など)、普通に有る灰で十分です。
但し、良く乾燥した灰を、使います。
) 灰は香炉に、七~八分目程入れます。
④ 香木の焚き方
)灰の中の、中央に窪みを作ります。
)炭(香炭、炭団など)に、火を付け、窪みに入れ、上から灰をか被せます。
直(じか)に炭の上に、香木を載せると、香が焦げてしまう為です。
)被せた灰の上から、火窓を開けます。これは酸欠によって、炭が消えない様にする為です。
火箸で灰の上から、炭にぶつかる様に、刺し込み、空気穴を、開けてます。
)炭から暖かい熱が、出ますので、好きな香木を、焚きます。
灰の上に、銀葉鋏みで、火窓の上に銀葉を載せ、その上に香木を置く、やり方も、有ります。
・ 銀葉: 雲母板の四隅を切り落として、真鍮(しんちゅう)の縁を、付けた物で、
香炉の火の上に置き、香木が直接火にふれ、早く燃焼するのを、防ぐ為に使用します。
尚、香木の形には、刻み、分割、笹などありますが、焚く目的によって割り方も、様々あります。
) 沈香は歩割の場合、1枚を十条位に割り、2~3本の載せます。
白檀は歩割の場合、1枚を3等分位に割り、その二つ分くらいが良いです。
⑤ 練り香の場合
この場合も、手順は香木と同じです。1~3粒を載せます。
以下の場合には、灰の上に直接置き、お香に直接点火します。
・ コーン型のお香の場合は、立てて、火をつけます。
・ 渦巻きのお香の場合は、火を付けてから、灰の上に置きます。
・ スティックの、お香の場合も、火を付けてから、灰の上に、寝かせます。
⑥ 注意事項
・ 練り香に、しっとり感がなく、乾いてしまった時は、日本酒に付けてから使用します。
・銀葉 一度使った銀葉も、濃く煮だした茶の中に、しばらく浸けておき、柔らかな紙で
拭いておけば、何度でも使えます。
・ 香の煙が、強く立つ様では、火気が強すぎで、空気穴を、小さくし、香を燃やさずに、
ゆっくり、くゆらします。
・ 火が弱い時は、もう一つ斜に、穴を開けます。
以下次回に続きます。
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