アッ…

メジャーリーグのシアトル・マリナーズを応援している主人。

今日の試合をインターネットで観戦していたのですが、
いつもの時間にお散歩に出かけたので、観戦は中断。
その時は、０対０でした

帰ってきてから試合の観戦を開始した主人が、
「お～、Ｊ・ロッドがタイムリーを打って、２点入ったよ。」と
嬉しそうに言いました。
Ｊ・ロッドとは、マリナーズの若手外野手で
今季からメジャーに上がってきたフリオ・ロドリゲスのこと。

彼がまだマイナーでプレイをしている頃から、「なかなかいい選手だね。」と
主人が応援していて、「早くメジャーに上がってきてほしいなあ。」と言っていたのです。
ですから、その彼の活躍は、マリナーズを応援している中でも特に気になっていると思います。

お散歩から帰ってきた時は、試合が動いていて、
その彼のタイムリーで３対１とリードしていました。
こんな時、そのタイムリーの場面を見ることができるのがネット配信のありがたい所。

…ということで、主人がその場面を私と一緒に見ようと検索し、
「一緒に見ようよ。」と呼んでくれました。

スタートボタンを押すと、満塁で２アウトの場面。
Ｊ・ロッドがバッターボックスに立っています。
１球目（？）を投げました。
内角に外れるボールで、Ｊ・ロッドは…バットを振りません。

ここで打つかと思っていた私は、ちょっと力が抜けました。
『次で打つのかしら？』

第２球目（？）を投げました。
ボールは大きく外角低めに外れて、Ｊ・ロッドは…バットを振りません。

今度こそ打つかと思っていただけに、ガクッとなりそうでした。
『選球眼があるということなんだわ。じゃあ、次を打つのね。』
そう思えば、画面を見ていても力が一層入りました。

いよいよ、３球目。
ピッチャーが振りかぶって…投げる寸前のその時に…。

あろうことか、画面がフリーズ。

主人共々、思わず「アッ…」

主人は、「これだから…」と、がっかりしていますが
「待っていたら動き出すんじゃあないの？」と私。
「いやいや、そのうちさりげなく動画を入れ替えると思うよ。」

なるほど、しばらくしてから見ることができたビデオ。
そこには、１球目にタイムリーを打ったＪ・ロッドが映っていました。
それはあの時、ピッチャーが振りかぶって…投げたであろう３球目の場面が
映し出されたのです。

つまり、リプレイとして流すはずのビデオ調整が、
「そこまではいらないからカットした部分」だけが流されてしまっていた
ということです。

ともあれ、Ｊ・ロッドの活躍は素晴らしかったですし、
６対２でマリナーズが勝利し、ワイルドカード争いのトップに立ちました。
良かったです…ね、あなた。


　シアトルマリナーズの本拠地。
　かつては『セーフコ・フィールド』と呼ばれていましたが、
　３年前からは『Ｔ-モバイル・フィールド』になりました。