人生のパートナーとして

遅々として進んでいませんが、頑張っているのは準１級の漢字。

今年の１月に、主人が「今年は、何かにチャレンジをしてみてはどう？」と言い、
例えば…と言いながら、「漢字の勉強はどう？」と言ってくれました。

年齢を重ねる中で、できるだけ健康でいることは多くの人が考えますが
頭の回転があまり落ちないことも大切です。
私の場合、あまり良い回転ではありませんので、せめてそれを維持したいと思います。

そこで、主人の提案に合意して、３月から漢字の勉強を始めました。
主人としては、「せっかくだから検定を受けるべくがんばってみたらどう？」と言いますが
私としては、かなり高いハードルですから即答はできません。

最初は、インターネット上の練習問題をしていました。
毎日、少しづつの勉強を重ねますが、復習してみると
覚えていたはずの漢字を思い出せなかったりすることしきり…。
覚え方を変えたりしましたが、覚えた分だけ忘れてしまう気がして、
何度も落ち込んで…、それでもやっぱり頑張ろう…を繰り返してきました。
夢の中に漢字がたくさん出てきたりもしました。

先月、受験した人の勉強法を知る機会がありました。
その人はまだ２０代の若い人でしたので、ひたすら勉強に没頭したということでした。
その人の勉強法を読んでいくうちに、私もそれまでとは違う方法をしてみようと思いました。
その人とは違う方法ですが、私に合った方法があるかもしれないと思ったのです。

そして、問題集を買いました。
どんどんと問題集を解いていく…、覚えていく…つもりでしたが、
これまた、そう簡単ではなくて自信を失いそう…。

でも、何とかしたいとの思いがあって、
この問題集に書いてある使い方とは違う方法を始めたのです。
一般的には、書いてある通りの使い方がいいのかもしれませんが、私には合わない…。
そう思えたことが、私を救ってくれました。
自分流です。

遅々として進まないことは以前と同じですが、
今はちょっとすっきりとした気持ちで問題集に向かうことができています。

『せっかくだから検定を受けるべく…』という主人の気持ちの中には
私が何もせずに老いていくことへの心配する気持ちがあるのではないかしらと思います。
主人がそんな心配をしなくてすむよう、
遅々として…なんて言っていないで、
妻として、また人生のパートナーとして、頑張り続けたいと思っています。


　宵待ち草。
　『無言の愛情』という花言葉があります。