夏のせいにしたい…でも、悪いのは私の脳みそ♪
こないだ、市営バスに携帯を置き忘れてしまいました。バス会社に問い合わせたら、幸い見つかって自宅近くのバス停を通るバスの運転手さんに言づけてくれて、すぐに返ってはきたのですが。ヘンな人に拾われてめんどくさいことにならず、ホっと安堵はしましたが。精神的な疲労感は、ハンパなかったです。
昨夜は、部屋でお茶をこぼしてしまいました。しかも、お茶の直後には花瓶もひっくり返してしまった。しかも、よりによって描いたばかりの似顔絵の上に!!他にもこぼすスペースは、いっぱいあるのに!何で何で何で~!ちょっと前は、カバンの小ポケットの中に入れてた詰め替え用ファブリーズがこぼれて、普段持ち歩かないのに何でかポケットに入れてたノートパソコンのワイファイがファブリーズの海に浮かび、壊れてしまった!
ひとに話すと笑ってくれますが、私は全然笑えないんですよ~。怖いです。ドヂなんて可愛いレベルじゃないですよね。物忘れも非道いし、もう痴呆の域ですわ。配偶者よりも、介護者求ム☆
「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」
19世紀末のルーマニア、ペンシルバニア。パスブルグという小さな村に、村の名士ドラキュラ伯爵に司書として雇われた青年ジョナサンがやって来る。遅れて村に到着したジョナサンの妻ミナは、不可解な村の雰囲気と夫の失踪に動揺する。すべてはミナを狙うドラキュラ伯爵の罠だった…
「サスペリア」などイタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント監督の最新作。え~?!何これ?!と、観てる最中も観終わった後も、ぽか~んとなってしまった。まあ、珍品と言えなくもないけど…怖い怪奇ものではなく、ヘンテコなおバカ映画です。大真面目に作ったのか、それとも確信犯的に珍妙にしたのか。ダリオ先生にしか分からない、その不思議なノリはすごく印象的でした。
何だか、キャラの動きとか立場とか、展開もまとまりがなくバラバラ、いうか、かなりいい加減な感じなんですよ。ジョナサンとかルーシーとか、メインキャラがほとんど使い捨て扱いだし。編集と脚本に問題あり。でも、そんなことはダリオ先生にはどうでもよかったのかも。とにかく、大好きな要素をこれでもか!と投入して満足♪なダリオ先生の、悦に入った顔が目に浮かびます。
ダリオ先生の大好きなもの、それは鮮血と虫。吸血鬼ものなので、流血シーンは当然避けられません。しかし、必要以上に血まみれなんですよ。血を吸うシーン以外にも、ドバドバ血が飛びまくり。ドラキュラものというより、人間が残酷に殺されまくるホラースプラッターものみたいです。血も、真紅すぎてペンキみたい。全然リアルじゃないのが笑えます。フツーに殺されず、いちいち凝った殺害シーンには、ダリオ先生の鮮血の美学を感じます。鮮血と並び、虫も人間以上にフューチャーされてます。蛆虫とかハエとかゴキブリとか、小さい不快虫がウジャウジャってのが、ほんと好きなんですねダリオ先生。これは笑いを狙ってるんですよね?!な形で、ある虫が現れます。巨大化して、人間に襲いかかってきます。何であの虫なの?!まったくもってイミフですが、あのシーンは確実にプっと笑えますよ!
その巨大化した虫もそうでしたが、CGの異様なまでのチープさも、この映画の特徴です。ハリウッドの最先端CGを見慣れてる目には、驚異的なまでの稚拙さ。わざとなのかなあ。あんなチープなCGって、なかなか見られませんよ。特殊効果系は安っぽいけど、ロケとかセットには結構金かけてます。コスチュームも美しかったです。
昔、子どもの頃に夜中TVで放送してたドラキュラものは、怖いけどどこかクラシカルで格調高い雰囲気だったけど、このホラードラキュラはケバケバしくて、かなりオゲレツです。冒頭のエロシーンなど、バカな若者がエッチしてる最中にジェイソンに惨殺される13日の金曜日なノリだし。若い男のほうは、なかなかイケメンで、いいカラダしてました。
国際的なキャストの顔ぶれは、なかなか興味深く魅力的です。
ドラキュラ伯爵役は、ドイツからトーマス・クレッチマン
トーマスも老けたけど、やっぱカッコいいですね。クールだけど優しそうなところが素敵。血まみれで目も歯もムキまくりな形相が多かったけど、あまり怖くも不気味にも見えなかった。ヒロインのミナに対する紳士的な態度とか、悲しい過去語りしている表情とか、枯れた大人の男の魅力が。ドラキュラ伯爵の衣装が、トーマスのオハコ役であるナチの将校っぽく見えたのは私だけ?トーマスって、ちょっとだけ井浦新に似てる?ARATAをゴツく爽やかにした感じ?
ドラキュラ城にやってくる若い司書ジョナサン役は、スペインからウナクス・ウガルデ。久々に彼を見ましたが、やっぱちょっとだけガエルに似てますね。ヴァンパイヤハンター、ヴァン・ヘルシング役は、オランダからルドガー・ハウアー。彼も久々に見ましたが、すっかり爺さんになりましたね。終わり近くになって登場して、サクサクと悪者をブっ殺す展開は、あっさりすぎるというか、かなり強引。町長の娘ルーシー役は、ダリオ先生の愛娘アーシア・アルジェント。トーマスより、彼女のほうが怖いです。まったく必然性のない完熟ヌードも披露。トーマスとアーシアさんは、ダリオ先生の怪作「スタンダール・シンドローム」でも共演してましたね。変態強姦魔役だったあの映画のトーマスは、めっちゃセクシーだったなあ。ミナ役のイタリア女優マルタ・ガスティーニが、清楚で可憐で美しかったです。
↑リーアム・ニーソンとはガチで兄弟役ができるトーマスですが、井浦新にも最近似て見えるんですよね~
こないだ、市営バスに携帯を置き忘れてしまいました。バス会社に問い合わせたら、幸い見つかって自宅近くのバス停を通るバスの運転手さんに言づけてくれて、すぐに返ってはきたのですが。ヘンな人に拾われてめんどくさいことにならず、ホっと安堵はしましたが。精神的な疲労感は、ハンパなかったです。
昨夜は、部屋でお茶をこぼしてしまいました。しかも、お茶の直後には花瓶もひっくり返してしまった。しかも、よりによって描いたばかりの似顔絵の上に!!他にもこぼすスペースは、いっぱいあるのに!何で何で何で~!ちょっと前は、カバンの小ポケットの中に入れてた詰め替え用ファブリーズがこぼれて、普段持ち歩かないのに何でかポケットに入れてたノートパソコンのワイファイがファブリーズの海に浮かび、壊れてしまった!
ひとに話すと笑ってくれますが、私は全然笑えないんですよ~。怖いです。ドヂなんて可愛いレベルじゃないですよね。物忘れも非道いし、もう痴呆の域ですわ。配偶者よりも、介護者求ム☆
「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」
19世紀末のルーマニア、ペンシルバニア。パスブルグという小さな村に、村の名士ドラキュラ伯爵に司書として雇われた青年ジョナサンがやって来る。遅れて村に到着したジョナサンの妻ミナは、不可解な村の雰囲気と夫の失踪に動揺する。すべてはミナを狙うドラキュラ伯爵の罠だった…
「サスペリア」などイタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント監督の最新作。え~?!何これ?!と、観てる最中も観終わった後も、ぽか~んとなってしまった。まあ、珍品と言えなくもないけど…怖い怪奇ものではなく、ヘンテコなおバカ映画です。大真面目に作ったのか、それとも確信犯的に珍妙にしたのか。ダリオ先生にしか分からない、その不思議なノリはすごく印象的でした。
何だか、キャラの動きとか立場とか、展開もまとまりがなくバラバラ、いうか、かなりいい加減な感じなんですよ。ジョナサンとかルーシーとか、メインキャラがほとんど使い捨て扱いだし。編集と脚本に問題あり。でも、そんなことはダリオ先生にはどうでもよかったのかも。とにかく、大好きな要素をこれでもか!と投入して満足♪なダリオ先生の、悦に入った顔が目に浮かびます。
ダリオ先生の大好きなもの、それは鮮血と虫。吸血鬼ものなので、流血シーンは当然避けられません。しかし、必要以上に血まみれなんですよ。血を吸うシーン以外にも、ドバドバ血が飛びまくり。ドラキュラものというより、人間が残酷に殺されまくるホラースプラッターものみたいです。血も、真紅すぎてペンキみたい。全然リアルじゃないのが笑えます。フツーに殺されず、いちいち凝った殺害シーンには、ダリオ先生の鮮血の美学を感じます。鮮血と並び、虫も人間以上にフューチャーされてます。蛆虫とかハエとかゴキブリとか、小さい不快虫がウジャウジャってのが、ほんと好きなんですねダリオ先生。これは笑いを狙ってるんですよね?!な形で、ある虫が現れます。巨大化して、人間に襲いかかってきます。何であの虫なの?!まったくもってイミフですが、あのシーンは確実にプっと笑えますよ!
その巨大化した虫もそうでしたが、CGの異様なまでのチープさも、この映画の特徴です。ハリウッドの最先端CGを見慣れてる目には、驚異的なまでの稚拙さ。わざとなのかなあ。あんなチープなCGって、なかなか見られませんよ。特殊効果系は安っぽいけど、ロケとかセットには結構金かけてます。コスチュームも美しかったです。
昔、子どもの頃に夜中TVで放送してたドラキュラものは、怖いけどどこかクラシカルで格調高い雰囲気だったけど、このホラードラキュラはケバケバしくて、かなりオゲレツです。冒頭のエロシーンなど、バカな若者がエッチしてる最中にジェイソンに惨殺される13日の金曜日なノリだし。若い男のほうは、なかなかイケメンで、いいカラダしてました。
国際的なキャストの顔ぶれは、なかなか興味深く魅力的です。
ドラキュラ伯爵役は、ドイツからトーマス・クレッチマン
トーマスも老けたけど、やっぱカッコいいですね。クールだけど優しそうなところが素敵。血まみれで目も歯もムキまくりな形相が多かったけど、あまり怖くも不気味にも見えなかった。ヒロインのミナに対する紳士的な態度とか、悲しい過去語りしている表情とか、枯れた大人の男の魅力が。ドラキュラ伯爵の衣装が、トーマスのオハコ役であるナチの将校っぽく見えたのは私だけ?トーマスって、ちょっとだけ井浦新に似てる?ARATAをゴツく爽やかにした感じ?
ドラキュラ城にやってくる若い司書ジョナサン役は、スペインからウナクス・ウガルデ。久々に彼を見ましたが、やっぱちょっとだけガエルに似てますね。ヴァンパイヤハンター、ヴァン・ヘルシング役は、オランダからルドガー・ハウアー。彼も久々に見ましたが、すっかり爺さんになりましたね。終わり近くになって登場して、サクサクと悪者をブっ殺す展開は、あっさりすぎるというか、かなり強引。町長の娘ルーシー役は、ダリオ先生の愛娘アーシア・アルジェント。トーマスより、彼女のほうが怖いです。まったく必然性のない完熟ヌードも披露。トーマスとアーシアさんは、ダリオ先生の怪作「スタンダール・シンドローム」でも共演してましたね。変態強姦魔役だったあの映画のトーマスは、めっちゃセクシーだったなあ。ミナ役のイタリア女優マルタ・ガスティーニが、清楚で可憐で美しかったです。
↑リーアム・ニーソンとはガチで兄弟役ができるトーマスですが、井浦新にも最近似て見えるんですよね~
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