いよいよ身ぐるみを剥がれてしまったバスルーム。
浴槽がくっついていた壁の内側に、正体不明の、ダムスターのようなものが組み込まれていました。
もうひとつ、形は違いますが、同じような金属製の、これは床の少し上までのポケットのような…。
なんとなく、お風呂のガイコツとでも申しましょうか…。
これは、浴槽の配水管なのですが、どうやらとんでもなく効率の悪い、意味不明といっても過言ではないという代物だったらしく、
一昨年に、母が一人旅で来てくれるというので、排水がちゃんとできるようにしておこうと、職人さんにお願いしたのですが、
みっつの部屋の壁や天井裏、それからキッチンの棚の天井をぶち破ってもなお、ちゃんと直すことができなかったのはやはり、このせいだったのでした…。
なんとなく、パッと見、サウナな感じ。
旦那が発見した、壁板のむこうのレンガの煙突。せっかくなので、部屋のアクセントとして残すことになりました。
ドアのすぐ上にあった、誰も手が届かない棚も取り外しました。
この家の、代々の持ち主さんたちはみんな、とても背が高い人たちだったと思います。
そして昨日、とうとうバスタブが取り外され…、
実は、肌触りの柔らかい、アンティークな浴槽で、とても気に入っていたのですが…昔ながらの重厚さがムンムン。
ものすごく分厚い鋼鉄製。もう今の時代にはあり得ない、まるで潜水艦みたいです。
重くて動かせないので、今日は分割作業をしていました。
たった5年とちょっとだったけれども、やっぱり別れは寂しい。
作業中は、1階と2階の間の階段の踊り場の窓から、ガレキやゴミをガンガン放り出します。
いくら埃除けの布やプラスチックのカバーをしても、それでもやっぱり床はかなり汚れます。
なので、仕事が終わり、夕飯を食べ、食器を片付けた後に、掃除機で粗方の汚れを吸い込んでから、雑巾掛けをする毎日になりました。
まあ、毎晩ピカピカになる床は、それはそれで気持ちがいいもんですが、やはり猫の手も借りたいような気になりますが…、
当の本猫たちはというと…イチャイチャするのに忙しいようで。
まあ、彼らに期待する方がおかしいのですけれども。
今回は、小さな浴室の改装ですが、こちらに来てからずうっと夢見ていた、首まで浸かれる深い浴槽(体操座りをしなければなりませんが)と、ウォシュレットを入れることにしました。
浴槽のサイズでさえも、こちらの大工さんにとっては首をひねるような物なのに、ウォシュレットはもう、宇宙人か?みたいな顔をされてしまいます。
それで、わたしが熱心に説明すると、大抵の、屈強な男たちの顔が、どうしたらいいのかわからないというような表情のまま、どんどん赤くなっていきます。
旦那いわく、細かく説明し過ぎる、もっと言えば、言わなくてもいいことまでガンガン言ってしまってるらしいのですね。
そりゃまあ、2種類の洗浄ポジションがあって、ほんでもって日本だとマッサージとか消臭とか熱風とか、そんな機能もあるなんてことは、別にわざわざ説明しなくてもいいんですけれども…。
でも…見たことも聞いたこともないものを、無事に設置してもらえるのかどうか…ちょっとだけ不安だったりします。
ケヴィンは、「もう取扱い説明書でバッチリ勉強したからさ、任しときなって」と、アイリッシュ訛りの英語で自信満々に言うのですが…、
ウォシュレットの神さん、よろしゅうお願いします。
なあんて、こんなふうに、他所様にとってはどうでもいいことなんかを、ブツブツとつぶやいておしまい、というような日々が、また来るといいなあ。
浴槽がくっついていた壁の内側に、正体不明の、ダムスターのようなものが組み込まれていました。
もうひとつ、形は違いますが、同じような金属製の、これは床の少し上までのポケットのような…。
なんとなく、お風呂のガイコツとでも申しましょうか…。
これは、浴槽の配水管なのですが、どうやらとんでもなく効率の悪い、意味不明といっても過言ではないという代物だったらしく、
一昨年に、母が一人旅で来てくれるというので、排水がちゃんとできるようにしておこうと、職人さんにお願いしたのですが、
みっつの部屋の壁や天井裏、それからキッチンの棚の天井をぶち破ってもなお、ちゃんと直すことができなかったのはやはり、このせいだったのでした…。
なんとなく、パッと見、サウナな感じ。
旦那が発見した、壁板のむこうのレンガの煙突。せっかくなので、部屋のアクセントとして残すことになりました。
ドアのすぐ上にあった、誰も手が届かない棚も取り外しました。
この家の、代々の持ち主さんたちはみんな、とても背が高い人たちだったと思います。
そして昨日、とうとうバスタブが取り外され…、
実は、肌触りの柔らかい、アンティークな浴槽で、とても気に入っていたのですが…昔ながらの重厚さがムンムン。
ものすごく分厚い鋼鉄製。もう今の時代にはあり得ない、まるで潜水艦みたいです。
重くて動かせないので、今日は分割作業をしていました。
たった5年とちょっとだったけれども、やっぱり別れは寂しい。
作業中は、1階と2階の間の階段の踊り場の窓から、ガレキやゴミをガンガン放り出します。
いくら埃除けの布やプラスチックのカバーをしても、それでもやっぱり床はかなり汚れます。
なので、仕事が終わり、夕飯を食べ、食器を片付けた後に、掃除機で粗方の汚れを吸い込んでから、雑巾掛けをする毎日になりました。
まあ、毎晩ピカピカになる床は、それはそれで気持ちがいいもんですが、やはり猫の手も借りたいような気になりますが…、
当の本猫たちはというと…イチャイチャするのに忙しいようで。
まあ、彼らに期待する方がおかしいのですけれども。
今回は、小さな浴室の改装ですが、こちらに来てからずうっと夢見ていた、首まで浸かれる深い浴槽(体操座りをしなければなりませんが)と、ウォシュレットを入れることにしました。
浴槽のサイズでさえも、こちらの大工さんにとっては首をひねるような物なのに、ウォシュレットはもう、宇宙人か?みたいな顔をされてしまいます。
それで、わたしが熱心に説明すると、大抵の、屈強な男たちの顔が、どうしたらいいのかわからないというような表情のまま、どんどん赤くなっていきます。
旦那いわく、細かく説明し過ぎる、もっと言えば、言わなくてもいいことまでガンガン言ってしまってるらしいのですね。
そりゃまあ、2種類の洗浄ポジションがあって、ほんでもって日本だとマッサージとか消臭とか熱風とか、そんな機能もあるなんてことは、別にわざわざ説明しなくてもいいんですけれども…。
でも…見たことも聞いたこともないものを、無事に設置してもらえるのかどうか…ちょっとだけ不安だったりします。
ケヴィンは、「もう取扱い説明書でバッチリ勉強したからさ、任しときなって」と、アイリッシュ訛りの英語で自信満々に言うのですが…、
ウォシュレットの神さん、よろしゅうお願いします。
なあんて、こんなふうに、他所様にとってはどうでもいいことなんかを、ブツブツとつぶやいておしまい、というような日々が、また来るといいなあ。