雲

今日のニュースで、「環水平アーク」が静岡で目撃されたと報じていました。
水平の虹色の光が見える現象です。
上空の氷の粒でできた薄い雲に、光が屈曲してできるそうです。
虹色ですが、普通の虹が太陽の反対側にできるのとは逆に、太陽の側に出るそうですし、
何よりも、アーチ型ではなく、その名の通り、水平であることも特徴なのでしょう。。

初夏から初秋の日中に出現することが多く、毎年、各地で観測されるということでしたが、
私は見たことがありません。

そんな今日、お散歩の時に、私も空を見ていました。
「環水平アーク」とは全く違うのですが、面白い雲が目に止まったのです。
歩いていましたので、木陰に隠れたり、建物に隠れたりしていました。
広い場所に出てきますと、渦を巻いているかに見えたその雲は、
きれいな円盤の形にも見えました。
更に見ているうちに、円盤の端が、人の横顔に見えてきました。
上から迫る雲の隙間を、風を切って走り抜けるような…。

ふつうの雲は、時間が経つにつれて、形が変わっていくものですが、
この雲は、かなり長い間、同じような形をしていました。
もしかすると、これも、上空の空気が下がっていることでできたかしら…？