ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

自民党の本音「国民主権、基本的人権、平和主義、この三つを無くさなければ、真の自主憲法にならない!」

2016年06月21日 | 日本とわたし
一番最初のビデオは、平成24年5月10日に行われた、創世日本(会長:安倍晋三)の東京研修会の様子を撮ったものです。
まるで、自民党員らによる『憲法改正誓いの儀式』と呼んでもいいくらい、
自民党の顔と言われる中核メンバーが、次々に現れては、ゾッとするような言葉をマイクに向かって吐き続けています。
こんな思想の人間が、政治を行っているのだという現実を、まざまざと見せつけられて、
改めて自民党という党を、今の今まで、ここまでのさばらせていたことを、心から後悔しています。
日本会議、日本青年協議会、神社本庁など、これらの団体は、もっともらしい名前で印象操作をしているけれど、
実態は、確固たる固定票を餌に政治家を操り、地方発の草の根運動であるかのように擬態し(菅野氏)、
悲願だった、『緊急事態条項』と『家族条項』の追加を実現するための改憲の、カウントダウンをしています。

今回の選挙では、絶対に、自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の議員に、投票しないでください!
改憲を争点にしない。
マスコミがきちんと伝えない。
文句を言っていても仕方が無いし、何も変わりません。
家族や友だち、会社や学校での知り合いなど、チャンスがあったら伝えてください。
なにより、以下のビデオを見てもらうといいと思います。
とにかく、主権者として、こんな思想を持つ人たちに権力を持たせるのはやめなければならないと、心の底から思うのです。




内閣総理大臣補佐官 衛藤晟一:
いよいよ、ほんとに憲法を変えられる時がきた
長いーー、60年という年月がかかって、でも、これ以上、延ばすことはできない!

元法務大臣 長勢甚遠:
自民党の憲法草案というものが、発表されました。
わたしはあれについて、正直言って、(草案に)不満なんです。
一番最初にどう言っているかというとですね、
国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持するって言ってるんですよ。
この三つを無くさなければですね、ほんとの自主憲法にはならないんですよ。
(拍手喝采で言葉が聞き取れない)
例えば、人権がどうだとか言われたりすると、例えば、平和がどうだとか言われたりすると、
おじけづくじゃないですか。
それは、我々が、小学校からずっとずっと、教え込まれてきたからですよ。
それを立て直すのは、なかなか大変な作業ですよ。
みんなで力を合わせて頑張りましょう

外務副大臣 城内実:
日本にとって一番大事なのは何かというと、私は、皇室であり、国体であると、いつも思っております
我々の歴史と伝統文化、ーーをしっかりと守るためにも、皇室をしっかりとーーしなければいけないと思っております。

自民党政務調査会長 稲田朋美:
えー、国防軍を創設する、そんな憲法草案を、提出をいたしました

内閣総理大臣補佐官 衛藤晟一:
でも、今、必要なのは、行動すること、実現させることだと思います。
皆さん、憲法改正しましょうよ!
ー中略ー
ならば、今、奪われている領土、取り戻しましょうよ!
北方領土、竹島、それを主張するだけじゃなくて、行動しなければいけないと思います。
さらには、尖閣。
使っていきましょうよ!
軍事利用しましょう!





元内閣総理大臣補佐官 礒崎陽輔:
この憲法草案で、自衛権というのは、100%自由な存在でありますから、
えー、当然、個別的自衛権も集団的自衛権も、含まれます。
集団的自衛権も含む以上、行使ができる

政務調査会長 稲田朋美:
えー、国防軍を創設する、そんな、憲法草案を提出いたしました

礒崎陽輔:
集団的自衛権といって、アメリカまで出かけて行って、日本が戦争するのですかと、いうことなんですね。
いや、だから、憲法上はできるんです

元総務副会長 新藤義孝:
ならば、今、奪われている領土を、取り戻しましょうよ!
北方領土、竹島、主張するだけじゃなくて、行動しなければいけないと思います。
さらには、尖閣。
使っていきましょうよ!
軍事利用しましょう!

礒崎陽輔:
憲法はあくまでもできるんです。
集団的自衛権の行使は、できるんです!

稲田朋美:
感動しました。
何に感動したか。
私たちの国旗は、いかに美しいかということです。
国民の一人ひとり、皆さん方一人ひとりが、自分の国は自分で護る。
そして、自分の国を護るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!
決死の覚悟無くして、この国は守れません

 



元文科大臣 下村博文:
私たち自民党は、さらに、自分たちが自ら、積極的な社会体験活動をするということの中に、
自衛隊や消防等の体験をすると。
この半年間の間に、しっかりと社会というのを、まあある意味では半分強制的
つまり、そこの体験活動をした学生が、(大学)入学の前提条件、ということを我々としては考えていて…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストロベリームーンと 海の外遊びと 野菜の初収穫と

2016年06月21日 | ひとりごと


昨日の20日は、夏至と満月が同時にやって来た日だった。
ヨガのクラスの始まりに、先生のルーシーが、わたしたちが経験していることのすべて、二度と同じものとは出会えない、唯一のものであると、話してくれた。
それは、当たり前のように吸い込む空気であっても、ふと見た景色であっても、なんとなく口から発せられた言葉であっても、
その一瞬一瞬は、確かに存在していたものであり、もう二度と戻ってはこないものである。
夏至と同時にやってきた満月も。

すると、クラスメイトの誰かが、「今夜の満月は、ストロベリームーンと呼ばれているのよ」と言った。
なんでストロベリーなの?と、皆が口々に聞き合っていた。

色が赤いのかな…。
ちょこっとだけ調べてみた。
名付け親は、ネイティブ・アメリカンのアルゴンキン族。
彼らにとって、6月は、イチゴの収穫時期で、その始まりを告げる満月を “イチゴのお月様” と呼び、それが「ストロベリームーン」として現在に伝わっている、のだそうだ。


満月は、ムーンチャイルドの夫の魂を、ゆらゆらと揺さぶるらしい。
ムーンチャイルドでないわたしだって、満月の夜はなんとなく落ち着かない。
月の光というものは、毛穴のひとつひとつに染み込んで、わたしたちの魂に話しかけてくる。


さて、話は変わって、つい先日、窓の5センチの隙間から、必死の脱走をした海くん。
真っ暗な外で一夜を明かし、恐い思いをしたはずなのに、あれからずっと、窓やドアが開くたびに、脱走を試みるようになった。
そこで、猫用のハーネスとリードを購入し、少しずつ慣らしていった。
今日は、夫が初めてのお供。


わたしとなら、地面に降ろした途端、ダダッと家に戻るのに…。



夏は、ちょっとしたおかずでも、グリルで料理する。


お気に入りの、ちょっと高価なワインを、間違ってドボドボ使ってしまったマリネ液。さすがに美味かった。


料理人の胸に『火』。


玄関ポーチの蚊帳再来!


フルーツアレルギーのわたしが、唯一食べても大丈夫なのが、オーガニックの小玉スイカ。白いとこまで甘い!



散歩に連れてってもらえるからか、最近べったり甘えてくる海くん。
というか、お水が流れてくるのを見るのが大好きなだけなのかも。
顔を洗ってたり、お風呂に入ってたりすると、必ずこんなふうに覗きに来る。


ほんでもって、入ってる間中待っている。



海くんだけ外遊びさせてたら、空くんは拗ねるかもと、昨日、彼を、ケージに入れて外に出してみた。
結果はまるでダメ、すごく恐いみたいだった。
レスキューされるまでに、よほど恐いことがあったのかもしれない。

だからまあ、とりあえず、外遊びは海くんだけということにしておこう。






猫時間に合わせられるのは、椅子の脚ぐらい?



ついでに、我が家の菜園の初収穫。


小松菜とレッドケール、水菜と菊菜が、ニョキニョキ大きくなってきた。
それを、歩美ちゃんと分けんこしたのだけれど、ケールの葉っぱの表面から、チビケールがあちこちから生えているのを見つけて仰天!


こ、こ、これって、異常なんじゃないの?
それで、あれこれ調べてみたんだけれども、いっこうに見つからない。
なのにさすが歩美ちゃん、ロシアンレッドケールという言葉で検索して、よく見かけるものなので大丈夫だと教えてくれた。
ほっ…。


おまけに、ダリルから、卒業式の前にある、優秀生徒たちの表彰式に来てと言われたので出かけた。
先日のショーで頑張った生徒たちに、いろんな賞が授けられた。
普段の練習のときから、その頑張っている様子を見てきたので、拍手する手にも力がこもる。
ジンジンする手のひらをさすりながら、そろそろ終わりかな、と思っていると、いきなり名前を呼ばれて驚いた。

「まうみがこの学校に来てくれたのは、今から11年前の春だった。
あの日からずっと、まうみは、僕の足りないところを補うべく、リズムが悪いだの、テンポが安定してないだのと、散々注意をしまくった。
コンクールでは、止まりそうになるところをうまく誤魔化して救ってくれたり、表現の乏しいところをピアノでカバーしてくれたりした。
コンサートでは、言うまでもなく、あらゆる失敗を上手に取り繕ってくれた。
何より、音楽の質を高めてくれた。
僕は、彼女がいなかったらできなかったであろうことができて、ほんとに感謝している」

ダリル…最高のありがとうをありがとう!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主主義を生かすも殺すも『民主的な市民運動』!緊急事態条項導入カウントダウンを成立させてなるものか!

2016年06月20日 | 日本とわたし
緊急事態条項の導入を目論み、その実現を確信している『一群の人々』は今、その悲願が達成される日に向かって、一年以上も前からカウントダウンを行っています。
緊急事態条項が憲法に導入されてしまうと、日本の民主主義は死にます。
どうか、お願いですから、この記事を最後まで読んで、20日後に行われる投票に、足を運んでください。
どうか、お願いですから、今回の選挙では、棄権したり、白紙票を投じたり、改憲を目指す自公、おおさか維新の会、次世代の党、日本を元気にする会の議員に、投票しないでください。

前回2013年の参院選で当選した、非改選121のうち、
自民(65)、公明(11)両党に加え、憲法改正に前向きな姿勢を鮮明にしている維新(5)、こころ(3)の4党で、84議席を確保している。

242議席のうち162議席で、「3分の2」を超えるため、今回の参院選で、この4党が計78議席を獲得すれば、
改選・非改選合わせて、「3分の2」以上を得ることになり、憲法改正の国会発議への環境が整う。

前回は自民、公明2党だけで、76議席を得ただけに、「改憲4党で78」というハードルは、「決して不可能ではない」(自民党幹部)との見方がある。


嗚呼っ…。
このような投票をお願いをする理由を、下記に書きました。
少し長いですが、どうか最後まで読んでください。お願いします。

日本会議の研究 (扶桑社新書)が教えてくれた、とても恐ろしく、大切なことについて、書きたいと思います。


https://www.amazon.co.jp/日本会議の研究-扶桑社新書-菅野-完/dp/4594074766?ie=UTF8&redirect=true&tag=kohakuironoza-22

自動保存されていたはずの、数日かけてコツコツ書き上げてきた、かなりの量の文章が、今朝になって消えてしまっていました。
今、呆然としつつも、さらに読みやすくまとめろ、との教えだと思い直すことにしました。
こんなことは初めてではありませんが、goo事務局に問い合わせた方が良いのかもしれません。
自動保存が、記事の内容によって行われたり行われなかったりするのか(まあ、もしそうならば、そうですとは言わないでしょうけれども)、
それとも、このような事故は何回かに一度、起こってしまうのか。
気持ちを持ち直さなければなりません。
さて、消えてしまった文章や、参考にと載せた記事や文献を、またここに書き起こすか否か…。
やっぱり、書かなかったことにして、最初からまた、書き直すことにします。

******* ******* ******* *******

『日本会議の研究』の著者、菅野氏は、約1年にわたり、ほぼ毎日、図書館に通い、古書を漁り、人に会い、現場に行き、ノートを取り続け、この本を書き上げました。
『その膨大な資料と取材を手元に置きながら、「書かねばならぬのにか書けなかったこと」が大量にある』と、〝むすびにかえて〟に記されています。

それでも、わたし自身で言えば、日本会議についてずっとモヤモヤしていた部分がはっきりと見えたし、
関わっている人物の人間像が、とても詳しく書かれていることで、わたしたちがたった今、直面している民主主義の破壊の危機を、実に生々しく実感することができました。

本の内容を、簡潔にまとめてくださった記事がありましたので、その一部を、ここに転載させていただきます。
↓以下、転載はじめ

菅野完氏による話題の書籍『日本会議の研究』に対し、日本会議サイドが出版差し止めを要求〔書評&社説〕
【やや日刊カルト新聞】2016.5.9
http://dailycult.blogspot.com/2016/05/blog-post.html

◆源流は、右派宗教団体『生長の家』の学生運動

巷で囁かれる「日本社会全体の右傾化 」についての嫌疑から、考察を始める菅野氏が「行き着いた」のが、「日本会議」だった。

現政権と密接な関係にあることが、予てから指摘されている日本会議。
菅野氏は、その成り立ちから、運動主体、思想的背景、関わる人物、現政権との関わりなど、あらゆる角度から、同団体の実態を解き明かしてゆく。

運動主体については、70年代初頭、右派宗教団体で、天皇崇拝を掲げた、『生長の家』の学生信者による、右翼学生運動の闘士が元始、であることが明かされる。
そして、政治運動から撤退した『生長の家』本体の、「路線変更を良しとしない古参信徒たち」による『生長の家』原理主義者」が、日本会議や、その周辺に蠢いていることが示され、
安倍政権が、この『生長の家原理主義者/生長の家政治活動関係者』という特殊なインナーサークル」の、「強い影響下にある」、という構造を暴き出している。


◆「一群の人々」の“悲願”は、「憲法改正」 「明治憲法復元」

著者が、「生長の家原理主義者ネットワークをはじめとする一群の人々」として名を挙げたのは、以下の人物である。
括弧内は、現在の肩書、及び過去の経歴だ。

・椛島有三
〈日本会議事務総長/日本青年協議会(日本会議の事務局/日本会議の企画・立案・遂行担当組織)会長/
長崎大学学生協議会議長/生長の家信徒学生を中心とした九州学協執行部委員長/生長の家の学生活動家

・衛藤晟一
〈参議院議員/首相補佐官/日本会議幹部/日本青年協議会副代表/生長の家信徒学生を中心とした九州学協執行部副委員長/生長の家の学生活動家

・百地章
〈日本大学教授/集団的自衛権を合憲とする官邸御用達の憲法学者/美しい日本の憲法をつくる国民の会(日本会議フロント団体)幹事長/『二十一世紀の日本と憲法』有識者懇談会(日本会議フロント団体)事務局長/朝日・グレンデール訴訟を支援する会代表者/
全日本学生文化会議(「生長の家学生信徒及びその周辺に集まる民族派学生の運動が母体」)結成大会実行委員長)

・高橋史朗
〈明星大学教授/日本青年協議会幹部/生長の家学生会全国総連合委員長

・伊藤哲夫
〈安倍晋三ブレーン/日本政策研究センター所長/
生長の家青年会中央教育宣伝部長/生長の家教団職員


著者は、これら安倍政権周辺に巣くう「一群の人々」が、政治活動から撤退した後も、精力的に政治活動を続ける「生長の家原理主義者」であることを、調べあげてゆく。

『椛島有三=日本青年協議会・伊藤哲夫=日本政策研究センター・教団グループ=谷口雅春先生をしのぶ会』が、
「安倍政権を支える生長の家政治運動」の3つのラインである
ことを、 パズルのピースを埋めるべく、大量の歴史的資料を探索し、実証してゆく。

この「生長の家原理主義運動」に、「政権と近しい政治家や学者が参画している」 と指摘する菅野氏はまた、
安倍晋三が、2006年に、総理総裁に「上り詰めた」際、
安倍自身の党内の権力基盤の脆弱さが、日本会議や「生長の家原理主義者ネットワークをはじめとする一群の人々」が、「安倍の周りに群がり影響力を行使でき」た原因である、と分析する。

同書内では、愛国心を持つ若者が、日本青年協議会の学生組織に勧誘され、運動員として用いられている実態も、明らかにしており、
当該組織で活動していた人物からは、その教化プログラムについて、「カルトなんですよ連中は」との証言も引き出している。

最終章では、椛島有三・衛藤晟一・百地章・高橋史朗・伊藤哲夫という、「一群の人々」を束ねているリーダー格の人物について、
学生協議会初代議長・生長の家青年会副会長の経歴を持つ、“カリスマ”安藤巖の名を挙げる。
菅野氏は、
「稀代のオルガナイザー」、「天才的組織人」と評される、
「神の子」 安藤巖の持つ「不思議な力」と、
「類稀なる策士・運動家・オルガナイザー・名演説家としての実績」、「人格的魅力」、
「谷口雅春との個人的紐帯に裏付けられた権威」には、「誰も逆らえないだろう」
と指摘している。


◆安易な陰謀論ではない

菅野氏は、阿佐ヶ谷ロフトで発言したように、同書に於いても、
「日本会議について知るためには、そうした幼稚で拙速な陰謀論的総括と、誤解を排す必要がある」と記述し、
安易な宗教的陰謀論に陥ることに、警笛を鳴らしている。
「巨大組織・日本会議」ではないと言及。
特殊思想を背景とした、「ごく一握りの一部の人々」による「地道な市民運動」の「結実」が、「政権を支え国憲を改変するまでの勢力となった」と指摘した上で、
「民主的な市民運動」が、「日本の民主主義を殺すだろう」と皮肉る。
「非民主的な思想を持つ人々」による、愚直なまでの「民主的な市民運動」が、民主主義を脅かすに至った現状を、憂慮しているのだ。


◆「我が世の春」

「一群の人々」の一人である百地章は、 5月2日に放映された、NHKクローズアップ現代プラスの「改憲 いま人々は」と題した回で、こう発言している。
「首相が、突然(憲法改正の議論に)入って来たわけではなく、これまでの運動の中で首相が誕生した」



↑以上、転載おわり



上記にある、安東氏の存在は、わたしにあることを思い出させました。
高校2年に発生し、医者からも見放された難病に苦しんでいた自分に、あなたは必ず治ると断言し、言葉通りに救ってくれた新興宗教のこと。
指導を受けたすべてのことを、真面目に、疑う心を持たず、必死になって取り組み続けた自分のこと。
地獄のような毎日から解放され、興奮し、喜び、自分が得た体験を、機会が与えられればどこにでも出かけて話したこと。
専従にとの誘いに、数日かけて悩み、結局は断りの返事をしたこと。

安東氏の病との闘いは、わたしと同じく高校2年の年から始まり、それは7年にも及びました。
周りでは、(古い言い方ですが)青春を謳歌し、能力を活かして成長していく同年代の人たちが居て、
その姿を横目で見ながらの闘病には、並々ならぬ心の強さが必要だったと思います。

彼の再生に関わった宗教がもし、成長の家で無かったら…。
成長の家の創始者・谷口雅春氏が説いたものがもし、ウルトラナショナリズムで無かったら…。
彼の、まだ柔らかだった心に楔を入れたのが、
・第二次世界大戦期に急速に右傾し、
・「皇軍必勝」のスローガンの下に、金属の供出運動や勤労奉仕、戦闘機を軍に献納するなど、自身の教団を挙げて戦争に協力し、
・GHQが、日本を弱体化するために、日本に押し付けた無効の憲法を、即時に破棄し、大日本帝国憲法(明治憲法)に復元しなければならない”と説き、
・「明治憲法復元運動」を起こした人物、谷口雅春氏で無かったら…。
信仰によって病を癒し、長崎大学に進学し、そこで出会った椛島有三と共に、学園正常化有志会を結成し、
「デモ反対・全学連反対」のビラを配ろうとした時に平手打ちをくらい、倒れ、徹夜して作った2千枚のビラを踏みにじられるという暴力に遭っていなかったら…。

安東氏の持つカリスマ性と能力は、別の方向に活かされ、今のような民主主義の破壊は、ここまで進んでいなかったかもしれません。


とにもかくにも、今、わたしたちが直面している(大勢の人はまだ、直面していることすら気づいていない)危機は、
極めて非民主的な思想を持つ人々による、民主的な市民運動によってもたらされたものであることを、肝に命じなければなりません。
それゆえに、とても闘いにくい。
その市民運動は、多岐にわたり、非常に長い年月をかけて、良かれと思う人々によって、コツコツと行われてきたものだからです。

菅野氏は、〝むすびにかえて〟で、そのことについて、こう書かれています。

本書で振り返った、70年安保の時代に淵源を持つ、安藤巖、椛島有三、衛藤晟一、百地章、高橋史朗、伊藤哲夫といった「一群の人々」は、
あの時代から休むことなく運動を続け、様々な挫折や失敗を乗り越え、今、安倍政権を支えながら、悲願達成に王手をかけた。
この間、彼らは、どんな左翼・リベラル陣営よりも頻繁にデモを行い、勉強会を開催し、陳情活動を行い、署名集めをしてきた
彼らこそ、市民運動が嘲笑の対象とさえなった80年代以降の日本において、めげずに、愚直に、市民運動の王道を歩んできた人々だ。
その地道な市民活動が今、『改憲』という結実を迎えようとしている、
彼らが奉じる改憲プランは、『緊急事態条項』しかり、『家族保護条項』しかり、おおよそ民主的とも近代的とも呼べる代物ではない。
むしろ本音には、『明治憲法復元』を隠した、古色蒼然たるものだ。
しかし彼らの手法は間違いなく、民主的だ。

私には、日本の現状は、民主主義にしっぺ返しを食らわされているように見える

やったって意味がない、そんなのは子供のやることだ、学生じゃあるまいし…と、
日本の社会が、寄ってたかって散々バカにし、嘲笑し、足蹴にしてきた、デモ・陳情・署名・抗議集会・勉強会といった、
「民主的な市民運動」をやり続けていたのは、極めて非民主的な思想を持つ人々だった
のだ。
そして、大方の「民主的な市民運動」に対する認識に反し、その運動は確実に効果を生み、安倍政権を支えるまでに成長し、国憲を改変するまでの勢力となった。
このままいけば、「民主的な市民運動」は、日本の民主主義を殺すだろう。

だが、もし、民主主義を殺すものが「民主的な市民運動」であるならば、民主主義を生かすのも「民主的な市民運動」であるはずだ。
賢明な市民が連帯し、彼らの運動にならい、地道に活動すれば、民主主義は守れる
絶望するには、まだ早い。


******* ******* ******* *******

選挙まであと20日。
こんな短い期間で、50年以上もの間、「民主的な市民運動」をやり続けてきた、極めて非民主的な思想も持つ人々に対抗し、勝たねばなりません。

「民主的な市民運動」の中には、日本会議の考え方に近い人たちが緩やかに連携し、各地で多様な運動を広げているものがあります。
それは本当に多岐に渡り、ターゲットになった物事のほとんどは、陳情や苦情を取り入れたり、変更を余儀なくされたりしています。

例えば、
日本会議国会議員懇談会副会長の下村博文・前文科相に、「子ども」を「子供」か「こども」に統一するよう求める要望書が手渡された、というニュース。
もともと、この『子供』の『供』という漢字について、文化庁の国語課は、
「『子供』の『供』には従者の意味がある、という教育評論家の説が広がり、『子ども』が使われるようになっていたのではないか」という認識を持っていました。

けれども、その要望書には、
『子ども』と書かずに『子供』と書かなければならない。
なぜならば、漢字と仮名の交ぜ書きは、「国語破壊」「文化破壊」につながる
から」という内容が記されていたました。
そしてその後、13年6月、文部科学省と文化庁は、「子供」と「子ども」が混在していた公文書の表記を、「子供」にするよう周知徹底したのです。


このような細かなことに対する要望書や陳情は、日本津々浦々の議員や議会、そして公の機関に、日々送りつけられています。
それは、それだけの人員と、そういう人たちをまとめる事務能力が、非常に高度であることを証明しています。
そして、そういうことが可能な団体には、数の力というものが存在します。

日本会議 / 日本青年協議会の進める『国民運動』のスタッフとして活動している人たち、あるいはそこに足を運ぶ人たちが、
先日の『改憲1万人集会』のようなイベントをもり立て、その結果が新聞に載り、それが政治家の目には『世論』として映るのだと、菅野氏は分析しています。

その確実な動員力、マネージメント能力、そして直接アンケートなどを送りつけ、じわじわと圧力をかけてくる手法などに引き寄せられた議員には、
様々な用件で集客や票集めをしたり、議会への陳情を通りやすくしたりするよう依頼し、その成果と引き換えに、票集めをちらつかせる。
だから多くの国会議員は、自分たちにとって「日本会議」は、繋がっておく価値が大きいと考えるのですね。
そうやって議員の多くが、日本会議になびいていった…。
そのことを、報道が全く報じなかったとはいえ、知らずにきてしまった現実を、わたしたちは認めなければなりません。

票を何票集める。
参加者を何人集める。
このようなことを、次から次へと有言実行する日本会議。

そのような団体に支えられている自民党の「平成27年党運動方針」には、

(↓以下、『日本会議の研究』より抜粋)
「憲法改正を党是とする保守政党としての誇り」が全面に打ち出され、
国会議員一人あたり、4000人の党員獲得をノルマ化する。と記されている。

さらに、
日本青年協議会の機関誌『祖国と青年』(2015年4月1日に発売されたもの)名物の『憲法の事案です!』漫画コーナーには、
『改憲戦艦ヤマト』という、実にくだらない、よく2015年にもなって、こんな陳腐な「ヤマト」パロディを、恥ずかしげもなく描けたものだと思う漫画の最終コマに、

『憲法改正まであと480日』と記されていた。

これは、日本青年協議会による、『改憲へのカウントダウン』ではないのか…。

日本青年協議会は、2016年の参院選挙に勝利し、改憲を実施するぞと宣言している
その日本青年協議会は、『日本を守る会』の事務局であった40年前から今現在に至るまで、
手堅い運動手法で、自分たちの運動目標を、着実に政策化し続けている

彼らが取り組んだ運動のほぼ全てが、立法化、あるいは政令化され、現実のものになっている
その彼らが、『改憲』という最終目標にむけ、2015年4月の段階で、明確にカウントダウンを始めていたのだ。

(↑以上、抜粋おわり)


日本会議、あるいは日本青年協議会、あるいは崇教真光、あるいは神社本庁、倫理研究所、キリストの幕屋、モラロジー研究所などの宗教に属し、
思想に陶酔している人、賛成している人、別にどちらでもないが反対ではない人、こちらになびいている方が都合が良かったり、その方が楽な人たちが、
いったいどれだけの票を集めることができるのか、そのことを今さら危惧したところで、仕方が無いことです。
ならばわたしたちは、そのようなものに属していない人たちに呼びかけ、この恐ろしいカウントダウンを阻止しなければなりません。
50年以上もの市民運動の成果と対峙し、わずか20日の間に、勝つ方法を考え、それを実行しなければなりません。

子どもは飼い慣らすべきものだと公言し、
子ども条例制定に反対し、


昭和憲法が、美しい伝統を阻害する要因となっているため改憲し、
行き過ぎた家族間や権利の主張を抑え、
靖国神社参拝などで、国家の名誉を最優先とする政治を遂行し、
国家の名誉を担う人材を育成する教育を実施し、
国防力を強めたうえで、自衛隊の積極的な海外活動を行い、
もっと各国との共存共栄をはかることを目指す集団に、

わたしたちの国を、支配されないようにするためには、7月10日の選挙では、なんとしても結果を出さなければなりません。

あきらめてなんかいられません。
今の子ども、それから未来の子どもたちに、国家の名誉のために生きるよう強制するような社会、経済徴兵が行われる社会を残してはなりません。

フェイスブックやツィッター、インターネット上の勉強会など、まだまだ間に合います。
どうか、目を通し、知り、自分に一番合った行動を選んだり、集会に足を運んでみてください。
それが難しい人は、投票という行為で、日本の民主主義を救ってください。

******* ******* ******* *******

最後に、岩上さんが、今回の選挙の真の争点、改憲の説明を、ちゃんとやろうとしない、すっトボケの安倍政権について、わかりやすく解説してくださっているので、それを転載します。

参院選まで、とうとう3週間を切りました。
まだまだ、やれることがある。
この選挙の真の争点は、間違いなく改憲です
そのことを、1人でも多くの有権者に伝えたい

真の争点を国民が知れば、改憲勢力は大敗するでしょう
だからこそ、安倍総理はここへきて、争点ぼかしに必死になっています
「どの条項を改正するのか、まだ決まっていない」などと、トボケているのです。
トボけるのは、トボケなくてはいけない理由があるからです。
選挙前に真の狙いを説明したら、国民の大多数が反対することでしょう。
だからトボけるのです。

自公ら改憲勢力の狙いは、緊急事態条項です。
それを、ここへきてごまかし続けている。
なぜか。
中身がわかって同意する人間は、普通はいないからです。

改憲は、一条ごとに、改憲の発議を、衆参両院がそれぞれ行い、国民投票にかけられます。
だから、9条がかけられ、自衛隊の存在を認めていない形の2項だけ改められても、現行の憲法のすべてが否定されることはありません。
国民主権も、基本的人権も、権力分立も残ります。
平和主義も9条だけでなく、憲法の前文にも明記されており、自衛隊が合憲的存在になったからといって、平和主義まですべて否定されるわけではありません。

自民党の憲法草案は、トンデモないシロモノですが、これを全面的に実現しようとしたら、何回も憲法発議を行い、何回も国民投票にかける必要があります。
大変手間と時間がかかり、その間に、国民に、憲法に関する情報が行き渡って、自民党の改憲草案は酷すぎないか?と、理解が進むでしょう。

理解されてしまうと、この国を、全面的に改造することは難しくなる
だから、一挙にやってしまいたい
そこで、彼らが目論んでいるのが、緊急事態条項です

僕は、緊急事態条項を導入しようとする、彼ら改憲勢力を、繰り返し、睡眠薬強姦強盗に例えてきました。
緊急事態条項が改憲で導入され、実際に発令されると、現行の憲法秩序はまるごと眠らされ、麻痺して、無効化されます

人権が停止され、圧倒的な力を手にした独裁権力は、政令という名前の実質的な法律を、国会にかけることなく、好き勝手に乱発し、この国の法体系を、まったく別のものに変えていきます。
これは、睡眠薬強姦強盗の手口そのものです。

よく考えてみてください。
「これ、お試しで飲んでみて。そのあと、ボクが何を君にするかはまだ決めてない」と変な男に言われて、
女性の方は、そんな怪しいものを(あるいはそれが強力な睡眠薬だとわかっていて)、飲みますか?

緊急事態条項は、国民全員の人権をスリープさせる、睡眠薬です。
眠ってしまって、抵抗できない間に、
モノを取られたり収用されても(財産権の侵害)

身体を好きなようにされたり(人権の侵害)
命を奪われたり(生存権の侵害)しても
抵抗しようがありません
司法に訴えても、緊急事態条項には、国民は、公権力に服従する義務がある、と刻まれているのですから、異議申し立てする側が、違憲になってしまいます
司法による救済も期待できず、言論の自由もなくなるので、声をあげることもできません

しかも、この独裁条項には、出口も期限もありません
いつまででも、期限の延長ができてしまいます
睡眠薬の追加投与ができて、永遠に、目覚めることができなくなるのです。
我々国民の人権は、終わりなき眠りにつかされ、終わりなき独裁が、その上に君臨します
こうなれば、どんな意味のない、無謀な戦争の遂行も、可能になります

自衛隊は、米軍の指揮下にあり、属国の二軍として動かされますが、
そんな馬鹿げた米軍のための戦争に、反対しようにも、緊急事態条項によって、終わりのない人権スリープ状態におかれてしまえば、
何が起きているのかもろくに知らされないまま、服従を強制され、抵抗できず、隷従するほかなくなります。
我々は、眠りこけた奴隷と化すのです。

だから、そんなクスリ(改憲の条項)は、飲ませる前に中身を明かさない
睡眠薬強姦強盗の手口ですね、これは。
参院選で、議席の3分の2を取り、改憲の発議が可能になるまでは、絶対に明かさない
これは、犯罪者の手口です

ちなみに、憲法9条本丸論も、間違いです。
緊急事態条項はお試し、とっかかりで、本丸は9条だと、いう言い方は、悪気はないのかもしれませんが、誤解を招きます。
民進党の岡田さんは、しきりに、本丸は9条だ、という言い方をしますが、多くの人に、決戦は今回の参院選ではなく次回だと、勘違いさせてしまう可能性があります。
一番大切な本丸は9条で、緊急事態条項は出城だから、この前哨戦は負けても、次の戦いに勝てばいいなどと、油断を誘ってしまうのです。
9条は心臓だとして、何よりも大切に守りたいと思っていても、睡眠薬をのんで、全身が麻痺したあと、心臓を守れますか?
守れません。
財布も守れません。
操も守れません。
脳も守れません。
自分の命も守れません。
家族も守れません。
ほかの国の人々の命も守れません。
緊急事態条項を飲んだら、もうその時点で、終わりなのです。

そして、卑劣極まりない政治的睡眠薬強姦強盗は、何を飲ませるかを誤魔化しながら、3分の2確保に、ひっそりこっそり邁進しています。
何が入っているか、国民に教えないで、コップに睡眠薬入りのドリンクを注いでいるわけです。
自分は立法府の長である、とか、最高権力者である、などと、国会で叫んでいる安倍晋三氏こそ、
この卑劣極まりない睡眠薬強姦強盗の、首魁
なのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Manikin Mob in Manhattan June 18 2016

2016年06月18日 | 日本とわたし
快晴のマンハッタンでマネキン モブ!
わざわざこのために、神奈川から弾丸ツアーでやって来てくださった鍋さんの指導を受けて、さあ開始!

まずはタイムズ・スクエアで。


ドレスコードは白黒と、かなり厳しく言い渡されていたのですが、それを見落とした男の子が若干一名。










はーい、お疲れさま。


あっちぃのなんのって。
鍋さんほど似合う人はいない!ということで、サインではなく、お太鼓を持っていただきました。


記念写真だから、もう笑っていいよ〜。


上の写真の、右側上段で、緑の傘をさしてるあかる君。
いつだって、あっこ母ちゃんと一緒に、平和運動や抗議活動に参加してくれる、未来を担う男の子です。
マネキンになった母ちゃんを、ツンツンしたり話しかけたり。
5分って、待ってる側には長いもんね♪


さて、撮影が終わってちょっと脱力していると、「あなた、韓国の方?」と、年配の女性の方から聞かれました。
「こちらの韓国の方々からは、いつも同じことを聞かれるのです。どうもわたしは、韓国人らしい顔をしているようですね」と言うと、
「ほんと、そうとしか思えないわ」と大笑い。
ああ、まただ…と苦笑いしていると、「これはどういうことのためにやってるの?」と聞かれたので、「選挙の投票を促しているのです」と答えました。
すると、別の女性が、「これ、ほんとにその通りね」と、わたしのカバンに付けていたステッカーを指差して言いました。
そのステッカーは、赤い文字で『NO WAR / NO ABE』、その文字の上に、金魚さんが毛筆で、『アベ政治を許さない』と書いてくれたものです。
彼女たちはどちらも、安倍政権が人権をおろそかにしていることを知っていて、「今回の選挙、日本の民主主義を取り戻すために頑張ってね、応援してます」と、手を握って言ってくれました。



次はグランド・セントラル駅で。

















ここでは、広場の要所要所に、銃を携帯した兵士や警官が立っていましたが、何の問題も無くホッとしていたら、突如、二人の警官のうちの一人が、「コンニチハ」と声をかけてきたのでびっくり。
エスカレーターでの撮影が終わって、最後の場所に移動しようと思ったら、その声をかけてきた方の警官が、「これは何のためにやってるの?」と聞いてきました。
それで、来月の7月に行われる参議院選挙の投票を促すための運動です、と答えたら、なんとなんと、彼は、次から次へと歴代首相の名前を言い始めるではありませんか?!
どぉ〜してそんなに詳しいの?と聞くと、いやあ、コロコロコロコロ変わるからさ、なんか覚えちゃったと。
ほんでもって、一番好きなのは小泉だね、と言うのです。
そして、安倍さんがこっちに来て演説した時に警備したけど、英語が話せるから通訳がいらなかった。大したもんだ、という話になって、
でも、わたしたちは、今回の選挙で、何としてでも、安倍内閣の力を削ぎたいと思っていると言ったら、どうして?と聞くので、
憲法のことや緊急事態条項、言論の自由の侵害、そして原発推進のことなどを話すと、
「原発は必要だよ。ここだってもし、インディアンポイント原発が停止したら、マンハッタンは大変なことになる。そして何より、電気代が10倍になるんだ」
と、ガンガン言葉が返ってきました。
10倍って…それ、誰がそんなこと言ってるの?
止めてみて、それでそういうデータが出たの?
今みたいな電気の使い方を、これからもずっと続けることが良いのかどうか、考えたり想像したりしたことあんの?
事故が起きたらどうなるか。
事故が起きなくても、稼働しているだけでどれだけの汚染が発生するのか、使用済みの燃料の処理のために、どれだけのお金が使われていて、それを誰が負担してるのか、
なんだかもう、言いたいことが頭の中にぶわっと湧いてきて、クラクラしそうになったのですが、
でもわたしだって、あの福島原発の事故が起こらなかったら、考えたことも無かったことばかりだよなと思ったり。
だから、アメリカで生まれ育った彼に、いきなりダダダッと言い返すのはどうかと思い、彼は警備に、わたしはマネキンに、戻ることにしました。
「いい話ができてよかった」
どんな話の流れが発生しようと、そう言いながら笑顔で別れられるのは、ここで学んだ良いことのひとつ、かな?


どうしても、エスカレーター・モブがやりたくて、お願いした動画です。





暑かったし、5分静止のポーズに戸惑ったりもしたけれど、ほんっとに楽しかった!
撮影してくれたジョージさん、荷物係と水分補給に専念してくれたシズコさん、とっても助かりました、ありがとう!
そしてそして、いつも総括と日本とのつなぎに精出してくれる我らがリーダーのわかこちゃん、ありがとう!
そして何より、このモブのために、なんと日本から飛行機に乗って、わずか二泊三日の弾丸渡米をしてくださった鍋さん、ありがとう!
お土産の播磨屋の朝日あげ、涙をチョチョ切らせながら、ありがたくいただきました。相変わらず美味かったぁ〜!
日の丸、いや、日の❤️の旗、これからの運動に使わせていただきま〜す!
わたしたちに、そして世界に、愛だよ愛❤️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今回ばかりは選挙に行ってください!そして野党に入れてください!日本を諦めないでください!

2016年06月15日 | 日本とわたし



今朝、三宅洋平さんが、参院選での立候補を表明しましたね。

「今回ばっかりは選挙に行かないとヤバいらしい、と思ってもらえる火付け役に、自分はなるつもり」

ほんと、その通りなのです。
そのことを伝えたくて、この記事を書いてます。
またまたちょっと長いですが、どうか最後まで目を通してください。
よろしくお願いします。

自民党憲法改正案の唄・紺野孝



自民の憲法改正案を知っているかい?
恐ろしすぎる
基本的人権にまつわる97条
丸ごと削除
これひとつだけとっても 自民の感覚
狂ってる

自民党の想定する基本的人権は
世界の良識とズレてる

12条を変えて 自民の奴らは
自由を全面否定する気だぜ

福祉や医療を国に頼らずに
家族の面倒は
自分たちで見なさいと言ってます
ふざけんな

戦前の歴史を
振り返ればすぐにわかる
自民の改正案が ヤバイこと


そして9条改正だ
これで戦争ができるぜ
経団連の後押しで
若者みんな兵隊さ
36条を変えて 
自民の悪政に声をあげたら 
拷問されるぜ

誰でも拷問されるぜ

有り得ないと笑うあなた
一度 自由民主党の
憲法改正案をネットで検索してみて

自民に票は入れらんねぇ
選挙に行くしか術がねぇ
自民に票は入れらんねぇ
選挙に行くしか道はねぇ


******* ******* ******* ******* *******

ほんと、選挙に行くしか道がありませんし、投票所では自公に票は入れられません。
上の歌の中にもある9条、12条、36条や97条はもちろんのこと、21条の『言論の自由』も、破壊されようとしています。

そのことについて、升永氏が、わかりやすく説明してくださっています。

↓以下、転載はじめ

【大拡散希望】
新聞、テレビが、
【現違憲状態首相の目的の改憲は、現憲法の「言論の自由」の否定である】と報道すれば、
7月の参院選で、自民党は、間違いなく大敗する

升永英俊

Ⅰ:「新聞、テレビが、
【現違憲状態首相の目的の改憲は、現憲法の「言論の自由」の否定である】と報道すれば、
その報道一発で、自民党支持者・ほぼ全員が、参院選で、野党統一候補に投票しますよ」
(某自民党支持者〈タクシ―運転手〉談)。

新聞、テレビが、
【現違憲状態首相の目的の改憲は、現憲法の「言論の自由」の否定である】と報道すれば、
7月の参院選で、自民党は、間違いなく大敗する。
なぜなら、18歳以上の日本国民(1億1000万人)の90%は、現憲法の「言論の自由」の否定を、支持しないからである。

Ⅱ:全新聞、全テレビが、
自民党改憲案は、【現憲法の「言論の自由」を否定している!」という、【天と地がひっくり返る程の世紀の大ニュース】を報道しない理由は、

広告料である。


① 新聞は、インターネットに食われて、大幅に購読者を失った。
いま、新聞は、新聞広告に依存している

新聞広告は、ほぼ全て、企業が出している

現違憲状態政権は、一方で、消費税を増税し、他方で、法人税を大幅に減税して、企業の期待に応えている

輸出志向の企業は、円安を期待する
現違憲状態政権は、円安政策をとって、企業の期待に応えている。

企業の一部は、TTP締結(自由貿易)に賛成である。
関税障壁がなくなるため、企業は輸出しやすくなるからである。
現違憲状態政権は、TTPを締結し、企業の期待に応えている。

企業の一部は、原発推進を望んでいる
その理由:
原発廃止となると、電力会社の原子力発電関連資産が、貸借対表上ゼロ円になる。
その結果、全電力会社は、債務超過となり、破産。
よって、全電力会社は、原発推進を期待している。
他方で、金融機関は、全電力会社に巨額の融資をしている。
だから電力会社が倒産すると、金融機関は、大きな不良債権を保有することになる。
なので金融機関も、原発廃止に反対である。
また、東芝、日立は、原子力関係事業(原子力発電設備の輸出を含む)を、事業の柱に一つとしている。
そのため、原子力関係メーカーも、原発推進を期待している。


現違憲状態政府は、この産業界に期待に応えて、原子力推進中である。

三菱重工らは、潜水艦や武器を、製造・販売している
最近、日本の重工業メーカーは、オーストラリアに潜水艦を輸出するよう試みている、と報道された。
武器関連の重機械メーカーも、武器の輸出自由化を期待している。
現違憲状態政府は、戦後一貫して維持されてきた、【武器輸出禁止の大原則】を廃止し、企業の期待に応えている。

⑧ 以上のとおり、企業の一部は、現違憲状態政権(自民党)が、次の選挙で負けないことを期待している

企業は、【新聞に広告を出すか出さないかの自由】を持っている

新聞は、広告料が減少しないことを望んでいる


Ⅲ:市民が声を上げないと、新聞、テレビは、広告料収入の減少を防ぐため、
現違憲状態政府にとって報道されたくない情報(=自民党改憲案21条2項が、現憲法の「言論の自由」と否定しているという、大ニュース)を、国民に報道しない可能性がある。


Ⅳ:市民は、クチコミとSNSで、この【天と地がひっくり返る程の大ニュース】を拡散できる。

自民党改憲案21条2項が、現憲法の「言論の自由」と否定しているという、【天と地がひっくり返る程の大ニュース】の意見広告が、
朝日新聞、東京新聞、中日新聞、日経、産経に出た。

更に、4月4日の東京新聞、中日新聞の社説は、
【自民党改憲案21条2項が現憲法の「言論の自由」と否定している】
と大きく論じた。

これは、大きい。

今後、一部の新聞、一部の雑誌が、
自民党改憲案21条2項が現憲法の「言論の自由」と否定しているという、【天と地がひっくり返る程の世紀の大ニュース】を報道し始めると、期待できる。

自民党改憲案21条2項が現憲法の「言論の自由」と否定しているという、大ニュースが、新聞、テレビで、国民の一部に伝われば、
この大ニュースは、瞬く間に、広く国民の間に拡散するであろう。
そうなると、7月の参院選で、自公は大敗するであろう。



自民党改憲案21条2項が、現憲法の「言論の自由」と否定しているという、【天と地がひっくり返る程の大ニュース】の衝撃は、それほど、決定的である。

野党統一候補も、既に21個の参院選一人区(全32個)で、決まった。

升永英俊
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

市民・升永英俊

わたしは、共産党支持ではない。

しかし、7月の参院選では、野党統一候補方式(沖縄方式)を強く支持する。
それ以外に、自民公明、大阪維新・合計77議席を阻止する方途はないから。

♯違憲状態首相(=国会活動の正統性の無い議員。憲法98条1項基づき)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

6月8日の深夜から6月9日の朝にかけて、わたしは、タクシー運転手・3名と、各々20分話しました。
3名とも、現憲法の言論の自由の否定に、強く反対でした。
わたしの話は、自民党改憲案は、現在の「言論の自由」を否定していることの一点のみです。
これ以外の話題を追加すると、話し相手と、意見が割れ、雰囲気が悪くなるからです。


わたしは、

自民党改憲案21条2項の現憲法の「言論の自由の否定」は、中国憲法51条の「言論の自由に否定」と、実質的に同じです。
中国憲法の「言論の自由の否定」と同じなど、トンデモナイ!!!!!

今度の参院選だけは、言論の自由廃止の自民党改憲を阻止するため、一人区なら、野党統一候補に入れるべきです。

③ ところが、新聞、テレビは
(1)自民党改憲案が、現憲法の言論の自由を否定していること;
(2)今度の参院選で、自民・公明、大阪維新、日本のこころの合計が78議席占めると、参院で2/3となり、憲法改正国会発議可能となること;
の2大ニュースを、一切報道しない
国民投票になっても、新聞、テレビは、憲法改正案が現憲法の言論の自由を否定していることを、国民に気付くように大きく報道しないだろう。
今度の憲法改正案は、9条改正を避けるので、国民投票は、過半数で、憲法改正に賛成であろう。

④ なぜ新聞が、自民党改正案が、現憲法の「言論の自由」を否定しているという、大ニュースを書かないのか?
その理由は、広告料であろう(推測)
現違憲状態政権は、法人税を大幅に下げた。
円安にした。
一部の法人は、自民党が選挙で勝つことを期待する
広告元は、企業である。

新聞社は、広告元(企業)が、自民党に批判的な記事を書くと、次の広告の注文がこないリスクがあると心配して、
自民党不利の記事を書かないように、自主規制するのではないか。

【自民党改憲案が、現憲法の言論の自由を否定し、中国憲法と実質的に見て、ほぼ同等を言う報道】が出ると、選挙で、自民党は大敗するリスクがある。

新聞は、企業が、そのリスクを望まないことを配慮して、【自民党改憲案が、言論の自由を否定していること】を報道しないのではないかという、疑念が生まれる。

東京は、一人区でないため、野党統一候補がない。
わたしは、今の民進党が嫌いだけど、鼻をつまんで、今回は民進党に入れます。
民進党であれ、共産党であれ、どうせ今度の選挙で、政権をとれるわけではないので、民進党に投票しても、国政が無茶苦茶になるわけではないからです。


当選の見込みのない、弱小政党に入れない
死に票になります
これは、避けたい。

どの政党も信頼できないから、棄権というパターンが最悪です。
なぜなら、組織票を持っている、自公、おおさか維新の合計が78議席となり、憲法改正が成功してしまうからです」

と話しました。

上記の3名全員、大要、

「ラジオは、自民党改憲案は、現憲法の言論の自由を否定していると、ガンガン言っていますよ。
自民党改憲案通り改憲されると、日本が別の国になるよ。
「言論に自由」がなくなるなんて、信じられない。
それじゃー、中国、北朝鮮と同じじゃないですか。

参院選投票日(7/10)まで30日強しかない。
自民党のHPで、自民党改憲案21条2項を見てみます。

周りの人に、参院選まで、クチコミします。大変勉強になりました」といわれた。

↑以上、転載おわり
 
******* ******* ******* ******* *******

さて、日本のテレビや新聞は、今回の選挙のことを、あまり報道していないと聞いています。
まさかとは思うのですが、本当なのでしょうか?

自民党からの「公正確保のお願い」で選挙報道時間が激減した
【女性セブン】2016年6月23日号
http://www.news-postseven.com/archives/20160611_420076.html

7月10日に、参議院選挙が行われる。
6月22日の公示日以降は、公職選挙法に基づき、ニュース番組は、より公平性が求められる。
特定の候補者やタスキ、選挙カーばかりが映らないような配慮が行われ、テレビ出演する各党幹部の発言の時間についても、“平等”になるよう細かい配分がなされる。
こういった選挙報道について、この頃は、変化が見られている。

2014年の衆議院選挙を前に、自民党は、在京テレビ局に対して、
「選挙時期における、報道の公平中立、ならびに公正の確保についてのお願い」と題する文書を配布
した。
その結果、何が起きたかといえば、選挙に関する報道時間の激減だった。

駒澤大学専任講師で政治学者の、逢坂巌さんの調査では、2014年の総選挙では、解散日から投票日までの総報道量は、70時間17分だった。
これは、この10年間で、最も報道量の多かった2005年の総選挙のときの、わずか5分の1、最も少なかった2003年に比べても、半分の少なさだった。
逢坂さんは、その原因が、自民党からの文書にあったと指摘する。

「文書が出されたタイミングと、報道量が激減したタイミングが、ぴったり重なります。
特に、ワイドショーが取り上げなくなりました。
ニュースも減っています。
これは、圧力がかけられたからと言うよりは、現場が“忖度”したから。
後で面倒なことになるくらいなら報じない、と判断した可能性は高い。
あの文書は、結果として、報道する側に、大きな影響を与えました

現場もそれを認めている。

「政党の色のついたコメンテーターは出せませんし、出てもらう人には、特定の党だけを批判する意見は、遠慮してもらいます。
街頭インタビューでは、賛成と反対、両論を紹介するのがマストです。
ほとんどが反対でも、同じ数だけ、賛成の声も取り上げます
それなら公平で、クレームもないだろうという判断です」(民放のニュース番組のプロデューサー)


バランスをとるあまり、私たちが知りたいことではなく、“彼ら”の伝えたいことばかりが報じられるとしたら、それは、私たちの正しい判断材料となりうるのだろうか。

〜中略〜

元民放連職員で、立教大学社会学部メディア社会学教授の砂川浩慶さんは、ニュース番組へのいっそうの奮闘を期待する。
それは、「知る権利を持つ国民にとって、非常に不利益な状態」だからに他ならない。

「本来、ニュース番組の役割は、視聴者が考えるための、多角的な材料を提供することです。
それなのに、視聴者の知らぬ間に、政府の狙い通りにニュース番組が作られ、報じられ、見る側がそれを信じ込んでしまうという危険な状態は、なんとしても避けなくてはなりません」


******* ******* ******* ******* *******

年金の給付は減らします。
消費税は上げます。
言論の自由は取り上げます。
米軍の指揮下に入り、戦争に参加します。
子どもの教育に道徳の教科を入れ、成績をつけます。

そして緊急事態条項。
これはもう、各地で、国会で、自民党議員が口に出していることですが、
これが通ってしまうと、本当にもうおしまいです。

『震災対策』などと言って誤魔化していますが、
これ、実は『人権』を制限し、立法機能を国会から内閣に移すことが可能になります。
最悪の場合、ずっと緊急事態だということにすれば、国会も選挙も用無しにすることができ、内閣が勝手になんでもできるようになります。
人権の制限、侵害も可能です。
意に反する苦役(18条で禁止されている)を課される(例えば徴兵)可能性も出てきます。

だから、今回ばかりは、投票に行ってください。

という思いを伝えるこういうアイディア、すご〜く良いと思います。
全国で実施できないかなあ…。

******* ******* ******* ******* *******

寿町で横浜市長選にむけ「選挙に行こうキャンペーン」
【hamakei】2006年03月24日
http://www.hamakei.com/headline/1518/



「KOTOBUKI選挙へ行こうキャンペーン実行委員会」(岡部友彦代表)と、寿地区自治会(村田由夫会長)は、24日から26日まで、
中区寿地区の投票率アップを目指して、「KOTOBUKI選挙へ行こうキャンペーン」を実施する。
同キャンペーンは、投票率向上を目指し、地域の有権者に、選挙権があることを啓発することと、
キャンペーンを通して、寿地区への社会的関心を高めることを目的とし、
投票所である、富士見中学校への道順を示す矢印型のサインを、600枚を設置するもの。





寿地区の投票区の有権者数は、区内の他地区に比べて多いが、2002年の市長選や昨年の衆院選、参院補選の投票率は、低かったという。
使用したサインは、選挙後に、プランターとして再利用する計画。
実行委員会代表の岡部さん(岡部建築設計事務所)は、
「今回の目的は、怖いイメージがあった寿の街が、変わりつつあることを知って欲しい」、
企画にかかわっている田中陽輔さん(東京大学大学院)は、
「選挙の度に、6,000人いる地域の方にとって、記憶に残るようなアクションをつづけてきたい」と語った。


↑以上、転載おわり

こんな矢印が、日本全国津々浦々の通りに、まるで花畑みたいに現れると、すご〜くいいと思うのです。
通知ハガキが無くても投票できるよっていう表示もあったら、外出ついでにひょいっと、矢印に誘われて、投票所に行く人も出てくるかもしれません。

******* ******* ******* ******* *******

そしてこれは、Sealdsのみなさんが作ってくれた、今回の参院選についてのガイドブックです。
一部だけちょこっと紹介しますので、ぜひぜひ、下記の青い部分をクリックして、全体を見てみてください。

参院選 2016 ガイドブック
http://sealdspost.com/archives/1260











******* ******* ******* ******* *******

雑誌『LEE』さんも、頑張ってくれてます!






******* ******* ******* ******* *******

ではここで、選挙に行ってください!に続き、もうひとつお願いです。

今回ばかりは、野党に一票!考えていただけませんか。



通販生活は買い物雑誌なので、自民党支持の読者もかなりいらっしゃいます。
たまに、安倍首相批判の記事をのせると、『けしからん、買い物以外に口を出すな』という、抗議のお手紙をいただきます。
でも、お名前入りなので、気持ちよく拝読できます。
で、またまた抗議のお手紙を覚悟の上で、

自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか。

多数におごることなく、アメリカにおもねることなく、つねに民主主義的手続きを尊重する、フェアな保守政党としての自民党に変わってもらうには、
一強多弱はよくありません。
いまの、『もの言えば唇寒し』の気分、どこかの国に似てきたように思いません?


******* ******* ******* ******* *******

みんなで選挙に行こう


2016年夏の参院選予定候補者、堀越けいにんです。
民進党公認、共産党推薦、社民党推薦、市民と野党の統一予定候補です!
36歳、娘が3人。
作業療法士として11年間、病院で多くの患者さんに接してきました­。
普通の生活、普通の幸せ。
それまでもが今、危機的状況にあります。
社会福祉、消費税、­安保関連法、基本的人権、アベノミクス…。
今度の参院選は、ほんとうに大事な、大事な選挙になります。日本を諦めないでください­。
あなたが動けば変わります!
あなたが政治に参加すれば、日本は変わります。
僕と一緒­に変えていきましょう!
この群馬から、日本を変えていきましょう!
宜しくお願いします!

みんなで選挙に行こう!
堀越けいにん作詞作曲、Mooning編曲

みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!

明日も笑えるよう


みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!

渋滞さけて行こう

あしたも笑って生きてこう!

目の前にいつも流れている 世の中の不条理が
僕らの心をまどわせて おとしめようとするけど
その隙間に実は満ちている 優しさやぬくもりを
一つずつ拾いあつめてきて それも幸せと呼ぼう

あしたもきっと待っている Uh~Yeah
憂いや悲しみも全部乗り越えていけるから

みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!

明日も笑えるように


みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!
みんなで選挙に行こう!
あしたも笑って生きてこう!



堀越けいにんより、あなたへのメッセージ


******* ******* ******* ******* *******

それでは最後に、我らがミナセンNYのリーダー、わかこちゃんから。



参院選の比例と小選挙区の、何が違うのかわからないと質問があったので、お答えします。

★★超重要★★
【参院選挙は、投票用紙2枚。2枚とも「候補者名」を書く

比例代表の投票用紙には、「『政党名』か『候補者名』のいずれかを書いてください」とありますが、
応援したい候補者を当選させるため、必ず候補者名を書いてください
数多くの候補者の中から、48人しか当選しません。

投票用紙1枚目…選挙区:自分の県の候補者
投票用紙2枚目…比例代表:全国から出ている候補者

例えば、比例代表の福島みずほさんを応援したい場合は、2枚目の投票用紙に、社民党と書かずに「福島みずほ」と書きます。
候補者の名前を書くと、候補者と政党の両方を応援できます。

皆さんは、投票用紙を2枚貰います。
それぞれに、比例選出、小選挙区選出の、候補者の名前を記入してください


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなちがってみんないい

2016年06月14日 | ひとりごと
ここ数日は、からっからに晴れている。
あんまりからっからなので、ちょっと風が吹くと肌寒い。
ここはカナダの山奥か?などと、真剣に思ったりする。
いい陽気なので、動物たちもどんどん現れる。

畑の天敵グラウンドホッグのにいちゃん。


ピンボケアップ。


おいこら、君たち、何を食っておるのだ!


うちの畑にはミミズさんがいっぱいだからなあ。でも、野菜も突いてないかね?


やられた!前庭なのに…。




犯人、いや、犯鹿くん、只今お隣さんのアジサイにパクついている。


今年はこの仔ひとりでいつも来る。


昨年の冬は寒さが厳しくて、イチジクが死んでしまった、という家が多かった。
うちも同じで、枝がだんだんと黒ずんでくるのを見るのが辛かった。
そろそろ抜いてしまおうかと思っていたら、立ち話していたご近所さんのライルが、あ、芽が出てる!と指差した所を見ると、


わぁ〜!!なんて嬉しい!!よく生きてくれてたなぁ〜!!


去年の秋に、伸び放題だった枝をバッサバッサと切ったら、今年はメチャクチャ実がついたブラックベリー。


鳥と人間の知恵比べが始まる。


歩美ちゃんちのキーライム。夏になるといつもうちに引っ越してくる。



最近、ハーネスとリーシュ付きで、外出の練習を始めた海ちゃん。
起きている間のほとんどを、窓辺に張り付いて外を眺めている彼は、一度逃亡して怖い目に遭ったにもかかわらず、人が外出をする時を狙って外に出ようとする。
なので、それならばと、猫用のハーネスを買って着せてみた。
最初はパニクって逃げていたが、これを我慢したら外に出られるということを覚えたのか、とりあえず装着は楽にできるようになった。
あんなに出たかった外なのに、いざ出てみると、地面に下ろしたら最後、とっとと家の方に走って行く。
でも今日は、出ると鹿くんが居た。
海はわたしにしがみつきながら、デカい鹿くんをガン見。
その時すでに、鹿くんと我々の距離は2メートルも無かったのに、なぜか鹿くん、海に興味があるのか、ジリジリと近づいてくる。
とうとう1メートルぐらいになってしまい、海はもちろん、わたしも限界だったので、追い払おうと思って足を蹴り上げたら、スリッパがスポンと脱げてしまった…。

部屋に戻ってからもう一度パチリ。


ああ怖かった。


外遊びには全く興味が無い空に、背中をペロペロしてもらってうっとり。



家の中で猫と一緒に暮らしながら、自力で生きているリスや鹿や鳥やグラウンドホッグやウサギなどを眺めていると、
今のような陽気の良い時はいいけれど、気候の厳しい時などは、なんだか申し訳が無いような気持ちになる。
けれども自然と共に生きている生きものは、ただただあるがままに、当たり前に、その日その日の状況に沿って、命を永らえる知恵をつけているのだから、
人間のようなひ弱な生きものは、せめてその、それぞれに違う生き様を見て、命の大切さを学んでいけばいいのだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「寒さで震えている人に『毛布を買う金がいるから、その上着を脱いでよこせと要求する』消費税増税」斎藤氏

2016年06月11日 | 日本とわたし


上着か毛布か 斎藤美奈子(文芸評論家)

「消費増税を延期したんですね」
「おかげで社会保障もパーですよ」

みたいな話になっているのが腑に落ちない。

だいたい、消費税を上げて社会保障費に充てるっていう、発想自体がおかしくない?

寒さで震えている人に、
「毛布を買う金がいるから、その上着を脱いでよこせ」と要求しているようなもの。


上着を渡して(消費税を上げて)、毛布(社会保障)を待つか。
いまのままで我慢するか。

究極の二択だ…。って、べつに究極に二択じゃないですよ。
そういうときは、上着はもちろん取り上げず、ぬくぬく暮らしている人の所から、毛布を調達してくるんですよ。

実際、2%の増税は、家計をまちがいなく直撃する。
増税の延期で、ホッと胸をなで下ろした人は、少なくないはずだ。

なのに、民進党の岡田克也代表いわく、
「公約違反だ。アベノミクスの失敗だ」

そんなだから、有権者にそっぽを向かれるのよ。

「増税延期は評価してやるが、社会保障は予定通り実施しろ」とでも言っときゃいいのに。

その点、
「消費税10%増税は、先送りではなくきっぱり中止」
法人税減税や、大企業への優遇税制をやめて、財源に充てよ、と要求している共産党はさすがだが、
「きっぱり中止」じゃまだ弱い。

消費税は5%に戻して、景気回復を目指す。
毛布に加えて、上着ももう一枚の発想だ。
暖かくなれば、人は動くよ。




このコラムを読んで、『北風と太陽』の話を思い出しました。
その北風を、ビュンビュン吹き散らしている安倍政権を、正すどころか、したい放題にさせているのが、この連中です。


何度見ても、本当にムカムカします。
日本の国会は、前々から伝えてある内容でないと質問できず、だから答える方にも聞く方にも、緊張感というものはまるでありません。
それでも答えるのに窮する閣僚に、後ろから指図をしたり答え方を伝えたりする黒子まで居て、これほどの茶番国会は、世界でも珍しいのです。
だから寝ていられる。
ここまで開けっぴろげに、堂々と、悪びれることもなく、居眠りができる。
こんな連中を税金で養っていることに、もっともっと怒るべきです。

国会の質疑は、先立って報告する義務を無くし、応答する側の人間は、どんなことを聞かれても答えられるようしっかりと知識をつける。
当たり前じゃありませんか?

まず、居眠りをしたら減給。
もちろん、前にここでも書いたような、携帯いじりや読書などはもっての他。
何度も続くようなら解職。
わたしたち有権者は、いつまでも甘やかしていてはいけません。

消費税は5%に戻し、景気回復を実現させると同時に、法人税減税や、大企業への優遇税制をやめて、財源に充てる。
それはできないと言うのなら、政治の舞台から降りてもらいましょうよ。

アベノミクスもボロボロだし、


米軍には、湯水のように金を貢ぐし、


こんな政権も政党も、もう日本にはいらんわ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わりと始まり

2016年06月11日 | ひとりごと
コーラスの伴奏者としての、ダリルとの仕事が終わった。



ダリルは、今月末で退職する。
実は、彼は、そのことを全く望んでいない。
彼は、今から18年前に、隣町にある、なにがしかの障害を持つ生徒たちのための高等学校の、音楽教師として採用された。
それからというもの、毎年、学年末とクリスマス前に行われるコンサートは、多様なコーラスの曲とユーモアたっぷりの演劇で、観客を沸かせることになった。
そう、彼は、音楽全般を教えるだけでなく、おもしろ可笑しいセリフが満載の、短い劇の脚本を書くこともできるのだ。
そんな彼の目に止まり、伴奏者として雇われることになったのは、今から11年前のことだった。
丁度その頃、わたしは、高慢で態度が悪い子たちが多い、ある私学の中学校の、コーラスの伴奏を引き受けていた。
指揮をしていた音楽教師が産休に入ったので、その間の代講を引き受けたのが、彼の奥さんのテリーだった。
もちろん中には、歌うことが好きで、練習に参加していた子もいた。
けれども、いったい何がしたくてここに来ているんだ?と、肩を掴んで問い質したいような子が多過ぎた。
その子たちは、わたしと同い年ぐらいの、そして少し太ったテリーを、からかいの標的にした。
産休に入った音楽教師は美人で、スタイルも良かったから、彼らはそのことでも比べて、ひどいことを言ったりした。
練習中に、もう我慢できないと、鍵盤を両手の平でバンッ!と打ちたい衝動に何度もかられたけれど、そのたびに、テリーは目で、「気にしないで、わたしは大丈夫」と言った。
テリーは、気持ちを込めて歌うことにこだわったけれど、もともと歌う気の無い生徒たちに、そんなことが通じるわけもなく、
けれども、少なくとも、彼女とわたしは、良質の音楽を作り上げていこうという気持ちで強くつながっていた。
わたしはそのことに集中し、他のことには目を瞑ることにした。
そうでないと、本当に、気がどうにかなってしまいそうだった。
前の教師が戻ってきたら、その、良質の音楽を作り上げていこうということも不可能になる。
彼女はとりあえず、コンサートの舞台に彼らを立たせたという、既成事実を作れさえしたらよかった。
それ以外のことはどうでもよかったから、表現や響きの組み立て、それからテンポのことなどで、わたしに無茶な注文をすることが多かった。
そして観客の親たちのほとんどは、とても金持ちで、自分の子の歌が終わったら、演奏途中でも平気で席から立って帰って行った。
やめたいなあ…と、心底思っていた。
でも、当時はまだ、夫は鍼灸の勉強をしていて、生活がとても不安定だったし、上の息子の大学への進学も直前に迫っていたから、臨時収入を断つなんてことは、到底無理だとあきらめていた。

そんなところに現れたのが、テリーの夫、ダリルだった。
テリーから、とても良い伴奏者がいると散々聞かされて、どれどれと、コンサートを聴きに来たのだった。
初対面で突然、「1分1ドルで雇うから、こんなとこにいないで、僕の学校に来てくれ」と言われ、面食らったが、
テリーもそのコンサートを最後に、学校を去ることになっていたので、二つ返事で引き受けた。

それからの11年間。
まさか、こんなに長くやることになるとは思っていなかったけれど、あっという間だった、という気もする。
わたしたちがコンビを組んでいる間に、校長が2度替わり、それと共に、ダリルはどんどんと孤立していった。
経営上の問題や、カリキュラムを組む上での意見の相違など、いろんなことが原因になったとは思うけれど、
コンサートが近づいても、練習に現れない、現れても途中で退席しなければならないという生徒が増えて、ダリルはいつも、頭のてっぺんから湯気を出して怒っていた。
それが年々、特にここ数年はひどくなってきていた。
学校との軋轢がどんどん深まってきた頃、彼は突然、パートで働くように言われた。
契約は1月から12月までの1年ごとに行われ、だから今回の辞職宣告は、まだ契約期間半ばのことだった。
わたしは、そのことに関しては何も役に立てないのだから、せめて最後のコンサートとして、気持ち良く指揮ができるよう努めたいと思った。

ダリルは、本当に楽しそうに、そして生徒たちも、いつも以上に、素晴らしい声とハーモニーを聴かせてくれた。
演劇では、休んだ生徒の替わりをダリルが演じて、その可笑しさに、会場から笑いが何度も起こった。
彼自身の、歌とギター演奏もあった。
最後の舞台を楽しんでいる(ように見える)彼を、わたしはただただ見守っていた。

コンサートの締めくくりに、今年の3月に突然亡くなった、アシスタントでダリルに散々こき使われていたジョナサンのために、彼が一番好きだった歌を歌った。
何人かの生徒たちは、こらえきれずに泣いていた。
彼が亡くなった時、学校が何もしなかったことを、ダリルはとても残念に思っていた。
コンサートやコンクールがあるたびに、生徒たちのパート練習を受け持ち、リハーサル中も当日も、雑用係としていろんな協力をしてくれたジョナサン。
彼自身、とても深いバリトンの声の持ち主だったから、練習中はよく、生徒たちと一緒に歌っていた。
ダリルが、コンサートの最後に、メモリアルスピーチをするということを知り、何もしなかった学校は慌てた。
それで急遽、学校の片隅に花壇を作り、彼の名前をつけることにした、ということを、スピーチの中で言って欲しいと言ってきたのだそうだ。
そのことにも、ダリルはプンプン怒っていた。

いずれにせよ、もうこれでここともお別れだなと、本番前の緊張と共に、感慨にふけっていたら、突如、校長と総務課長がふたり、わたしの前に立っていた。

「なんでしょう?」
「あなたの住所と電話番号、念のために教えてもらえるかしら?」
「いいですけど…」
「知ってるとは思うけど、ダリルは今学期で退職します。でも、まうみには、伴奏者として残ってもらいたいので」

え…。
この臨時収入は大きかったので、失うことをちょっぴり残念に思っていたけれど、
それよりもう来年は還暦を迎えることだし、少しはゆっくりした方が良いかもと、楽しみにしてもいたので、この予定外の展開に驚いていると、
「新しい仕事ゲットだな」と、ちょっぴりイヤミな言い方で、ダリルが耳打ちしてきた。

ごめんねダリル。
でも現実はさ、自分たちはもちろん、この仔たちを食わせていかにゃならんからね。



夫が、「ダリルとテリーをうちに呼んで、夕食をご馳走しよう」と言った。
ダリルと夫の初対面、今から楽しみ。

今日は、これまでの疲れがドドッと出て、義父の誕生日&父の日の祝いに、ペンシルバニアに行くことさえもできなかった。
朝からダラダラしながら、猫用のリーシュをつけた海と一緒に裏庭に出たり、本を読んだり、ビデオを観たりしながら過ごしている。
それでもまだすっきりしない、このしつこい疲れは、今夜の湯船に溶かしてしまおう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「これまでの約束とは異なる新しい判断」の「信を問いたい」←大ウソ!改憲が本命!3回も騙されないで!

2016年06月08日 | 日本とわたし
先日6月5日の、NHK日曜討論。
このホラ吹き男は、来年4月に予定する消費税率10%への引き上げは、
「リーマン・ショック、大震災級の影響があるできごとが起こらない限り、予定通り行う」と、何度も何度も繰り返し明言してきました。

でも、とうの昔に破綻しているアベノミクスの悪影響が、社会の隅々にいろんな形で現れ出していて、ここでさらに消費税率を上げると、さすがに市民は気づくかもしれない。
その不満が、悲願の改憲(壊憲)の邪魔になる可能性が大きい。
よし、アレを利用しよう!とばかりに、人と金を湯水のように無駄遣いし、伊勢志摩サミットは開催されました。
世界経済は危機的状況にあり、リーマンショック級の事態が迫っているよね、ね、ね、と押し付けようとしたけれど、
アホか?と呆れ気味に無視されたばかりか、政治利用しようとしたことまで見透かされ、大した成果も出せない結果に終わってしまいました。

そこで出てきたのが、
「これまでの約束とは異なる新しい判断」












「これまでの約束とは異なる新しい判断」

これまでの約束って…この男が約束して、守ったことがあるのですか?
この男は、約束という言葉の意味すら、わかっていないのではないですか?
百歩譲って、これまでの約束が約束であったとしても、
それと異なる新しい判断って何?
意味不明なんですけれども。
そんな意味不明なことに、信を問われるわたしたちは、
ふざけんな!と、声を大にして応えなければなりません。




この男の約束の裏側にいつも隠れているのは、憲法改正(改悪)。
2013年の参議院選挙では、『日本を取り戻す』なんて言って『特定秘密保護法』を、
2014年の衆議院選挙では、『景気回復』なんて言って『安保法(戦争法案)』を、
そして2016年の今回では、『アベノミクスを問う』なんて言って『憲法改正(改悪)』をするつもりです。

いやもう、いいかげん、このペテンに引っかかるのはやめましょうよ。
特定秘密保護法も安保法も、どちらも憲法改正(改悪)のための下準備。
王手を打たれたわたしたちの反撃は、一ヶ月後にある選挙でしかできません。
でも、くれぐれも、またこの手口に騙されないでくださいね!!
↓↓↓



安保法廃止、脱原発依存、改憲阻止 4野党の共通政策に
【東京新聞】2016.6.8
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016060802000120.html



民進、共産、社民、生活の野党四党の代表者は7日、
7月の参院選に向け、市民団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」との間で、
安全保障関連法廃止や、改憲阻止を柱とした政策協定を、締結した。
野党4党の共通政策となる。
経済や税制に関しても、安倍政権と対照的な方針を列挙。
野党4党の統一候補が自民党候補と争う、32の一人区の争点が、明確になった。
 
政策協定には、安保法廃止や改憲阻止のほか、環太平洋連携協定(TPP)合意への反対、原発に依存しない社会の実現に向けた、地域分散型エネルギーの推進を盛り込んだ。
沖縄県の米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題では、県民の反対を無視した名護市辺野古(へのこ)への新基地建設は、中止を求めた。
 
先の通常国会で問題になった子育て環境や、安倍政権下での拡大が指摘される格差の解消策として、保育士の待遇の大幅改善や、高校完全無償化を明記。
女性の尊厳と機会を保障するための、選択的夫婦別姓の実現や、国会・地方議員を男女同数にする目標も掲げた。
経済分野では、安倍政権が進める法人税減税を意識し、法人や資産に対する「公正な税制の実現」を目指すとした。
 
民進党の岡田克也代表は、協定署名後の共同記者会見で、参院選での獲得議席目標について、
「改憲勢力に、3分の2(162議席)の獲得を許してはいけない。最低限の数字だ」と指摘。

共産党の志位和夫委員長は、
「与党と補完勢力を、少数に追い込む大きな目標に挑戦したい」と述べた。

社民党の又市征治幹事長は、改選121議席の過半数(61議席)を、野党4党で目指す考えを表明。

生活の党の小沢一郎共同代表も賛同した。
 
岡田氏ら4氏は、国会内で開いた市民連合との調印式で、政策協定に署名した。

市民連合は昨年末、5つの市民団体を母体に発足。
5団体は、「立憲デモクラシーの会」「安全保障関連法に反対する学者の会」「安保関連法に反対するママの会」「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」。




おまけに、先日のNHK日曜討論(6月5日)の、山本太郎議員の発言の文字起こしを載せておきます。
短い時間の中で、たくさんの伝えなければならないことを言おうとするために、とても早口です。
なので、耳から入ってくる言葉を、頭で理解しようにも、追っつかない部分があります。
文字になると、ゆっくり読めるし、その分咀嚼もできます。
参考にしてください。

http://www.dailymotion.com/video/x4ekfm6_20160605-日曜討論-山本太郎_tv

ー消費増税の再延期・アベノミクスについてー

一番しっくりくる言葉というのが、詐欺、または、嘘つきという言葉だと思うんですよね。

10%にするのを、少しだけ先延ばしにしますよと言うだけで、2年後には増税するんですから。
それで消費が伸びるのかって。
伸びると言っても、ほんの少しだろうと。
増税に備えて財布のひもが固くなるというのは、当然のことだと思うんですよね。

さんざん煽っていた、アベノミクスの失敗がはっきりしたと。

経済成長ができていないからこそ、二度目の増税延期をするんですから。
政府の能力の低さを、苦渋の決断だったりとか、総理の英断という風に、すり替えるのは止めて頂きたい

消費を増やすためには、まずは消費税を5%に下げる、戻すことが大切だと。
その先に、消費税を廃止する議論をすべきだと。

日本経済が傾いた大きな理由の一つが、消費税なんですよね。

日頃から、組織票や企業献金でお世話になっている、大企業に対して、ご恩返しの大減税を行う
減った税収をカバーするのが、消費税という立ち位置だ、と思っています。

税収の不足は、この2年間で、過去最高益を上げている

バブルの時よりも儲けている企業から、まっとうな納税をして頂くというのが、納税の基本のきではないかと、そういう風に思っています。


ーアベノミクス是非はー

アベノミクスの是非という言い方といいますか、問い方自体が、すごく白々しく聞こえるなと思うんですよね。

今こそ、アベノミクスのエンジンを、最大限に吹かすと。
この表現を聞いてわかる通りですね、総理自身、失速を認めていると。
ご自身の能力に合わない出力での、空ぶかしは止めて頂きたいと。
国が壊れてしまいます。

アベノミクスは破綻と見ることが、正しいと思うんですよね。

もちろん、良いところもありました。
良いところはどこだったか?
それは、やっぱり金融緩和ですよね。
でも、その先につながる、財政出動というのがされていない
金利を下げるためにしか使われていなかった、ということですよね。
だから、いま、中山先生が言われた、公共事業という部分にも、多少は必要であろうと。

でも、その財政出動という部分を、例えば、JRがリニア(中央新幹線)をやりますというところに対して
30兆円を5年間で突っ込みます、なんていうことのお金の回し方は、あり得ない訳ですよ。
一民間企業がやる事業に対して、そこまでの突っ込み方はあり得ない。
30兆円が5年で出るならば、この国の貧困は、すべて解決できる筈なんですよね。

これまで通りのお約束とは異なる「新しい判断」によって、という言葉が生まれた時点で
この先も、アベノミクスは死んでいないということを証明するために、共有財産が食いつぶされる可能性がある

気を付けたいところだと思います


ー消費増税再延期で社会保障の財源はー

新しい財源として、異次元の金融緩和から生み出された大胆な財政出動、これ、絶対必要だと思うんですよね。

保育・教育、もちろん介護にも、若者の住宅支援、これも非常に重要です。
大胆に、重点的に行う必要があると。
頭打ちが多い産業の中で、これらは伸びしろが一番あると言いますか、成長産業と位置付ける必要があると。

そのように、企業に対しても、しっかりと宣言して、道筋を示してあげる必要があると思うんですよね。

それによって、景気回復の道筋が付いたら、回復していくということがはっきりとしたら、法人税の行き過ぎた減税を止めねばいけないと。
2014年度の、実効税率34.62(%)に、とりあえず戻すべきだと。

そうは言っても、実際、企業は、税率の半分、もしくは、その半分以下程度しか納めていませんから。

その理由は、もう皆さんご存知の通り、88項目もある法人税の租税特別措置
それだけじゃなく、国内海外の子会社等の益金不算入制度など、行き過ぎた税の割引が、多数あるからですよね。
これらを見直す必要がある


そればかりか、1700兆円を超える個人金融資産、これ、20%の分離課税じゃだめですよ。
総合課税にしていきましょうよ。

お金持ちの皆さんにも、しっかりと負担をして頂きます


ー参院選の争点 何を争点に訴えるー

安全保障問題については、声高に語られるんですけれども、本当の意味での国内の安全保障問題というのは、放置されていることが多いんですよね。

例えば、TPPと国家戦略特区によって、日本の農業をぶっ壊そうとされてますから、安倍政権に
農業と環境を守るということが、争点になると思います。

一つ挙げるなら、例えば、農家に対してアメリカがやっているような、国内食糧援助のようにですね、
国が、農家から食料を買い上げて、低所得世帯などに対して食糧援助をすると。

これは、間接的な、農家に対する補助金にもなる訳ですから、就農への活性化にもつながります
安定しますから。

具体的に、食料自給率を上げる施策を、打ち出さなきゃマズいですよ。
他国の作物に多く寄りかかるという政策は、もう安全保障という観点からは落第である、と言えると思います。

そして、必ず来ると言われている大地震、これを前に、すべての原発から、燃料を抜き出さなきゃいけない
エネルギー足りてるんですから、何のためにやってるんですか?

事故が起こったって、誰も責任取らない
それはもう明白なんですよ、責任も取れない。

これ、誰のためにやっているか?
国と事業者は逃げ切りますよ
賠償も中途半端
それだけじゃない。
健康被害だって、因果関係なしって、逃げ切りますよ。

電力会社、電気メーカー、メガバンク、大手ゼネコン、そして株主でもあるような生命保険会社などの利益のために、これを続ける理由はない

原発は、皆さんにとって、リスクでしかないんですよ。
早急にやらなきゃいけないと思っています。


ー憲法改正めぐり各党の訴えはー

憲法改正っていう声が上がっているのは、ほんの一握り、一部の団体ぐらいからですよね。
多数の国民から、憲法変えてくれという、お願いをされてない訳ですよ。

ならず者のような権力者から、人々を守るために、憲法というものがあるんだと。

にもかかわらず、現行憲法もろくに理解せずに、勝手に解釈をねじ曲げて、好き放題やって、
弱い者から切り捨てるような政策をやっているような人たちに、この憲法改正ということに手を付けさせるなんて、許されるはずがない
と。

もちろん、時代によって、その内容を精査するということは、私は否定しませんと。

もしも、いつの日か許されるんだったら、憲法九条3項っていうのに、「集団的自衛権、これを認めない」という加筆をしたい、という思いが私自身にもあります。

でも、少なくとも、この国に生きている人々が、政治をコントロールしているんだ、という意識がもっと広がらなければ、すごく危険だと思うんですね。

例えば、選挙の投票率が、80%位まで達するとか、そのような意識が広がるまでは、
この憲法改正という部分には、手を付けられない状態だと思っています。

それは、数十年先かもしれません。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治はわたしたちの血肉に、精神に、深く関わっている。腐敗政治の毒が回ってしまわないよう投票しよう!

2016年06月07日 | 日本とわたし
今回の参院選で、なんとしても落選させなければならない議員第1号。
それは、国会が終わった途端に、寝耳に水発言を引っさげて、とっても健康そうな顔して現れた甘利明。

“口利きワイロ”調査先送り
甘利氏、すまし顔で「政界復帰」

【日刊ゲンダイ】2016.6.7
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182984

睡眠障害で“自宅療養中”だった甘利明・前経済再生担当相(66)が6日、約4カ月ぶりに、公の場に現れた。
神奈川・大和市の、地元事務所の駐車場で会見し、“口利きワイロ”問題もなんのその。
すまし顔で、「政界復帰」を、高らかに宣言してみせた。

定刻通り正午に現れた甘利氏は、報道陣50~60人を前に、不敵な笑みを浮かべ、
「僕はどこに立てばいいのかな」と一言。
睡眠障害を患っていたとは思えないほど、表情は明るく、しっかりとした足取りだった。

会見では、
「ご迷惑をおかけしたことについて、国民の皆さんに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪したものの、
1月の辞任会見で約束した、“口利きワイロ”についての調査報告は、一切なし。
というのも、東京地検特捜部の調査を理由に、第三者の弁護士に委ねた調査を、中断していたのだ。

甘利氏は続けた。
「辞任会見で申し上げた通り、今回の一件については“寝耳に水”のこと。
捜査当局に対し、あっせん利得処罰法に抵触するような事実はないと、真摯に説明してきました。
そこへ先日、私と元秘書が不起訴処分になった、との発表がありました。
捜査当局には、説明を受け止めていただけたのかな、と思っています。
『不起訴』との判断を受けたので、改めて調査を再開するよう依頼した。
報告については、しかるべき時期に、と考えています」

何だか、捜査を報告先送りの口実にしているように聞こえる。
こうして5分ほどしゃべった後、甘利氏は、報道陣との質疑応答の場を設けたが、2、3問に答えたところで強制打ち切り。
秘書が、「次の日程があるので」と言うと、甘利氏は報道陣の制止を遮り、そそくさと、用意された車で去っていった。

第三者による調査報告を棚に上げ、“復帰宣言”とは、一体どんな了見なのか。
秘書に見解を求めると、こう返答した。

「甘利氏本人が説明した通り、調査にはまだ時間がかかります。
以前から、一部メディアから、『復帰の際はコメントを』と要請されていた。
本人は、まだ体調が回復していませんが、医者から『6日は外に出てOK』と許可を得たので、何とか会見の開催に至りました」

自身の病状について甘利氏は、「午前3時くらいにならないと眠れない」と会見で打ち明けていたが、“復帰宣言”の前にやるべきことがある。


金銭授受問題
甘利氏がおわび 「少しずつ政務復帰」も

【毎日新聞】2016.6.6
http://mainichi.jp/articles/20160606/k00/00e/010/185000c

自身や秘書の金銭授受問題で、1月に辞任し、睡眠障害を理由に、長期休養していた甘利明前経済再生担当相(66)が6日、
神奈川県大和市で、報道陣の取材に応じ、
「主治医と相談の上で、本日から、少しずつ政務復帰させてもらうことにした。
多大なご迷惑、心配をおかけしている。
地元の皆様、国民の皆様に、深くおわび申し上げる」などと話した。

甘利氏と元秘書を巡っては、道路工事の補償交渉を巡って、口利きをした謝礼などとして、
千葉県の建設会社側から、計600万円を受け取ったと、週刊文春が報道。
その後、甘利氏と元秘書2人は、あっせん利得処罰法違反容疑などで告発されたが、
東京地検は、先月末に、いずれも容疑不十分で、不起訴とした。

問題の建設会社側から多額の接待を受けていた、元秘書に対する調査について、甘利氏は、
「(調査を担当している)弁護士と相談して、状況をみながら再開したい」と説明した。

甘利氏らを告発したグループなどは、不起訴を不服として、検察審査会に審査を申し立てている。【小林洋子】


*********************************************************

「午前3時くらいにならないと眠れない」
それがどうした!
国会が終わった途端に、ヘラヘラと現れる神経の持ち主が睡眠障害?
たわけた寝言を言うな!

では次!

高市氏党支部、資金報告書の一部不記載 地検、告発受理
http://www.asahi.com/articles/ASJ5T5GK9J5TPOMB00P.html

*********************************************************

交付金845万円を失念→資金報告書の『一部不記載』でごまかそうとした高市早苗。
市民団体による、政治資金規正法違反の容疑で、奈良地検に告発されています。
奈良県の第二選挙区の有権者の方々、落選運動、よろしく。



ほんでもって、これはもう何回載っけたか忘れましたが、選挙まで何度だってお知らせします。
東京新聞さん、ありがとう!

【永久保存版】戦争法に賛成した148人の参議院議員一覧:東京新聞



北海道選挙区 自民党長谷川岳
青森  自民党山崎力
宮城  自民党熊谷大
秋田  自民党石井浩郎
山形  岸宏一(引退予定)
福島  自民党・法務大臣岩城光英
茨城  自民党岡田広
栃木  上野通子
群馬  中曽根弘文
埼玉  関口昌一 西田実仁(公明)
千葉  猪口邦子 
東京  竹谷とし子(公明)中川雅治 松田公太(日本を元気にする党)
神奈川 小泉昭男 
新潟  中原八一
富山  野上浩太郎
石川  岡田直樹
長野  若林健太
岐阜  渡辺猛之
静岡  岩井茂樹
愛知  藤川政人
京都  二の湯智
大阪  北川イッセイ 石川博宗
兵庫  末松信介
和歌山 鶴保康介
鳥取  浜田和幸(次世代)
島根  青木一彦
広島  宮澤洋一
山口  江島潔
徳島  中西祐介
香川  磯崎任彦
愛媛  山本順三
福岡  大家敏志
佐賀  福岡資麿
長崎  金子原二郎
熊本  松村佑史
宮崎  松下新平
鹿児島 野村哲郎
沖縄  島尻安伊子



この名簿の議員も、もちろん落選運動がんばってください!


それからそれから、忘れてはならない、戦争法案暴力採決の際に大活躍した人間カマクラの面々。












囲まれた議長が、暗くて読めなかったらと、携帯の懐中電灯まで用意されてたという周到ぶり!悪知恵だけはガンガン働く。





どんどん増えてきました、落選運動の対象議員!


続いて、唯門居士さんが、ツィッターで流してくださっていた、ウソつき男のまとめ。

今の今まで、お前が「断言」して、何か一つでもその通りになったことあるか?
https://twitter.com/yuimonkoji

今の今まで、お前が「断言」して、何か一つでもその通りになったことあるか?その①


今の今まで、お前が「断言」して、何か一つでもその通りになったことあるか?その②


今の今まで、お前が「断言」して、何か一つでもその通りになったことあるか?その③


今の今まで、お前が「断言」して、何か一つでもその通りになったことあるか?その④



そうそう、先日のサミットでの、「リーマンショック」連発と、「そんなこと言ってない」発言もありました。





あと一カ月で、投票の日がやってきます。
野党共闘が、市民運動に肩を押され、やっと実りつつある今日この頃。
参院選の一人区全部で、野党が協力し合って候補者を立てるということが実現しました。




1人区の勝敗は?
参院選「自公 vs 野党」激戦14選挙区の行方

【日刊ゲンダイ】2016.6.3
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182772

いよいよ、各党とも、来月10日の投開票日に向け、本格始動。
参院選の「最大の注目」は、全国32の1人区で繰り広げられる、「自公VS野党統一候補」の勝敗の行方だ。
過去の戦いを振り返ると、
与党が、前回(2013年、31区)は29勝、前々回(10年、29区)も21勝で圧勝しているが、
いずれも、野党乱立による“自滅”が原因だった。
しかし、今回は、野党共闘が進み、各地でがっぷり四つ。
1人区で、自公にくさびを打ち込むことができれば、複数区の野党候補にとっても、追い風になるのは間違いない。


■現職2閣僚が落選危機

「4月末の衆院北海道5区の補選で、野党統一候補が、与党候補に、約1万2000票差に迫る大健闘を見せたのが大きかった。
あれで、一気に、統一候補への期待が高まりました。
もともと参院1人区は、保守系ガチガチの地盤が多い。
その与党に対峙する、野党共闘の受け皿ができただけでも、意味は大きい」(立憲デモクラシーの会有志で上智大教授の中野晃一氏)

こうした野党共闘の動きに対し、与党は、「野合」などと批判しているが、それだけ脅威を感じている証左でもある。

「自民党が、野党候補の一本化に、焦っているのは間違いない。
党本部は、事前の世論調査で、
野党に負けるかもしれない『重点区』として、青森、岩手、山形、宮城、福島、新潟、長野、山梨、滋賀、三重、大分、沖縄の12区を挙げています。
さらに『準重点区』で、秋田、奈良、岡山、徳島・高知、愛媛の5区を名指しし、
今後、小泉進次郎といった知名度の高い議員を、ガンガン現地に送り込む方針を示しています」(与党担当記者)

別表は、政治評論家の野上忠興氏による、現時点での、1人区の与野党の情勢分析だ。
野党優勢とみられるのが、岩手、長野、滋賀、沖縄の4選挙区
やや優勢、あるいは「五分五分」の激戦になっているのが、青森、宮城、秋田、山形、福島、新潟、山梨、三重、奈良、岡山、徳島・高知、愛媛、長崎、大分の14選挙区だった。

あらためて野上氏がこう言う。

「今のところ、福島の岩城光英法相と、沖縄の島尻安伊子沖縄北方相は、落選の黄信号がともっていると言っていい。
現職閣僚の落選は、安倍政権も避けたいでしょうが、他でも、与党が厳しい戦いを強いられている選挙区があります。
例えば、青森の田名部匡代氏は、元衆院議員で、父親も元参院議員と、地元の知名度はバツグン。
愛媛の永江孝子氏も、元衆院議員で、後援会組織がしっかりしている。
いずれも、単なる野党一本化のために擁立された候補ではなく、知名度も実績もある人物。
与党も、相当の危機感を持っています」

ほかの選挙区でも、野党候補を支援する雰囲気が、広がりつつあるという。
東北地方では、TPP(環太平洋経済連携協定)に反対する、農家の自民離れで、野党有利の流れが加速。
山梨では、輿石東参院副議長が支援し、子育て支援のNPO法人の役員を務める、宮沢由佳の女性人気が高まっている。

「各選挙区とも、与党に一矢報いてやろうと、皆、盛り上がっています。
こうした機運がさらに高まり、市民運動が活性化することを期待したい」(中野晃一氏)

うまくいけば、激戦区の、野党「全勝」も夢じゃない。




というわけで、楽観している場合ではありませんが、上記の県の皆さん、もちろん上記の県外の皆さんも、日本全国津々浦々で、政界の大掃除のために、どうか、どうか、投票に行ってください!



上記の図の、投票先を決めるときに重視する政策ですが、やっぱり社会保障や景気対策の割合が大きいですね。
ならば、公約をハナっから守るつもりのない、ウソとデタラメのやりたい放題をして、失敗したら隠し、それどころか新しい決断などと言い、またまた消費増税の先送り。
それだけならまだしも、財政出動という、小泉内閣以降葬られてきた政策を復活させるようです。

その愚行の最たるものに、年金基金詐欺があります。
その件について、先日、泥さんが、わかりやすく説明してくださっていましたので、転載させていただきます。

【アベノミクス】

入院患者同士で世間話をしていて、驚きました。
安倍内閣が、年金基金を株にぶっこんで大損したこと、知らない人が多いんですよ。
 
300兆円の年金積立のうち、130兆円も株価対策に使ったのだというと、信用しません。
 
そんなあぶく銭で、株価が一時的に上がっても、投資家は、利益を確保するために売り払うから、株価はすぐに下がる。
それで、自分らで計算した損失予想額が、22兆円。写真①



そんな話は初耳だといいます。
報道はされたのですが、見ていないのですね。
その当時、朝から晩までテレビがやってたのは、ベッキーの不倫問題だからねえ。
それはよく知ってました。写真②



そういえば、このときでしたね、「リーマンショック並み」と言い始めたのは。写真③



株価が下がったのは、リーマンショックと同じで、外国のせい、自分のせいじゃない、と言い訳したのでした。
あの時の悪者は、中国の不景気でした。

サミットで、またもやリーマンショックと言い出したのは、二匹目の柳の下のドジョウを狙ったのかな。
外国経済が危機的だから、消費税を上げるのはやめておく、という理屈でした。写真④



馬鹿ですね。
諸外国の首脳の面前で、そんなことを言うなんて。
嘘がすぐにばれました。
だって、主要国のうち、経済が右肩下がりなのは、アベノミクスの日本ただ一国なんですから。写真⑤



外国は、国内メディアみたいに、安倍さん言いなりじゃないし。
それで安倍さんは、「リーマンショックとは言っていない」と、またもやウソで誤魔化しましたね。
なんという卑怯なおっさんでしょうか。

ともかく安倍さんは、消費税を上げるのはやめるけれど、財源が不足するから、その分だけ社会保障を節約するか、掛け金を上げるといいます。
お金が無いので、仕方が無いそうです。
そういうわりに、安倍さんは、外国に、22兆円もインフラ援助するのだそうです。写真⑥



そんな金が、どこから降ってくるというのですか。
借金ですよね。
ツケを支払うのは、納税者ですよね。
いやもう、こんな人に、お金を持たせてはいけません。
安倍さんのおかげで、いまや、国民生活はガタガタです。写真⑦







これ以上、アベノミクスをやられたらたまりません。

てか、こういうことを知らない人が多すぎ。
テレビは、ニッポンすごい!っていう番組ばっかりやってるから、暮らしが苦しいのは自分のせい、みたいに思ってる。
口コミで広げないと、選挙、勝てないです。




報道機関が伝えないのなら、検察が検挙しないのなら、
しゃあないじゃないですか、わたしたち市民が伝えましょうよ、わたしたち市民の手で政界から引きずり落としましょうよ。
何やったっていいんだ。誤魔化して時間を稼いだら、みんなすぐに忘れて、また大人しくなって言いなりになる。
なめんなよ!
悪いことをしたら、人の生死に関わるようなことでウソをついたら、罰を受けるということを、選挙で思い知らせてやりましょうよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする