山本太郎議員が、
「過去の米軍の過ちを認められない者が、どうやって戦争犯罪、常習国である米国の行動を、この先ジャッジできるんですか?」
と、安倍総理に厳しく問いただしている途中に、NHKの中継が突如打ち切りになったと聞きました。
これまでにも何度も、もしかしたらこういうことは行われていたのかもしれません。
けれども今や、大勢の人たちが、このような中継の仕方を目の当たりにして、即座に抗議の電話を局にかけるという行動が当たり前になりました。
もちろん、いまだにNHKを、公正で優れた放送局だと信じている人が少なくありません。
そして、このようなシステムを築き上げるため、地位のある者、有名である者をコツコツと集め、思想を同じくし、
それぞれの地位や力を利用して社会の隅々に圧力をかけ続けている、『日本会議』をはじめとする様々なもっともらしい団体を、
偉い人たちの集まりで、彼らの言っていることに間違いはないと、信じている人も少なくありません。
でも、わたしたちは、おかしいと思ったことはおかしいと言う。
まだ少なくとも、おかしいと言える社会の中で生きています。
国会質疑で踏ん張ってくれている議員さんたちの声が、もっともっと社会全体に広がるよう、
マスコミが伝えないのならわたしたちの声で、手で、言葉にして伝えていきたいと思います。
文字起こしと写真は、IWJのページからお借りしました。
なお、わずかな部分ですが、自分自身で起こした文字と入れ替えをしたところがあります。
文字の強調は、わたしの意向で行いました。
【安保法制国会ハイライト】
「宗主国様には何も言えないのか!」――安倍総理が山本太郎議員との「一騎打ち」から遁走!
イラク戦争、広島、長崎への原爆投下…米国の戦争犯罪に“沈黙”!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/259641
山本議員:
『生活の党と山本太郎となかまたち』のお時間がやってまいりました。
共同代表の山本太郎と申します、よろしくお願いいたします。
本日の質疑は17分しかありません。
中谷大臣、岸田大臣、ご安心ください、本日は総理との一騎打ちであります。
後ろの方、ぜひ助太刀はおやめください。
(*まうみ注・答弁の際に、このような、あんたら腹話術の人形か?というようなことが繰り返されていることへの皮肉だと思います)
よろしくお願いいたします。
以前4月30日、本委員会での私と安倍総理との質疑の中で、戦争にもルールがあるというお話になりました。
民間人の殺害、軍事施設以外への攻撃、捕虜への拷問などの禁止、これは完全な国際法違反です。
それらを禁止したものがジュネーブ諸条約、国際人道法などであり、日本はこれらの条約を批准しています。
我が国は、ルール違反を許さない立場であります。
総理、我が国はジュネーブ諸条約、国際人道法など、国際法に違反する他国への支援、協力は行わないということを、総理のお言葉で確認していただけますか。
安倍総理:
自衛隊が活動するにあたってですね、国際法を遵守し、国際法上、違法な行為に対する支援を行わないことはですね、当然なことであります。
ある国が、ジュネーブ諸条約を初めとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して、我が国が支援や協力を行うことはございません。
山本議員:
ありがとうございます。
続きまして安倍総理、日本が支援、協力を決めた同盟国が、民間人の殺害を繰り返すような戦争犯罪を起こし、自衛隊員がその共犯者になることはあってはならないと考えます。
総理ももちろん、同じ考えですよね。
同じ考えであるかないかだけで、お答え願いますか?
ありがとうございます。
安倍総理:
仮にある国がですね、国際法、国際人道法上の原則に違反する行為を行った場合、我が国はそのような行為を支援することがないのは当然であって、
自衛隊がご指摘のような共犯者になることはございません。
山本議員:
ありがとうございます。
総理、米軍が、ジュネーブ諸条約を初めとする国際人道法違反を行った場合は、たとえ米軍でも、米軍であっても、支援・協力はしないということでよろしいでしょうか。
安倍総理:
先程申し上げましたようにですね、自衛隊が活動するにあたっては、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援を行わないことは当然のことでありまして、
これは支援対象国のいかんにより変わることはありません。
山本議員:
ありがとうございます。
少し安心しました。
ルールに則って物事を進めていくんだ、という安倍総理の理念、お訊きすることができたと思います。
では、何が戦争犯罪なのか、どこが国際法違反なのか、その線引き、どんな感覚で行われるかといういくつかのケースをもって、
最高責任者である安倍総理に、お訊きしようと思います。
イラクの戦場にも足を運ばれました、フリージャーナリスト、志葉玲さんの資料では、
2006年3月15日、イラク中部のイシャキ村で起きた、一家惨殺事件の例があげられています。
ウィキリークスによって流出した米軍の内部文書、現地報道などによると、
手錠をかけられ、無抵抗な状態で家にいた11人を、米軍は銃殺。
この事件、地元テレビでも報道され、その映像はBBC、CNNなど、欧米メディアも伝えましたが、
日本のメディアは、これらの映像を全く使わなかったそうです。
この事件について、米軍はメディアに対し、
『イラクのアルカイダ・ネットワークの支援者を捕まえるために、民家を攻撃したんだ。敵から銃撃を受け、兵士達は応戦した』
そのように主張しました。
そう聞くと一瞬、なるほど、テロリストの掃討作戦だったのね、と思っちゃいますよね。
でもですね、米軍が踏み込んだのは、そして殺害に及んだのは、地元小学校の教師であった当時28歳、ファイズ・ハラットさんの家でした。
米兵に殺された中には生後5ヶ月、3歳、5歳のファイズさんの子供達、そして3歳の甥っ子、5歳の姪っ子も無慈悲にも殺害されました。
被害者の中には、家を訪ねてきていた若い男女もいました。
この2人は婚約者同士、次の週に結婚する予定だったそうです。
地元の警察の報告によれば、子供や女性達も手首を縛られ、目隠しをされた状態で殺害されていた。
また米兵達は、ファイズさんらを殺害後、家を爆破した上、家畜までも殺していったそうです。
総理、これ戦争犯罪ですよね?国際法違反ですよね?
いかがですか?
安倍総理:
今、山本議員からご紹介した事案について、私は承知をしておりませんので、今ここで論議をすることは差し控えたいと思います。
山本議員:
当時ですね、小泉内閣の官房長官であった安倍総理なんですけれども、これ、一般論で答えてくださいよ。
今のケースでわかるでしょう。
後ろ手に手を縛られて、無抵抗な状態です。
頭にも布をかけられていた。
11人殺された。
子供も含まれている。
この状態、普通に言って、戦争犯罪じゃないですか。
国際法違反じゃないですか。
いかがでしょう。
安倍総理:
実際その、そういう行為が行われたかどうかですね、今私自身、確認のしようがございませんので、
米軍の行為として今、例としてあげられたわけでございますので、それについて確認しないでですね、お答えすることは差し控えたいと思います。
山本議員:
なるほど…まあ(そう答えるしかない理由は)2つ考えられると思います。
1つは逃げた。
そしてもう1つは、本当にその事件を知らなかったから答えようがない。
その2つのいずれかだ、ということだと思います。
ではパネル、お願いいたします。
▲「バスラの子どもの墓で13歳の少年の死を嘆く母親」フォトジャーナリスト広河隆一氏 2003年4月撮影
本日、この時点から使用する全ての写真は、DAYS JAPAN、フォトジャーナリスト、広河隆一さんが撮影されたものです。
先程お伝えしたエピソード、イラクでは、特別珍しいお話ではないそうです。
イラク全土、罪のない子供や身内、友人を、米軍に虐殺された人々が大勢いらっしゃいます。
米軍は、イラク戦争、アフガン戦争、テロとの戦いという名の下に、国際人道法に違反する、数多くの戦争犯罪行為を行う戦争犯罪常習国です。
次のパネルお願いします。
▲「ナジャフのアジーズの家では、8歳の子どもを含む4人が犠牲になった」フォトジャーナリスト広河隆一氏 2003年4月撮影
米軍による、民間人が暮らす地域への空爆、市民への殺害など、度重なる非人道的行為に、イラクの人々は疑問を持ちます。
モスク、礼拝所ですよね。
モスクに対する攻撃、子供達の学校を占拠し、その正面に戦車を置いて米兵が駐留したことに、憤りを感じたファルージャ。
ファルージャのお父さんお母さん達は、学校の占拠はやめてくれと、デモを行います。
そのデモ隊に対し、治安の安定化と称し、米軍は沈静化に動きます。
米兵の威嚇発砲にデモ参加者が驚き、民家の中に逃げ込み、その後、数人の米兵が追いかけて、家の中でデモ参加者を射殺。
民主的な行動で訴えを起こす人々に対して、乱暴狼藉のかぎりをつくす米軍への反発で、日に日にデモの規模、膨れあがっていきます。
すると米軍は、直接、参加者を銃で撃つようになっていったそうです。
米軍は、占拠した学校の屋上に、土嚢を積み上げ、住民を狙撃する拠点を造ったそうです。
そうして2004年4月に続き、米軍は大規模な作戦を展開、ファルージャ総攻撃、ご存じですよね皆さん。
報道陣は、街からシャットアウトされます。
米軍は、街を完全に包囲します。
人々が街から出れないようにし、食料や医薬品も外から供給できない、兵糧攻めの状態をつくりました。
完全に遮断された状況にしびれを切らせた40名を超えるイラク人、医療関係者が、医薬品を持ってバクダットから駆けつけ、ファルージャ総合病院を目指しましたけども、17名の医療関係者は米軍に射殺されました。
2004年11月、完全包囲されたファルージャの街に、激しい空爆、砲撃が始まります。
ファルージャ総合病院は、米軍に占拠されました。
市内にあった2つの診療所は、米軍が空爆しました。
米軍の空爆によって火事が起きた場所、そこで消火活動をしていた地元の消防士、警官までも、米兵は攻撃しました。
夜間、外出禁止という理由からです。
この頃のイラク、米軍の上層部から各兵士に命令される交戦規定、戦場のルールですよね。
交戦規定は、毎日のように、下着を着替えるように、振り向くたびに、次々と、この交戦規定が変わっていったと言います。
攻撃されていなくても、不審な人物と思ったら発砲してよし、
不安を感じたら発砲してよし、
目が合えば発砲してよし、
イスラム教徒の衣装のものは敵対していると見なして、撃ってよい。
路上に居る者は全て敵の戦闘員と見なせ、
息をしているものは全て撃て。
『冬の兵士 良心の告発』というDVDで証言する、ファルージャ攻撃に参加していた元海兵隊員は、
空爆、砲撃が続いていたある時期、ファルージャの住民に対し、
米軍は、14歳以上の男子を戦闘可能年齢とし、街から出ることを許さず、それ以外の子供や女性を、外に出そうとしたと言います。
男性の家族と別れるか、もしくは死を覚悟して一緒に残るか、究極の選択を米軍は迫りました。
14歳以上の男子、戦闘可能年齢として、避難をすることを米軍は許しません。
米軍から確実に攻撃を受ける場所に、中学生、高校生くらいの息子をおいて、母親が避難できますか?
少年や男性だけを残して避難できなかった。
そんな人々がたくさんその場に留まり、実際に街から出たのは、わずかな老齢の女性たちだけでした。
2004年の最初のファルージャ攻撃では、700人以上が殺害され、
2回目の11月、ファルージャ総攻撃では、行方不明者は3000人に及び、
6000人もの住民が殺されたと言われます。
中には、白旗を握りしめたままで発見された、少年の遺体もあったそうです。
次のパネルをお願いします。
▲「バスラの子ども専用墓地」フォトジャーナリスト広河隆一氏 2003年4月撮影
このような、一般市民に対する虐殺、イラクのあちこちで起こっていた現実、このパネル、子供専用の墓地だそうです。
戦争前から存在するものでしたけれど、戦争が始まってからは、埋葬する場所もないくらいになっているのが、見て、御覧いただけると思います。
安倍総理、これ、米軍が行ったまぎれもない国際法違反、戦争犯罪ですよね。
安倍総理:
ま、例えばですね、えー、山本議員がいろいろお話をされたわけでございますが、
えー、私は今、それがですね、えー、中身について検証する材料をもっていないわけでございますので、えー、コメントは差し控えたいと思います。
山本議員:
総理の師匠筋にあたりますかね、小泉元総理。
ファルージャ総攻撃に対して、2004年11月9日、首相官邸で、ファルージャ総攻撃に対して、成功させなきゃいけない、とコメントされています。
安倍総理、当時、幹事長代理でしたか。
当時、総理、反対しました?
ファルージャ総攻撃、住民殺されまくっていますよ。
米軍の戦争犯罪に対して、異議唱えたんですか?
お願いします。
安倍総理:
ただいまその、山本議員のですね、述べられたこと自体ですがね、
どの程度事実にもとづいているか、ということについて、私も、今承知をしていないわけでございますし、
当時はもちろん、そういう事実は承知をしていなかったわけでございます。
山本議員:
なるほど。
事実がどうかがわからないから、私は確認できていないから、それを判断するのは難しいと。
確かに、そういう部分もあるでしょう。
でも、そのような事態があったとしたら、これはまぎれもない、国際法違反であり、戦争犯罪、だと思います。
では、分かりました。
じゃあ何が戦争犯罪かっていう、もっとわかりやすい例え、総理には必要だな、ということを今感じたので、お聞きしたいと思います。
米軍による爆撃、我が国も受けております。
広島、長崎、それだけじゃない、東京大空襲、そして、日本中が空爆、爆撃をされた。
それによって、50万人以上の方々亡くなっていますよ。
この50万人の中に、そのほとんどを占めるのが、一般市民じゃないですか?
子供、女性、民間人への無差別攻撃、アメリカによる、広島、長崎への原爆投下、
それだけじゃなく、東京大空襲を含む、日本全国の空襲、民間人の大虐殺、
これは、戦争犯罪ですよね?
国際法違反ですよね?
いかがですか?
岸田外相:
広島、長崎への原爆投下等が、国際法違反かどうか、というご質問でありました。
これは、こうした行為は、その、この絶大な破壊力、あるいは殺傷力故に、この国際法の思想的基盤にあります、人道主義の精神に合致しない、
このように、我が国は理解をしております。
国際司法裁判所等においても、そうした議論が行われていると承知をしております。
山本議員:
ま、本当に、奥歯に何かが挟まったようなものの言い方なんですね。
はっきりしてるんですよ。
当時、ジュネーブ諸条約なんかなかったけど、ハーグ陸戦条約があったじゃないですか。
民間人の攻撃、無差別攻撃は禁止されてましたよ。
これ、完全なる国際法違反であり、戦争犯罪じゃないですか?
これに対して、どうしてはっきり言えないんですか?
総理、このこと知ってるじゃないですか?
それでも答えようとしないんですか?
代わりに外務大臣に答えてもらって、おかしな話ですね。
言えないんですね、宗主国様のことははっきりとは。
過去の米軍の過ちを認められない者が、どうやって戦争犯罪、常習国である米国の行動を、この先ジャッジできるんですか?
この先、米軍が戦争犯罪を行った場合、総理が我が国の最高責任者として、米軍の行動を止めるんですよね。
自衛隊、撤退させられるんですよね。
大丈夫ですか、総理?
安倍総理:
先ほど、答弁させて、えー行ったようにですね、自衛隊が活動するにあたってですね、
国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援は行わないことは、当然のことであり、
これは、支援対象国いかんにより、変わることはない。
これはもう、明確にしておきたいと思います。
山本議員:
総理ね、1776年にアメリカって建国されて、239年近く経っているわけでしょ。
そのうちの93%戦争し続けたっていう話があるくらい、戦争続いている国なんですよ。
戦争で経済を回しているような国なんですよ。
その国に対して、一体化?で、いろんなものも運んであげるよって?
このファルージャに運んだかもしれない。
そのような、米兵もいたかもしれない。
武器弾薬も、ひょっとしたら届いていたかもしれない。
中身、チェックできないですもん。
当時、石破さん、そんなコメントしてなかったですか?当時。
イラク戦争の時に、今回のルール改正、戦争法案で、自衛隊で死者がでるだけでなく、
後方支援という名の一体化で、米軍とともに、加害者側になる可能性大なんですよ。
イラク戦争時、政権中枢にいたばかりではなく、総理までやってらっしゃるんですよね。
米軍の戦争犯罪である、非戦闘員の虐殺、民間人大虐殺。
化学兵器、そうですよ化学兵器、先ほども出ていました。
白燐弾も使った。
大量破壊兵器を持っている、化学兵器をもっていると言いながら、イラクに入っていったけれども、結局それは何も見つからなかった。
当たり前です。
700回、500箇所、それを捜索したのに出てこなかった。
これ、国連憲章違反ですよ、完全な。
なのに、大量破壊兵器、そして、化学兵器を使ったのは、アメリカ、イギリスじゃないですか?
白燐弾、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、大量破壊兵器を持っている、化学兵器を使っているといいながら、
自分たちがそれで、そのイラクに住む人々を傷つけたわけですよね。
これ、検証が必要だと思います。
総理に言いたいんですけれども、第三者の検証委員会を作っていただきたいんです。
アナン国連事務総長も言ってますよ。
イラク戦争は違法であると、国連のトップが。
それ、検証する必要があるでしょ。
イギリスやオランダのように、公開性の高いものを作っていただきたい。
戦地へ行ったジャーナリスト、現地で支援をしているNGOを入れて。
この検証委員会、当たり前でしょ、自衛隊を外に出すのに。
過去に出した、それに関しては検証なしですか?
ありえませんよね。
第三者検証委員会の設立を求めます。
総理、いかがでしょう。
議長:
岸田外務大臣。
山本議員:
(着席中に)なんで大臣なんですか委員長、意味がわからない。
岸田外相:
我が国のこの支援・協力についてのご質問ですが、
我が国はこのジュネーブ諸条約、国際人道法に反する行為、これに支援・協力することは全くありません。
そして、これからもですね、我が国が支援する行為の中に、こうした国際法違反があったとしたならば、我々は支援することはありません。
そして、その直接支援していない行為以外の部分において、仮に国際法違反が、もし確認されたとしたならば、
それが国家として組織的に行われているものなのか、あるいは一部の兵士の命令違反によって行なわれているものなのか、
これを具体的に判断することによって、我が国の対応を考えていく。
これは、基本的な方針であります。
これからもこうした方針をしっかり守っていくのが、我が国の協力・支援のありようであります。
山本議員:
総理ってお願いしたんですよ。
しかも過去、そのお手伝いしてるじゃないですか、ちゃんと。
「(議場から山本議員へ)時間だよ!」
山本議員:
時間じゃないですよ、求めた答弁者が出てこなかったんですから、当然じゃないですか。
はっきり言いますよ。
自衛隊は、米軍の二軍ではないんですよ。
過去に出した、自衛隊のその検証ができていないなら、自衛隊の活動を拡大させるわけにはいかないんです。
第三者による検証委員会、立ち上げて下さい。
以上で、質問を終わります。
「過去の米軍の過ちを認められない者が、どうやって戦争犯罪、常習国である米国の行動を、この先ジャッジできるんですか?」
と、安倍総理に厳しく問いただしている途中に、NHKの中継が突如打ち切りになったと聞きました。
これまでにも何度も、もしかしたらこういうことは行われていたのかもしれません。
けれども今や、大勢の人たちが、このような中継の仕方を目の当たりにして、即座に抗議の電話を局にかけるという行動が当たり前になりました。
もちろん、いまだにNHKを、公正で優れた放送局だと信じている人が少なくありません。
そして、このようなシステムを築き上げるため、地位のある者、有名である者をコツコツと集め、思想を同じくし、
それぞれの地位や力を利用して社会の隅々に圧力をかけ続けている、『日本会議』をはじめとする様々なもっともらしい団体を、
偉い人たちの集まりで、彼らの言っていることに間違いはないと、信じている人も少なくありません。
でも、わたしたちは、おかしいと思ったことはおかしいと言う。
まだ少なくとも、おかしいと言える社会の中で生きています。
国会質疑で踏ん張ってくれている議員さんたちの声が、もっともっと社会全体に広がるよう、
マスコミが伝えないのならわたしたちの声で、手で、言葉にして伝えていきたいと思います。
文字起こしと写真は、IWJのページからお借りしました。
なお、わずかな部分ですが、自分自身で起こした文字と入れ替えをしたところがあります。
文字の強調は、わたしの意向で行いました。
【安保法制国会ハイライト】
「宗主国様には何も言えないのか!」――安倍総理が山本太郎議員との「一騎打ち」から遁走!
イラク戦争、広島、長崎への原爆投下…米国の戦争犯罪に“沈黙”!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/259641
山本議員:
『生活の党と山本太郎となかまたち』のお時間がやってまいりました。
共同代表の山本太郎と申します、よろしくお願いいたします。
本日の質疑は17分しかありません。
中谷大臣、岸田大臣、ご安心ください、本日は総理との一騎打ちであります。
後ろの方、ぜひ助太刀はおやめください。
(*まうみ注・答弁の際に、このような、あんたら腹話術の人形か?というようなことが繰り返されていることへの皮肉だと思います)
よろしくお願いいたします。
以前4月30日、本委員会での私と安倍総理との質疑の中で、戦争にもルールがあるというお話になりました。
民間人の殺害、軍事施設以外への攻撃、捕虜への拷問などの禁止、これは完全な国際法違反です。
それらを禁止したものがジュネーブ諸条約、国際人道法などであり、日本はこれらの条約を批准しています。
我が国は、ルール違反を許さない立場であります。
総理、我が国はジュネーブ諸条約、国際人道法など、国際法に違反する他国への支援、協力は行わないということを、総理のお言葉で確認していただけますか。
安倍総理:
自衛隊が活動するにあたってですね、国際法を遵守し、国際法上、違法な行為に対する支援を行わないことはですね、当然なことであります。
ある国が、ジュネーブ諸条約を初めとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して、我が国が支援や協力を行うことはございません。
山本議員:
ありがとうございます。
続きまして安倍総理、日本が支援、協力を決めた同盟国が、民間人の殺害を繰り返すような戦争犯罪を起こし、自衛隊員がその共犯者になることはあってはならないと考えます。
総理ももちろん、同じ考えですよね。
同じ考えであるかないかだけで、お答え願いますか?
ありがとうございます。
安倍総理:
仮にある国がですね、国際法、国際人道法上の原則に違反する行為を行った場合、我が国はそのような行為を支援することがないのは当然であって、
自衛隊がご指摘のような共犯者になることはございません。
山本議員:
ありがとうございます。
総理、米軍が、ジュネーブ諸条約を初めとする国際人道法違反を行った場合は、たとえ米軍でも、米軍であっても、支援・協力はしないということでよろしいでしょうか。
安倍総理:
先程申し上げましたようにですね、自衛隊が活動するにあたっては、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援を行わないことは当然のことでありまして、
これは支援対象国のいかんにより変わることはありません。
山本議員:
ありがとうございます。
少し安心しました。
ルールに則って物事を進めていくんだ、という安倍総理の理念、お訊きすることができたと思います。
では、何が戦争犯罪なのか、どこが国際法違反なのか、その線引き、どんな感覚で行われるかといういくつかのケースをもって、
最高責任者である安倍総理に、お訊きしようと思います。
イラクの戦場にも足を運ばれました、フリージャーナリスト、志葉玲さんの資料では、
2006年3月15日、イラク中部のイシャキ村で起きた、一家惨殺事件の例があげられています。
ウィキリークスによって流出した米軍の内部文書、現地報道などによると、
手錠をかけられ、無抵抗な状態で家にいた11人を、米軍は銃殺。
この事件、地元テレビでも報道され、その映像はBBC、CNNなど、欧米メディアも伝えましたが、
日本のメディアは、これらの映像を全く使わなかったそうです。
この事件について、米軍はメディアに対し、
『イラクのアルカイダ・ネットワークの支援者を捕まえるために、民家を攻撃したんだ。敵から銃撃を受け、兵士達は応戦した』
そのように主張しました。
そう聞くと一瞬、なるほど、テロリストの掃討作戦だったのね、と思っちゃいますよね。
でもですね、米軍が踏み込んだのは、そして殺害に及んだのは、地元小学校の教師であった当時28歳、ファイズ・ハラットさんの家でした。
米兵に殺された中には生後5ヶ月、3歳、5歳のファイズさんの子供達、そして3歳の甥っ子、5歳の姪っ子も無慈悲にも殺害されました。
被害者の中には、家を訪ねてきていた若い男女もいました。
この2人は婚約者同士、次の週に結婚する予定だったそうです。
地元の警察の報告によれば、子供や女性達も手首を縛られ、目隠しをされた状態で殺害されていた。
また米兵達は、ファイズさんらを殺害後、家を爆破した上、家畜までも殺していったそうです。
総理、これ戦争犯罪ですよね?国際法違反ですよね?
いかがですか?
安倍総理:
今、山本議員からご紹介した事案について、私は承知をしておりませんので、今ここで論議をすることは差し控えたいと思います。
山本議員:
当時ですね、小泉内閣の官房長官であった安倍総理なんですけれども、これ、一般論で答えてくださいよ。
今のケースでわかるでしょう。
後ろ手に手を縛られて、無抵抗な状態です。
頭にも布をかけられていた。
11人殺された。
子供も含まれている。
この状態、普通に言って、戦争犯罪じゃないですか。
国際法違反じゃないですか。
いかがでしょう。
安倍総理:
実際その、そういう行為が行われたかどうかですね、今私自身、確認のしようがございませんので、
米軍の行為として今、例としてあげられたわけでございますので、それについて確認しないでですね、お答えすることは差し控えたいと思います。
山本議員:
なるほど…まあ(そう答えるしかない理由は)2つ考えられると思います。
1つは逃げた。
そしてもう1つは、本当にその事件を知らなかったから答えようがない。
その2つのいずれかだ、ということだと思います。
ではパネル、お願いいたします。
▲「バスラの子どもの墓で13歳の少年の死を嘆く母親」フォトジャーナリスト広河隆一氏 2003年4月撮影
本日、この時点から使用する全ての写真は、DAYS JAPAN、フォトジャーナリスト、広河隆一さんが撮影されたものです。
先程お伝えしたエピソード、イラクでは、特別珍しいお話ではないそうです。
イラク全土、罪のない子供や身内、友人を、米軍に虐殺された人々が大勢いらっしゃいます。
米軍は、イラク戦争、アフガン戦争、テロとの戦いという名の下に、国際人道法に違反する、数多くの戦争犯罪行為を行う戦争犯罪常習国です。
次のパネルお願いします。
▲「ナジャフのアジーズの家では、8歳の子どもを含む4人が犠牲になった」フォトジャーナリスト広河隆一氏 2003年4月撮影
米軍による、民間人が暮らす地域への空爆、市民への殺害など、度重なる非人道的行為に、イラクの人々は疑問を持ちます。
モスク、礼拝所ですよね。
モスクに対する攻撃、子供達の学校を占拠し、その正面に戦車を置いて米兵が駐留したことに、憤りを感じたファルージャ。
ファルージャのお父さんお母さん達は、学校の占拠はやめてくれと、デモを行います。
そのデモ隊に対し、治安の安定化と称し、米軍は沈静化に動きます。
米兵の威嚇発砲にデモ参加者が驚き、民家の中に逃げ込み、その後、数人の米兵が追いかけて、家の中でデモ参加者を射殺。
民主的な行動で訴えを起こす人々に対して、乱暴狼藉のかぎりをつくす米軍への反発で、日に日にデモの規模、膨れあがっていきます。
すると米軍は、直接、参加者を銃で撃つようになっていったそうです。
米軍は、占拠した学校の屋上に、土嚢を積み上げ、住民を狙撃する拠点を造ったそうです。
そうして2004年4月に続き、米軍は大規模な作戦を展開、ファルージャ総攻撃、ご存じですよね皆さん。
報道陣は、街からシャットアウトされます。
米軍は、街を完全に包囲します。
人々が街から出れないようにし、食料や医薬品も外から供給できない、兵糧攻めの状態をつくりました。
完全に遮断された状況にしびれを切らせた40名を超えるイラク人、医療関係者が、医薬品を持ってバクダットから駆けつけ、ファルージャ総合病院を目指しましたけども、17名の医療関係者は米軍に射殺されました。
2004年11月、完全包囲されたファルージャの街に、激しい空爆、砲撃が始まります。
ファルージャ総合病院は、米軍に占拠されました。
市内にあった2つの診療所は、米軍が空爆しました。
米軍の空爆によって火事が起きた場所、そこで消火活動をしていた地元の消防士、警官までも、米兵は攻撃しました。
夜間、外出禁止という理由からです。
この頃のイラク、米軍の上層部から各兵士に命令される交戦規定、戦場のルールですよね。
交戦規定は、毎日のように、下着を着替えるように、振り向くたびに、次々と、この交戦規定が変わっていったと言います。
攻撃されていなくても、不審な人物と思ったら発砲してよし、
不安を感じたら発砲してよし、
目が合えば発砲してよし、
イスラム教徒の衣装のものは敵対していると見なして、撃ってよい。
路上に居る者は全て敵の戦闘員と見なせ、
息をしているものは全て撃て。
『冬の兵士 良心の告発』というDVDで証言する、ファルージャ攻撃に参加していた元海兵隊員は、
空爆、砲撃が続いていたある時期、ファルージャの住民に対し、
米軍は、14歳以上の男子を戦闘可能年齢とし、街から出ることを許さず、それ以外の子供や女性を、外に出そうとしたと言います。
男性の家族と別れるか、もしくは死を覚悟して一緒に残るか、究極の選択を米軍は迫りました。
14歳以上の男子、戦闘可能年齢として、避難をすることを米軍は許しません。
米軍から確実に攻撃を受ける場所に、中学生、高校生くらいの息子をおいて、母親が避難できますか?
少年や男性だけを残して避難できなかった。
そんな人々がたくさんその場に留まり、実際に街から出たのは、わずかな老齢の女性たちだけでした。
2004年の最初のファルージャ攻撃では、700人以上が殺害され、
2回目の11月、ファルージャ総攻撃では、行方不明者は3000人に及び、
6000人もの住民が殺されたと言われます。
中には、白旗を握りしめたままで発見された、少年の遺体もあったそうです。
次のパネルをお願いします。
▲「バスラの子ども専用墓地」フォトジャーナリスト広河隆一氏 2003年4月撮影
このような、一般市民に対する虐殺、イラクのあちこちで起こっていた現実、このパネル、子供専用の墓地だそうです。
戦争前から存在するものでしたけれど、戦争が始まってからは、埋葬する場所もないくらいになっているのが、見て、御覧いただけると思います。
安倍総理、これ、米軍が行ったまぎれもない国際法違反、戦争犯罪ですよね。
安倍総理:
ま、例えばですね、えー、山本議員がいろいろお話をされたわけでございますが、
えー、私は今、それがですね、えー、中身について検証する材料をもっていないわけでございますので、えー、コメントは差し控えたいと思います。
山本議員:
総理の師匠筋にあたりますかね、小泉元総理。
ファルージャ総攻撃に対して、2004年11月9日、首相官邸で、ファルージャ総攻撃に対して、成功させなきゃいけない、とコメントされています。
安倍総理、当時、幹事長代理でしたか。
当時、総理、反対しました?
ファルージャ総攻撃、住民殺されまくっていますよ。
米軍の戦争犯罪に対して、異議唱えたんですか?
お願いします。
安倍総理:
ただいまその、山本議員のですね、述べられたこと自体ですがね、
どの程度事実にもとづいているか、ということについて、私も、今承知をしていないわけでございますし、
当時はもちろん、そういう事実は承知をしていなかったわけでございます。
山本議員:
なるほど。
事実がどうかがわからないから、私は確認できていないから、それを判断するのは難しいと。
確かに、そういう部分もあるでしょう。
でも、そのような事態があったとしたら、これはまぎれもない、国際法違反であり、戦争犯罪、だと思います。
では、分かりました。
じゃあ何が戦争犯罪かっていう、もっとわかりやすい例え、総理には必要だな、ということを今感じたので、お聞きしたいと思います。
米軍による爆撃、我が国も受けております。
広島、長崎、それだけじゃない、東京大空襲、そして、日本中が空爆、爆撃をされた。
それによって、50万人以上の方々亡くなっていますよ。
この50万人の中に、そのほとんどを占めるのが、一般市民じゃないですか?
子供、女性、民間人への無差別攻撃、アメリカによる、広島、長崎への原爆投下、
それだけじゃなく、東京大空襲を含む、日本全国の空襲、民間人の大虐殺、
これは、戦争犯罪ですよね?
国際法違反ですよね?
いかがですか?
岸田外相:
広島、長崎への原爆投下等が、国際法違反かどうか、というご質問でありました。
これは、こうした行為は、その、この絶大な破壊力、あるいは殺傷力故に、この国際法の思想的基盤にあります、人道主義の精神に合致しない、
このように、我が国は理解をしております。
国際司法裁判所等においても、そうした議論が行われていると承知をしております。
山本議員:
ま、本当に、奥歯に何かが挟まったようなものの言い方なんですね。
はっきりしてるんですよ。
当時、ジュネーブ諸条約なんかなかったけど、ハーグ陸戦条約があったじゃないですか。
民間人の攻撃、無差別攻撃は禁止されてましたよ。
これ、完全なる国際法違反であり、戦争犯罪じゃないですか?
これに対して、どうしてはっきり言えないんですか?
総理、このこと知ってるじゃないですか?
それでも答えようとしないんですか?
代わりに外務大臣に答えてもらって、おかしな話ですね。
言えないんですね、宗主国様のことははっきりとは。
過去の米軍の過ちを認められない者が、どうやって戦争犯罪、常習国である米国の行動を、この先ジャッジできるんですか?
この先、米軍が戦争犯罪を行った場合、総理が我が国の最高責任者として、米軍の行動を止めるんですよね。
自衛隊、撤退させられるんですよね。
大丈夫ですか、総理?
安倍総理:
先ほど、答弁させて、えー行ったようにですね、自衛隊が活動するにあたってですね、
国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援は行わないことは、当然のことであり、
これは、支援対象国いかんにより、変わることはない。
これはもう、明確にしておきたいと思います。
山本議員:
総理ね、1776年にアメリカって建国されて、239年近く経っているわけでしょ。
そのうちの93%戦争し続けたっていう話があるくらい、戦争続いている国なんですよ。
戦争で経済を回しているような国なんですよ。
その国に対して、一体化?で、いろんなものも運んであげるよって?
このファルージャに運んだかもしれない。
そのような、米兵もいたかもしれない。
武器弾薬も、ひょっとしたら届いていたかもしれない。
中身、チェックできないですもん。
当時、石破さん、そんなコメントしてなかったですか?当時。
イラク戦争の時に、今回のルール改正、戦争法案で、自衛隊で死者がでるだけでなく、
後方支援という名の一体化で、米軍とともに、加害者側になる可能性大なんですよ。
イラク戦争時、政権中枢にいたばかりではなく、総理までやってらっしゃるんですよね。
米軍の戦争犯罪である、非戦闘員の虐殺、民間人大虐殺。
化学兵器、そうですよ化学兵器、先ほども出ていました。
白燐弾も使った。
大量破壊兵器を持っている、化学兵器をもっていると言いながら、イラクに入っていったけれども、結局それは何も見つからなかった。
当たり前です。
700回、500箇所、それを捜索したのに出てこなかった。
これ、国連憲章違反ですよ、完全な。
なのに、大量破壊兵器、そして、化学兵器を使ったのは、アメリカ、イギリスじゃないですか?
白燐弾、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、大量破壊兵器を持っている、化学兵器を使っているといいながら、
自分たちがそれで、そのイラクに住む人々を傷つけたわけですよね。
これ、検証が必要だと思います。
総理に言いたいんですけれども、第三者の検証委員会を作っていただきたいんです。
アナン国連事務総長も言ってますよ。
イラク戦争は違法であると、国連のトップが。
それ、検証する必要があるでしょ。
イギリスやオランダのように、公開性の高いものを作っていただきたい。
戦地へ行ったジャーナリスト、現地で支援をしているNGOを入れて。
この検証委員会、当たり前でしょ、自衛隊を外に出すのに。
過去に出した、それに関しては検証なしですか?
ありえませんよね。
第三者検証委員会の設立を求めます。
総理、いかがでしょう。
議長:
岸田外務大臣。
山本議員:
(着席中に)なんで大臣なんですか委員長、意味がわからない。
岸田外相:
我が国のこの支援・協力についてのご質問ですが、
我が国はこのジュネーブ諸条約、国際人道法に反する行為、これに支援・協力することは全くありません。
そして、これからもですね、我が国が支援する行為の中に、こうした国際法違反があったとしたならば、我々は支援することはありません。
そして、その直接支援していない行為以外の部分において、仮に国際法違反が、もし確認されたとしたならば、
それが国家として組織的に行われているものなのか、あるいは一部の兵士の命令違反によって行なわれているものなのか、
これを具体的に判断することによって、我が国の対応を考えていく。
これは、基本的な方針であります。
これからもこうした方針をしっかり守っていくのが、我が国の協力・支援のありようであります。
山本議員:
総理ってお願いしたんですよ。
しかも過去、そのお手伝いしてるじゃないですか、ちゃんと。
「(議場から山本議員へ)時間だよ!」
山本議員:
時間じゃないですよ、求めた答弁者が出てこなかったんですから、当然じゃないですか。
はっきり言いますよ。
自衛隊は、米軍の二軍ではないんですよ。
過去に出した、自衛隊のその検証ができていないなら、自衛隊の活動を拡大させるわけにはいかないんです。
第三者による検証委員会、立ち上げて下さい。
以上で、質問を終わります。