ショッキングな出来事が発生しました…
広島で起きた、母親が娘を虐待して殺した事件。子どもが殺される、しかも自分の親に。これほど悲痛と悲憤で胸がつぶれそうになることはありません。いたいけな何の罪もない子どもが被害者になるニュースを耳にするのは、もう耐えられないです。しかも今回の事件は、私の身近な所に関係していたから、衝撃も強かった。
仕事関係で、亡くなった女の子が生前入所していた児童養護施設に何度か行ったことがあるのです。児童養護施設の現実を目の当たりにして、暗澹となってしまいました。どうして子どもたちが、こんな苦しみやみじめさを味わわなきゃならないのか、と。ぬくぬくと幸せな自分に罪悪感を覚えました。
ゴルフクラブで娘を殴り殺した鬼母。どんな理由があるにしろ、弱い子どもを傷つけ殺すなんて、許されるべきではないと私は思うのですが…子どもを産んで育てたこともないオマエに、何が解かる!とお叱りを受けることでしょうか。でも、子どもを産んで育てた母親の皆様なら、虐待母の気持ちは理解できて同情もできるのでしょうか?
子どもにとって、本当に受難の時代です。生まれてくる新しい生命を祝福するより、こんな暗い荒んだ狂った世界で無事に育ってくれるだろうか、という心配のほうが先立ちます。
「レッドクリフ」
BSで2週連続放送されてたのを録画して、まったり観ました♪
漢を支配する曹操は、中国統一の野望に燃え、劉備と孫権の国をも手中に収めようと目論んでいた。曹操の猛威に立ち向かうべく、劉備と孫権は同盟を結ぶ。劉備の軍師・諸葛孔明や孫権軍の総司令官・周瑜らが知力を尽くす中、赤壁で天下分け目の決戦を迎えることに…
すごく面白かったです。まあ、三国志がもともと優れたエンターテイメント戦記なので、面白くならないほうが間違ってるのですが。覇権をめぐる男たちの、血で血を洗うバトル。いつの時代も、血わき肉おどるテーマであり、史実とはいえ平和にどっぷり浸かって生きてる私にとっては、ほとんどファンタジーでもあるので、現実逃避的にもってこいな系統の物語でもあるのです。
戦国ものが大好きな私なのですが。三国志など中国の戦国ものは、国土の広大さや国民性のためか、熱さ激しさがまさって良い意味でも悪い意味でも単調明快、言い換えれば大味。中華なんだから、もうちょっと油っぽくて濃い味わいがほしかっったかも。私はやっぱ、戦いの中にも盛者必衰の悲哀とか耽美さとかがある平家物語のほうが好きです。
赤壁の戦いにスポットを当てたこの映画は、まさにエンターテイメントな大作で、工夫を凝らしたアクションやバトルシーンが楽しい。香港で数々の名作娯楽作を放ち、ハリウッドでも活躍しているジョン・ウー監督の面目躍如って感じです。
ただもう楽しい、面白い。これが映画にとっては最も重要な条件なので、この映画はその点じゅうぶん合格点をあげられるのですが。観終わった後、すぐに忘れてしまう系の映画でもあります。胸に強く深く残る感動とか衝撃がないから。莫大な制作費をかけているのに、どこか良くできたTVドラマっぽかったし。大作なのに、スケールとか格調がないからでしょうか。CG過多はやっぱチープな感じになりますよね。
出演者は、豪華なはずなんですが、なぜか地味な印象。今をときめく人気スターではなく、ネームバリューはある元人気スターがメインだったからでしょうか。
孫権が信頼と敬意を寄せる名将で、この映画の主人公である周瑜役は、トニー・レオン。トニさん、何だか老けたというか、萎びちゃったなあ。脂が抜けたというか色気がなくなったというか…でも、腐ってもトニー・レオン。カッコいい、可愛いと思うシーンもありましたが。
天才軍師、諸葛孔明役の金城武も、イケメンなんだけど何だか地味になったというか、存在感が薄かった。カリスマな天才というより、不思議くんっぽかったし。キムタクもそうですが、何やってもいつも同じに見えるんですよねえ。
孫権役のチャン・チェンは、華がある美男だけどコレといって活躍するシーンなし。いちおう男前・イケメンスターということになっているトニさん、金城武、チャン・チェンよりも、シブい系の俳優たちのほうが魅力的でした。
劉備の勇猛果敢な忠臣・趙雲役は、藍宇の恋人ハントンことフー・ジュン。冒頭から大活躍の彼の勇姿に見惚れちゃいました。大柄で体格がいいので、アクションも迫力がありますね。
いちばん素敵だったのは、悪役の曹操役、チャン・フォンイーかも。権力者の余裕や覇気をシブく滲ませてた素敵おぢさまぶりに、ときめいてしまいました。あんな覇王にかしずきたい♪チャン・フォンイーって、「覇王別姫」でレスリー・チャンの相手役だった男優ですよね?ずいぶんとシブくなりましたね。
周瑜と曹操に愛される運命の美女・小喬役は、日本のドラマにも出てたリー・チーリン。美人だとは思うけど、薄いというか地味というか。もうちょっと魔性の色気のある女優のほうが、あの役に合ってたのでは。つっても、ヒロインなんか必要なかったようにも思いますが。いっそのこと腐女子が萌えまくる、ドキ!男だらけの女人禁制バトルフィールド、にしてほしかったです。
前田あつこ共演予定だった映画は、どうやら降板したらしいトニさん。残念なような、ほっとしたような。いま中国全土で反日の焔が燃え立ってますが…トニさんまで日本のこと嫌いにならないで…
広島で起きた、母親が娘を虐待して殺した事件。子どもが殺される、しかも自分の親に。これほど悲痛と悲憤で胸がつぶれそうになることはありません。いたいけな何の罪もない子どもが被害者になるニュースを耳にするのは、もう耐えられないです。しかも今回の事件は、私の身近な所に関係していたから、衝撃も強かった。
仕事関係で、亡くなった女の子が生前入所していた児童養護施設に何度か行ったことがあるのです。児童養護施設の現実を目の当たりにして、暗澹となってしまいました。どうして子どもたちが、こんな苦しみやみじめさを味わわなきゃならないのか、と。ぬくぬくと幸せな自分に罪悪感を覚えました。
ゴルフクラブで娘を殴り殺した鬼母。どんな理由があるにしろ、弱い子どもを傷つけ殺すなんて、許されるべきではないと私は思うのですが…子どもを産んで育てたこともないオマエに、何が解かる!とお叱りを受けることでしょうか。でも、子どもを産んで育てた母親の皆様なら、虐待母の気持ちは理解できて同情もできるのでしょうか?
子どもにとって、本当に受難の時代です。生まれてくる新しい生命を祝福するより、こんな暗い荒んだ狂った世界で無事に育ってくれるだろうか、という心配のほうが先立ちます。
「レッドクリフ」
BSで2週連続放送されてたのを録画して、まったり観ました♪
漢を支配する曹操は、中国統一の野望に燃え、劉備と孫権の国をも手中に収めようと目論んでいた。曹操の猛威に立ち向かうべく、劉備と孫権は同盟を結ぶ。劉備の軍師・諸葛孔明や孫権軍の総司令官・周瑜らが知力を尽くす中、赤壁で天下分け目の決戦を迎えることに…
すごく面白かったです。まあ、三国志がもともと優れたエンターテイメント戦記なので、面白くならないほうが間違ってるのですが。覇権をめぐる男たちの、血で血を洗うバトル。いつの時代も、血わき肉おどるテーマであり、史実とはいえ平和にどっぷり浸かって生きてる私にとっては、ほとんどファンタジーでもあるので、現実逃避的にもってこいな系統の物語でもあるのです。
戦国ものが大好きな私なのですが。三国志など中国の戦国ものは、国土の広大さや国民性のためか、熱さ激しさがまさって良い意味でも悪い意味でも単調明快、言い換えれば大味。中華なんだから、もうちょっと油っぽくて濃い味わいがほしかっったかも。私はやっぱ、戦いの中にも盛者必衰の悲哀とか耽美さとかがある平家物語のほうが好きです。
赤壁の戦いにスポットを当てたこの映画は、まさにエンターテイメントな大作で、工夫を凝らしたアクションやバトルシーンが楽しい。香港で数々の名作娯楽作を放ち、ハリウッドでも活躍しているジョン・ウー監督の面目躍如って感じです。
ただもう楽しい、面白い。これが映画にとっては最も重要な条件なので、この映画はその点じゅうぶん合格点をあげられるのですが。観終わった後、すぐに忘れてしまう系の映画でもあります。胸に強く深く残る感動とか衝撃がないから。莫大な制作費をかけているのに、どこか良くできたTVドラマっぽかったし。大作なのに、スケールとか格調がないからでしょうか。CG過多はやっぱチープな感じになりますよね。
出演者は、豪華なはずなんですが、なぜか地味な印象。今をときめく人気スターではなく、ネームバリューはある元人気スターがメインだったからでしょうか。
孫権が信頼と敬意を寄せる名将で、この映画の主人公である周瑜役は、トニー・レオン。トニさん、何だか老けたというか、萎びちゃったなあ。脂が抜けたというか色気がなくなったというか…でも、腐ってもトニー・レオン。カッコいい、可愛いと思うシーンもありましたが。
天才軍師、諸葛孔明役の金城武も、イケメンなんだけど何だか地味になったというか、存在感が薄かった。カリスマな天才というより、不思議くんっぽかったし。キムタクもそうですが、何やってもいつも同じに見えるんですよねえ。
孫権役のチャン・チェンは、華がある美男だけどコレといって活躍するシーンなし。いちおう男前・イケメンスターということになっているトニさん、金城武、チャン・チェンよりも、シブい系の俳優たちのほうが魅力的でした。
劉備の勇猛果敢な忠臣・趙雲役は、藍宇の恋人ハントンことフー・ジュン。冒頭から大活躍の彼の勇姿に見惚れちゃいました。大柄で体格がいいので、アクションも迫力がありますね。
いちばん素敵だったのは、悪役の曹操役、チャン・フォンイーかも。権力者の余裕や覇気をシブく滲ませてた素敵おぢさまぶりに、ときめいてしまいました。あんな覇王にかしずきたい♪チャン・フォンイーって、「覇王別姫」でレスリー・チャンの相手役だった男優ですよね?ずいぶんとシブくなりましたね。
周瑜と曹操に愛される運命の美女・小喬役は、日本のドラマにも出てたリー・チーリン。美人だとは思うけど、薄いというか地味というか。もうちょっと魔性の色気のある女優のほうが、あの役に合ってたのでは。つっても、ヒロインなんか必要なかったようにも思いますが。いっそのこと腐女子が萌えまくる、ドキ!男だらけの女人禁制バトルフィールド、にしてほしかったです。
前田あつこ共演予定だった映画は、どうやら降板したらしいトニさん。残念なような、ほっとしたような。いま中国全土で反日の焔が燃え立ってますが…トニさんまで日本のこと嫌いにならないで…
来ちゃいました。
映画それほど好きではなかったけど・・・
フー・ジュンが好きでした。
原盤では、をさらしてるみたいなので
みたいなーと思いましたが・・・
中国へ行ったとき、DVDを探すほどの
熱心さはなかったのですが。
トニー・レオンも好きです。
藍宇の映画、フージュンもリィウ・イエも立派なイチモツさらしてましたね。原作小説、読んでみたいです。
リィウ・イエって若者のほう?
目が行かなかった。
>フージュンもリィウ・イエも立派なイチモツさらしてましたね
原盤をご覧になったのですか???
「太陽と月に背いて」は原盤で見て
デカプリオの見ましたが、デカプリオでは
なかったです。
あと「モーリス」でスカダー役の男の子の。
モーリス役の人は見せてなかったです。
粗末で避けたか本人がいやがったのか?
さっきUPした「シェイム」のマイケル・ファスベンダーも、ご立派でしたよ(笑)。でも、あんまし人に見せるものじゃないですよね~