やったー!!カープ、日本ハムに2連勝!!
まさに惨劇の連敗地獄だった交流戦土壇場になって、死に体だったカープが息を吹き返してきました。昨日の日ハムとのゲームは、まさに神さまの采配のような、奇跡の勝利。4点を先制され、あああ~あかん、終わった…と、すっかり諦めムードがどよよ~んと暗雲のようにたちこめてたのに、何と!黒い雲間に、光が射した!怒涛の反撃が始まったのです。あれよあれよという間に、大逆転。歓喜というより、あまりの予想外な劇的展開に、ぽか~ん状態でしたわ。カープファンの心は眩しすぎる晴天になりましたが、実際のお天気は大雨になってコールドゲーム!そのままカープの勝ち!こんなこともあるんですね~。今夜も、最後の最後になって劇的サヨナラ勝ち!観てる間は胃も胸も痛いけど、こういうドラマティックな勝ち方をするから、カープのファンは止められませんね。最後まで勝利のため死力尽くす選手の姿に、あたらめて感動しました。それに引き換え、すぐに諦めたり疑ったりする弱い私…私も死力を尽くせるような何かに、今からでも出会えるでしょうか。
「ヴィオレッタ」
12歳のヴィオレッタは、写真家を目指す母アンナに求められるままモデルとなる。アンナが撮ったヴィオレッタのロリータ写真は評判となるが、しだいにヴィオレッタはアンナへの反発と嫌悪感を募らせていくのだった…
「8月の家族たち」に続く、ドギツい毒母VSぷっつん怒娘シリーズ(?)第2弾です。
この映画って、ひょっとしたらコメディなのかしらん?笑えるシーンや台詞が多かった。まず、トンデモ毒母アンナの言動と見た目が、エキセントリックすぎて笑えます。ばあさんに娘の世話を押し付けて、着飾ってフラフラ遊び回ってる育児放棄ママ。しかも、娘にハレンチなロリータ写真のモデルを強要する犯罪ママでもあります。こんな無責任で身勝手でイカレたママ、イヤだ~!と心の底から思ってしまう毒母なのですが、何か憎めないオチャメなところもあってりして、そこがこの映画の魅力にもなってます。とにかく、すごい楽天的でノーテンキなんですよ。悪い方向にそうなのが、ブラックな笑いを誘います。娘で一儲けしてやる、なんて下卑た野心ではなく、自分は異能の女よ!それを証明してやる!一心なので、毒ママだけど悪ママではない感じ。母恋しなヴィオレッタの心情を利用して、ママのためにひと肌脱いでね♪と言葉巧みにモデルをさせるところは、狡猾で怖い女だなあ~とゾっとしましたが。ほんと、自分の娘のあんな写真を世間にバラまくなんて、非道い鬼母。あれはかなりの精神的虐待になりますよ。何かというと、愛してるわ!とヴィオレッタに言ってたアンナですが、愛してたらあんなこと実娘にできないよなあ。
はじめは、ママと一緒にいられるから、ママが可愛がってくれるから、と積極的にモデルしてたヴィオレッタが、だんだんエスカレートするハレンチ要求に嫌気がさし反抗的になり、しだいにコワレていく姿も、無残で悲惨なんだけど、何か笑えるんですよねえ。確かに、あんな写真が世間に流布したら、よほど精神が強くないかぎりノイローゼになりますよ。銭湯に入るのさえ躊躇する私からすると、ヌードモデルさんって、ほんと心が強いんだなあと今さらながら感心。ヴィオレッタとアンナの言い争いは、かなりエゲツなくて激情的なんですけど、ヴィオレッタの激しいツッコミ+アンナのヌケヌケしたボケの繰り返しは、毒々しい漫才みたいでもあって笑えます。憎悪や嫌悪で反発し合いつつ、離れられない母娘。母と娘とうだけではなく、ある忌まわしい秘密のつながりもあることが判明するラストに、おいおい~と苦笑。底なしの悪縁因業母娘です。
この映画の魅力のひとつ、アンナとヴィオレッタのファッション。はじめは素朴で清純そうな女の子だったのに、だんだんハレンチな娼婦風ロリータ娘に変貌してしまうヴィオレッタ。スゴい恰好、メイクして学校行ってるし!あんな服着て歩いてたら、危ないよ~。見た目だけでなく、キャラも崩れたアバズレ化。子どものくせに、かったる~いアンニュイな表情や仕草、怒った時の大人顔負けな口汚さが、異様で笑えます。見た目はアバズレになっちゃいますが、性的には潔癖で男嫌いっぽかったので、ちょっとホっとしました。カラダまで汚されたら、とても見てられなくなっただろうから。それに、彼女の写真は確かに過激なのですが…凝ったヘンテコな作風なので、イヤらしいというよりシュールでグロテスク。おかしな男たちに歪んだ変質的な、不健康な欲情を抱かせるスクール水着やブルマ姿の少女の写真のほうが、返って抵抗感や嫌悪感を覚えます。
ヴィオレッタを熱演したアナマリア・ヴァルトロメイちゃんは、可愛い美少女でした。汚れない清らかな乙女なのに、すごく大人っぽくもあって。彼女の大胆なポーズやファッションにも目を奪われます。ヴィオレッタ役は、いくら演技が巧い芦田マナちゃんでも、ぜったい演じられない役です。
アンナ役のイザベル・ユペール、ブラボー!でした。最近、どちらかというとフツーっぽいナチュラルorリアル系な役が多かったユペりんが、久々にイカレ女役を怪演。楽しそうに毒を撒き散らしてました。破天荒でハイテンション、そしてかなりボケまくり。やっぱユペりんはこうでなくっちゃ!毒々しい魔女みたいな悪趣味ファッションにも驚嘆。ぜったいマネできないセンスですが、ユペりんが着ると不思議にエレガントでシックに見えるんですよね。ヒラヒラなミニドレス、ミッキーマウスのTシャツとか、ぶっとんでて素敵でした。
この映画、エヴァ・イエネスコ監督の実話だそうですが…波乱万丈というか、こんな狂ったスキャンダラス人生を自ら暴露するような映画を撮るなんて。イヤがりつつもロリータモデルしてた少女の頃から、露悪癖があるのでしょうか?これも毒ママの悪影響?
まさに惨劇の連敗地獄だった交流戦土壇場になって、死に体だったカープが息を吹き返してきました。昨日の日ハムとのゲームは、まさに神さまの采配のような、奇跡の勝利。4点を先制され、あああ~あかん、終わった…と、すっかり諦めムードがどよよ~んと暗雲のようにたちこめてたのに、何と!黒い雲間に、光が射した!怒涛の反撃が始まったのです。あれよあれよという間に、大逆転。歓喜というより、あまりの予想外な劇的展開に、ぽか~ん状態でしたわ。カープファンの心は眩しすぎる晴天になりましたが、実際のお天気は大雨になってコールドゲーム!そのままカープの勝ち!こんなこともあるんですね~。今夜も、最後の最後になって劇的サヨナラ勝ち!観てる間は胃も胸も痛いけど、こういうドラマティックな勝ち方をするから、カープのファンは止められませんね。最後まで勝利のため死力尽くす選手の姿に、あたらめて感動しました。それに引き換え、すぐに諦めたり疑ったりする弱い私…私も死力を尽くせるような何かに、今からでも出会えるでしょうか。
「ヴィオレッタ」
12歳のヴィオレッタは、写真家を目指す母アンナに求められるままモデルとなる。アンナが撮ったヴィオレッタのロリータ写真は評判となるが、しだいにヴィオレッタはアンナへの反発と嫌悪感を募らせていくのだった…
「8月の家族たち」に続く、ドギツい毒母VSぷっつん怒娘シリーズ(?)第2弾です。
この映画って、ひょっとしたらコメディなのかしらん?笑えるシーンや台詞が多かった。まず、トンデモ毒母アンナの言動と見た目が、エキセントリックすぎて笑えます。ばあさんに娘の世話を押し付けて、着飾ってフラフラ遊び回ってる育児放棄ママ。しかも、娘にハレンチなロリータ写真のモデルを強要する犯罪ママでもあります。こんな無責任で身勝手でイカレたママ、イヤだ~!と心の底から思ってしまう毒母なのですが、何か憎めないオチャメなところもあってりして、そこがこの映画の魅力にもなってます。とにかく、すごい楽天的でノーテンキなんですよ。悪い方向にそうなのが、ブラックな笑いを誘います。娘で一儲けしてやる、なんて下卑た野心ではなく、自分は異能の女よ!それを証明してやる!一心なので、毒ママだけど悪ママではない感じ。母恋しなヴィオレッタの心情を利用して、ママのためにひと肌脱いでね♪と言葉巧みにモデルをさせるところは、狡猾で怖い女だなあ~とゾっとしましたが。ほんと、自分の娘のあんな写真を世間にバラまくなんて、非道い鬼母。あれはかなりの精神的虐待になりますよ。何かというと、愛してるわ!とヴィオレッタに言ってたアンナですが、愛してたらあんなこと実娘にできないよなあ。
はじめは、ママと一緒にいられるから、ママが可愛がってくれるから、と積極的にモデルしてたヴィオレッタが、だんだんエスカレートするハレンチ要求に嫌気がさし反抗的になり、しだいにコワレていく姿も、無残で悲惨なんだけど、何か笑えるんですよねえ。確かに、あんな写真が世間に流布したら、よほど精神が強くないかぎりノイローゼになりますよ。銭湯に入るのさえ躊躇する私からすると、ヌードモデルさんって、ほんと心が強いんだなあと今さらながら感心。ヴィオレッタとアンナの言い争いは、かなりエゲツなくて激情的なんですけど、ヴィオレッタの激しいツッコミ+アンナのヌケヌケしたボケの繰り返しは、毒々しい漫才みたいでもあって笑えます。憎悪や嫌悪で反発し合いつつ、離れられない母娘。母と娘とうだけではなく、ある忌まわしい秘密のつながりもあることが判明するラストに、おいおい~と苦笑。底なしの悪縁因業母娘です。
この映画の魅力のひとつ、アンナとヴィオレッタのファッション。はじめは素朴で清純そうな女の子だったのに、だんだんハレンチな娼婦風ロリータ娘に変貌してしまうヴィオレッタ。スゴい恰好、メイクして学校行ってるし!あんな服着て歩いてたら、危ないよ~。見た目だけでなく、キャラも崩れたアバズレ化。子どものくせに、かったる~いアンニュイな表情や仕草、怒った時の大人顔負けな口汚さが、異様で笑えます。見た目はアバズレになっちゃいますが、性的には潔癖で男嫌いっぽかったので、ちょっとホっとしました。カラダまで汚されたら、とても見てられなくなっただろうから。それに、彼女の写真は確かに過激なのですが…凝ったヘンテコな作風なので、イヤらしいというよりシュールでグロテスク。おかしな男たちに歪んだ変質的な、不健康な欲情を抱かせるスクール水着やブルマ姿の少女の写真のほうが、返って抵抗感や嫌悪感を覚えます。
ヴィオレッタを熱演したアナマリア・ヴァルトロメイちゃんは、可愛い美少女でした。汚れない清らかな乙女なのに、すごく大人っぽくもあって。彼女の大胆なポーズやファッションにも目を奪われます。ヴィオレッタ役は、いくら演技が巧い芦田マナちゃんでも、ぜったい演じられない役です。
アンナ役のイザベル・ユペール、ブラボー!でした。最近、どちらかというとフツーっぽいナチュラルorリアル系な役が多かったユペりんが、久々にイカレ女役を怪演。楽しそうに毒を撒き散らしてました。破天荒でハイテンション、そしてかなりボケまくり。やっぱユペりんはこうでなくっちゃ!毒々しい魔女みたいな悪趣味ファッションにも驚嘆。ぜったいマネできないセンスですが、ユペりんが着ると不思議にエレガントでシックに見えるんですよね。ヒラヒラなミニドレス、ミッキーマウスのTシャツとか、ぶっとんでて素敵でした。
この映画、エヴァ・イエネスコ監督の実話だそうですが…波乱万丈というか、こんな狂ったスキャンダラス人生を自ら暴露するような映画を撮るなんて。イヤがりつつもロリータモデルしてた少女の頃から、露悪癖があるのでしょうか?これも毒ママの悪影響?
私も彼女のあの何を着てもさまになる姿が本当にまぶしかったです。
たけ子さんも書かれてましたが、あのミッキーのTシャツ!!あんな風に着こなせる大人はやはり数少ないですよね~
しかもあのぶっ飛び具合もなかなか素敵でした♪
教えていただきありがとうございました☆
おお!ヴィオレッタご覧になったのですね!
あの毒母の着こなし、強烈かつカッコよかったですよね~。ぜったいマネできないけど。ミッキーのTシャツも、アヴァンギャルトな感じだった。ファッション同様、キャラもぶっとんでましたよね~。あんな母ちゃんイヤだ!けど、あんな自由奔放に破天荒に生きてみたいと憧れてしまいます。ぶっとび怪女ユペールの日本未公開作を、DVDで何本か観られそうなので、今から楽しみです。
GFBFとか、くうこさんおすすめの中華映画も、早く観たいです♪