アカデミー賞のノミネーションが、つい先ほど発表されましたね!
監督賞、助演女優賞にはサプライズがありましたが、私が最も注目してたのは主演男優賞部門です。今ハリウッドで最高にイケイケなスターであるブラッドリー・クーパーが、ホントにノミネートされちゃって驚喜&落選しなくて安堵!コメディかアクション専門のB級スターだったはずの彼が、ダニエル・デイ・ルイスやデンゼル・ワシントンと肩を並べるようになるなんて。しかも、受賞の可能性も十分ありだし。ますますイケイケ大ブレイクなブラッドリー・クーパー、勝手に略しブラパ、の魅力を探究・堪能するため、独りブラパ祭りを開催することにしました。第一弾は…
お松の独りブラパ映画祭①
「ウルトラ I LOVE YOU!」
クロスワードパズル作家のメアリーは、親がセッティングしたデートの相手スティーヴに一目惚れし、彼の仕事場まで押しかけ追いかけ回すが…
サンドラ・ブロックがラジー賞を受賞したラブコメ。同年サンブロさんは、「しあわせの隠れ場所」でオスカーを獲得。最高で最低な女優という史上初のW受賞の快挙(?)を遂げ、しかもラジーの授賞式にも堂々と出席するなど、そのノリがよすぎる愉快で豪胆な人柄で映画ファンを感嘆せしめたことは、今なお記憶に新しいですよね。
で、どんだけ最悪な駄作なのかと、悪い意味で期待してたのですが…うう~ん、確かにくだらない、笑えない出来損ないコメディでした。メアリーが気持ち悪すぎる。見た目も言動も。思い込みが激しく猪突猛進、相手の気持ちや立場などアウトオブサイトなストーカー女って、やっぱ見た目や言動が可愛くないと。あれじゃあスティーヴじゃなくても男はドン引きするだけ。一瞬たりとも可愛いな、けなげなんだな、と心ほだされないよ。メアリーのKYさや、それに対する周囲のリアクションが何か不快だったのは、メアリーが明らかに社会不適合なアスペルガー症候群で、それをバカにして笑いものにしてる内容だったからかも。発達障害の珍奇、異様さをギャグにしようとして、スベりまくってるだけ。障害に対する温かさとか優しさ、理解を促すものが全然なく、メアリーが単なる迷惑で危険な異常者にしか見えず、あんな人は相手にしない、もしくはバカにしていい、みたいな描き方だったのが不愉快でした。ちょっと騒々しいからって、バスの運転手がメアリーを騙して降車させて走り去るなんてシーン、ぜんぜん笑えなかった。非道すぎる。いぢめじゃん。必要以上に障害者をピュアな天使、哀れな被害者っぽく描くのも偽善的でイヤだけど、ピエロにして嘲笑するのはもっとイヤです。
サンドラ・ブロックがイタくてウザくてキモいです。いろんなコメディに主演しネタが尽きたサンブロ姐さんが、おバカ系で勝負を賭けてきたんだろうけど、見事にスベっちゃった感じです。ヘンだけど楽しい、友だちになりたいと思わせるヒロインじゃないとダメなのに、メアリーは顔もファッションも怖すぎて、スティーヴじゃなくても関わりたくない女にしてしまっていたサンブロさん。彼女って、恐竜みたいな顔してますよね。脚本も悪いけど、サンブロさんの演技と見た目にも大失敗の責任があります。
んで、我らがブラパことブラッドリー・クーパーはどうだったかというと…
スティーヴ役のブラパ、おお~。まさにオールアメリカンなナイスガイ。明るくてカジュアルでアホっぽいところが、いかにもアメリカ男って感じで好感。笑顔が可愛く長身でナイスバディ、というオールアメリカンイケメンの条件もクリアしています。ちょっと毛深いのがネックかな。同じ系統のマシュー・マコノヒーやポール・ウォーカーは体毛が薄い(ついでに毛髪も薄い)もんね。ヘンなオバさんサンブロに迫られ、オドオドタジタジな様子もキュートでした。でもスティーヴ役って、若いイケメンなら誰がやってもいいような役だったような。ロマンチックな演技や、もっとハジけたオバカ演技など、もっとブラパに見せ場を与えてあげてほしかった。最大の見せ場は、車内でメアリーに犯され?かけるシーンでのサービス無駄脱ぎかも(笑)。ヒロインの相手役であるブラパが、キャストクレジットでは脇役のトーマス・ヘイドン・チャーチより下の三番手、というのもヘンな映画でした。
今やハリウッドの寵児的スター、最高にセクシーな男としてあまたの米国女性をハアハアさせてるブラパですが、日本では人気爆発はしそうにないタイプかも。ジョニーやブラピなど、日本の女性映画ファンの多くはどこか孤独な翳りのある美形が好きだもんね。ブラパは、いい感じにチョイブサ入ってるし、明るすぎフレンドリーすぎ健康的すぎるかな。でもいつか、ブラピじゃなくてブラパ!な時代が日本にも来ることを、地味に期待してる私です。
↑ サンブロ姐さんはいい人っぽいので、撮影中ブラパはセクハラやパワハラに悩まされることはなかったはず。
↑ ブラッドリー・クーパー、1975年生まれの今年38歳。これまでジェニファー・アニストンやキャメロン・ディアス、レニー・ゼルウィガーなど、大物女優と浮名を流してきたハリウッドきってのモテ男でもあります。「世界にひとつのプレイブック」のプロモーションで、来日も決定してます。オスカーにノミネートされて、意気揚々と日本上陸のブラパです。
監督賞、助演女優賞にはサプライズがありましたが、私が最も注目してたのは主演男優賞部門です。今ハリウッドで最高にイケイケなスターであるブラッドリー・クーパーが、ホントにノミネートされちゃって驚喜&落選しなくて安堵!コメディかアクション専門のB級スターだったはずの彼が、ダニエル・デイ・ルイスやデンゼル・ワシントンと肩を並べるようになるなんて。しかも、受賞の可能性も十分ありだし。ますますイケイケ大ブレイクなブラッドリー・クーパー、勝手に略しブラパ、の魅力を探究・堪能するため、独りブラパ祭りを開催することにしました。第一弾は…
お松の独りブラパ映画祭①
「ウルトラ I LOVE YOU!」
クロスワードパズル作家のメアリーは、親がセッティングしたデートの相手スティーヴに一目惚れし、彼の仕事場まで押しかけ追いかけ回すが…
サンドラ・ブロックがラジー賞を受賞したラブコメ。同年サンブロさんは、「しあわせの隠れ場所」でオスカーを獲得。最高で最低な女優という史上初のW受賞の快挙(?)を遂げ、しかもラジーの授賞式にも堂々と出席するなど、そのノリがよすぎる愉快で豪胆な人柄で映画ファンを感嘆せしめたことは、今なお記憶に新しいですよね。
で、どんだけ最悪な駄作なのかと、悪い意味で期待してたのですが…うう~ん、確かにくだらない、笑えない出来損ないコメディでした。メアリーが気持ち悪すぎる。見た目も言動も。思い込みが激しく猪突猛進、相手の気持ちや立場などアウトオブサイトなストーカー女って、やっぱ見た目や言動が可愛くないと。あれじゃあスティーヴじゃなくても男はドン引きするだけ。一瞬たりとも可愛いな、けなげなんだな、と心ほだされないよ。メアリーのKYさや、それに対する周囲のリアクションが何か不快だったのは、メアリーが明らかに社会不適合なアスペルガー症候群で、それをバカにして笑いものにしてる内容だったからかも。発達障害の珍奇、異様さをギャグにしようとして、スベりまくってるだけ。障害に対する温かさとか優しさ、理解を促すものが全然なく、メアリーが単なる迷惑で危険な異常者にしか見えず、あんな人は相手にしない、もしくはバカにしていい、みたいな描き方だったのが不愉快でした。ちょっと騒々しいからって、バスの運転手がメアリーを騙して降車させて走り去るなんてシーン、ぜんぜん笑えなかった。非道すぎる。いぢめじゃん。必要以上に障害者をピュアな天使、哀れな被害者っぽく描くのも偽善的でイヤだけど、ピエロにして嘲笑するのはもっとイヤです。
サンドラ・ブロックがイタくてウザくてキモいです。いろんなコメディに主演しネタが尽きたサンブロ姐さんが、おバカ系で勝負を賭けてきたんだろうけど、見事にスベっちゃった感じです。ヘンだけど楽しい、友だちになりたいと思わせるヒロインじゃないとダメなのに、メアリーは顔もファッションも怖すぎて、スティーヴじゃなくても関わりたくない女にしてしまっていたサンブロさん。彼女って、恐竜みたいな顔してますよね。脚本も悪いけど、サンブロさんの演技と見た目にも大失敗の責任があります。
んで、我らがブラパことブラッドリー・クーパーはどうだったかというと…
スティーヴ役のブラパ、おお~。まさにオールアメリカンなナイスガイ。明るくてカジュアルでアホっぽいところが、いかにもアメリカ男って感じで好感。笑顔が可愛く長身でナイスバディ、というオールアメリカンイケメンの条件もクリアしています。ちょっと毛深いのがネックかな。同じ系統のマシュー・マコノヒーやポール・ウォーカーは体毛が薄い(ついでに毛髪も薄い)もんね。ヘンなオバさんサンブロに迫られ、オドオドタジタジな様子もキュートでした。でもスティーヴ役って、若いイケメンなら誰がやってもいいような役だったような。ロマンチックな演技や、もっとハジけたオバカ演技など、もっとブラパに見せ場を与えてあげてほしかった。最大の見せ場は、車内でメアリーに犯され?かけるシーンでのサービス無駄脱ぎかも(笑)。ヒロインの相手役であるブラパが、キャストクレジットでは脇役のトーマス・ヘイドン・チャーチより下の三番手、というのもヘンな映画でした。
今やハリウッドの寵児的スター、最高にセクシーな男としてあまたの米国女性をハアハアさせてるブラパですが、日本では人気爆発はしそうにないタイプかも。ジョニーやブラピなど、日本の女性映画ファンの多くはどこか孤独な翳りのある美形が好きだもんね。ブラパは、いい感じにチョイブサ入ってるし、明るすぎフレンドリーすぎ健康的すぎるかな。でもいつか、ブラピじゃなくてブラパ!な時代が日本にも来ることを、地味に期待してる私です。
↑ サンブロ姐さんはいい人っぽいので、撮影中ブラパはセクハラやパワハラに悩まされることはなかったはず。
↑ ブラッドリー・クーパー、1975年生まれの今年38歳。これまでジェニファー・アニストンやキャメロン・ディアス、レニー・ゼルウィガーなど、大物女優と浮名を流してきたハリウッドきってのモテ男でもあります。「世界にひとつのプレイブック」のプロモーションで、来日も決定してます。オスカーにノミネートされて、意気揚々と日本上陸のブラパです。
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