ファンタビ日本公開記念!師走の英国男優祭②
「ヴィクター・フランケンシュタイン」
ヴィクトリア朝のロンドン。サーカスで迫害されていたせむしの青年は、その知性を見抜いた医学生のヴィクター・フランケンシュタインによって救い出される。イゴールという名を与えられた彼は、やがてヴィクターの恐るべき実験に加担することになり…
ジェームズ・マカヴォイ&ダニエル・ラドクリフ、2大英国スターの競演!ということで注目された作品ですが、かなりトホホでした~「進撃の巨人」や「テラフォーマーズ」など、評判の悪い邦画と限りなく同じにおいがします。
とにかく、内容もキャラも展開も、ついでにCGも、かなりクオリティが低いです。とにかく雑でテキトー。怪奇ものとしてもグロさが中途半端で怖くないし、SFものとしても支離滅裂でアホらしすぎる。わけのわからない仕組みの実験は、大がかりなわりには死体に電気ショックを当てるだけ、みたいな何じゃそりゃ!感であふれてます。死体を勝手に生き返らせて、言うこときかないから!とすぐにまた殺しちゃうなんて、まるで邪魔なペットを殺して捨てる無責任な飼い主みたいなヴィクター&イゴール。怪物が可哀想!
奇抜で派手なシーンやアクションなど、「ヴァン・ヘルシング」みたいな路線を狙ったのでしょうか。荒唐無稽さが気にならないほど面白ければ問題ないのですが、あまりにも脚本に粗があると安っぽいB級映画になってしまいます。大昔の白黒映画みたいな、優雅でさえある怪奇ロマンやゴシックホラーで、フランケンシュタインとかドラキュラ映画を作ってほしいものです。
怪物や実験シーンのみならず、町や城など風景もCG多用で、セットを作る手間も金もケチったな~と苦笑。CG過多は、やっぱ映画をチープにしますね。せっかくのロンドンを舞台にした時代劇なのに、それもあまり活かしてなかったのも残念。
ヴィクターとイゴールの関係も、うまく描けばちょっとBLっぽくなったのにな~。研究に憑りつかれて女にはまったく興味がないヴィクターが、イゴールの恋人を邪魔者扱い、女を敵視してイゴールを束縛、独占しようとしたり、そんなヴィクターに戸惑いつつも誰よりも大事な人だからと女よりヴィクターを尊重するイゴール…妖しくなれる要素はあったのですが。BLにしろとは言わないけど、二人の友情にもうちょっと歪みとかダークな部分が欲しかったかも。ヴィクターがマッドサイエンティストになってしまった理由(お兄さんの死)も、もうちょっと掘り下げて描いてほしかった。
でもまあ、ジェームズ・マカヴォイとダニエル・ラドクリフじゃあ、見た目だけでもBLは難しい。どっちもいい役者、しかも生粋のイギリス男なのに、キスしても全裸で抱き合っても、たぶんちっとも萌えないと思う妄想もそんなにしたくないし
久々に見たマカぼん、彼ももうアラフォーだというのに、可愛いですね~。相変わらずの童顔。時代劇もお得意のマカぼん、まるでシェイクスピアの舞台劇、もしくはミュージカルのような演技が笑えました。イカレたハイテンションさは、あの傑作「フィルス」を彷彿とさせる怪演。最初から最後までヒャッホ~♪なノリ。あれがもし、マカぼんと何となくカブる堺雅人だったら、見ていて疲れる演技だったかもしれませんが、マカぼんだと何やってもひたすらオチャメで可愛い。
イゴール役は、元ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ。もう働かなくてもいいほど稼いだはずなのに、そこに安住せずいろんな役や映画に挑戦し続けていて、いい俳優に成長しているのでは。何年か前のアカデミー賞授賞式のステージでは、歌って踊る芸達者なところも披露してましたよね~。いい役者にはなってるけど、残念ながらいい男にはなってません老けた子どもみたいな不気味さがあります。脱いだら生白い肌に胸毛ボーボーなのが、ちょっと…悲しそうで薄幸そうなので、コメディにはあまり向いてないかも。それと…マカぼんもかなりのチビ男ですが、ラドクリフくんはさらにチビ。身長はハリー・ポッターのまま?共演男優より背が高いマカぼんって、初めて見たわ。でも、最近は無駄にスタイルが良すぎる俳優を見慣れてるせいか、ちびっこ男二人の並びは新鮮でした。
ヴィクターとイゴールを追跡する刑事さん、どっかで見たことある人だな~と思ったら、バッチさんのシャーロックで宿敵モリアーティを演じてるアンドリュー・スコットでした。彼もベン・ウィショーのように、ゲイであることをカミングアウトしてる俳優として有名ですね。
↑息子が生まれて幸せな結婚生活を送ってるとばかり思ってたのに、年上嫁と最近になって離婚したマカぼん。M・ナイト・シャラマン監督の新作“Split”で、少女たちを拉致監禁する多重人格の変質者を怪演してます。予告編を観ましたが、マカぼんキモい!けどやっぱ可愛い
「ヴィクター・フランケンシュタイン」
ヴィクトリア朝のロンドン。サーカスで迫害されていたせむしの青年は、その知性を見抜いた医学生のヴィクター・フランケンシュタインによって救い出される。イゴールという名を与えられた彼は、やがてヴィクターの恐るべき実験に加担することになり…
ジェームズ・マカヴォイ&ダニエル・ラドクリフ、2大英国スターの競演!ということで注目された作品ですが、かなりトホホでした~「進撃の巨人」や「テラフォーマーズ」など、評判の悪い邦画と限りなく同じにおいがします。
とにかく、内容もキャラも展開も、ついでにCGも、かなりクオリティが低いです。とにかく雑でテキトー。怪奇ものとしてもグロさが中途半端で怖くないし、SFものとしても支離滅裂でアホらしすぎる。わけのわからない仕組みの実験は、大がかりなわりには死体に電気ショックを当てるだけ、みたいな何じゃそりゃ!感であふれてます。死体を勝手に生き返らせて、言うこときかないから!とすぐにまた殺しちゃうなんて、まるで邪魔なペットを殺して捨てる無責任な飼い主みたいなヴィクター&イゴール。怪物が可哀想!
奇抜で派手なシーンやアクションなど、「ヴァン・ヘルシング」みたいな路線を狙ったのでしょうか。荒唐無稽さが気にならないほど面白ければ問題ないのですが、あまりにも脚本に粗があると安っぽいB級映画になってしまいます。大昔の白黒映画みたいな、優雅でさえある怪奇ロマンやゴシックホラーで、フランケンシュタインとかドラキュラ映画を作ってほしいものです。
怪物や実験シーンのみならず、町や城など風景もCG多用で、セットを作る手間も金もケチったな~と苦笑。CG過多は、やっぱ映画をチープにしますね。せっかくのロンドンを舞台にした時代劇なのに、それもあまり活かしてなかったのも残念。
ヴィクターとイゴールの関係も、うまく描けばちょっとBLっぽくなったのにな~。研究に憑りつかれて女にはまったく興味がないヴィクターが、イゴールの恋人を邪魔者扱い、女を敵視してイゴールを束縛、独占しようとしたり、そんなヴィクターに戸惑いつつも誰よりも大事な人だからと女よりヴィクターを尊重するイゴール…妖しくなれる要素はあったのですが。BLにしろとは言わないけど、二人の友情にもうちょっと歪みとかダークな部分が欲しかったかも。ヴィクターがマッドサイエンティストになってしまった理由(お兄さんの死)も、もうちょっと掘り下げて描いてほしかった。
でもまあ、ジェームズ・マカヴォイとダニエル・ラドクリフじゃあ、見た目だけでもBLは難しい。どっちもいい役者、しかも生粋のイギリス男なのに、キスしても全裸で抱き合っても、たぶんちっとも萌えないと思う妄想もそんなにしたくないし
久々に見たマカぼん、彼ももうアラフォーだというのに、可愛いですね~。相変わらずの童顔。時代劇もお得意のマカぼん、まるでシェイクスピアの舞台劇、もしくはミュージカルのような演技が笑えました。イカレたハイテンションさは、あの傑作「フィルス」を彷彿とさせる怪演。最初から最後までヒャッホ~♪なノリ。あれがもし、マカぼんと何となくカブる堺雅人だったら、見ていて疲れる演技だったかもしれませんが、マカぼんだと何やってもひたすらオチャメで可愛い。
イゴール役は、元ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ。もう働かなくてもいいほど稼いだはずなのに、そこに安住せずいろんな役や映画に挑戦し続けていて、いい俳優に成長しているのでは。何年か前のアカデミー賞授賞式のステージでは、歌って踊る芸達者なところも披露してましたよね~。いい役者にはなってるけど、残念ながらいい男にはなってません老けた子どもみたいな不気味さがあります。脱いだら生白い肌に胸毛ボーボーなのが、ちょっと…悲しそうで薄幸そうなので、コメディにはあまり向いてないかも。それと…マカぼんもかなりのチビ男ですが、ラドクリフくんはさらにチビ。身長はハリー・ポッターのまま?共演男優より背が高いマカぼんって、初めて見たわ。でも、最近は無駄にスタイルが良すぎる俳優を見慣れてるせいか、ちびっこ男二人の並びは新鮮でした。
ヴィクターとイゴールを追跡する刑事さん、どっかで見たことある人だな~と思ったら、バッチさんのシャーロックで宿敵モリアーティを演じてるアンドリュー・スコットでした。彼もベン・ウィショーのように、ゲイであることをカミングアウトしてる俳優として有名ですね。
↑息子が生まれて幸せな結婚生活を送ってるとばかり思ってたのに、年上嫁と最近になって離婚したマカぼん。M・ナイト・シャラマン監督の新作“Split”で、少女たちを拉致監禁する多重人格の変質者を怪演してます。予告編を観ましたが、マカぼんキモい!けどやっぱ可愛い
2人のBLを彷彿とさせるシーンもあるものの、確かに萌えない(汗)いい役者にはなってもいい男になれないラド君がやっぱり・w
でもあの背むし男の歩き方とか、どうやってるんだと思う演技力には感心しました。。
あれ?CG?(笑)
ほんと無駄に派手なアクション。何であんな方向にもってっちゃったんでしょう。残念。もっと怪奇ロマン風なフランケンシュタインにしてほしかった!
せっかくBLっぽいシーンがあっても、全然前前前世萌えませんでしたよね~。ラドくん、いい男役は無理だし、今後は性格俳優として頑張ってほしいですね。
せむし、あれってCGっぽかったですね!ほんとに演じてたら、すごいわ!