「禁じられた情事の森」
40年代のアメリカ、ジョージア州にある陸軍兵舎の教官ペンダートン少佐とその妻レオノーラの夫婦関係は冷え切っていた。ペンダートンは同性愛者であり、レオノーラは女を愛せない夫を嘲笑うかのように、夫の同僚であるラングトンと情事を重ねていた。ラングトンの妻アリソンは精神不安定で、フィリピン人の召使アナクレトと自宅に引きこもっている。若い兵卒のウィリアムズが全裸で馬に乗っている姿を目撃したペンダートンは…
あいや~。正月早々、とっても面白い映画を観ることができました(^^♪こういう狂った映画が好きなんですきれいきれいすぎる愛に白けてしまった「マエストロ」よりも、こっちの醜悪な夫婦関係のほうが百倍面白い。露骨な性的シーンは皆無なので、ポルノチックなエロさを期待して観るとがっかりしますが、性の抑圧や歪みの描写がとにかく異様で変態じみてます。60年代にこんな倒錯した異常な映画を作ったとは。ポリコレ、コンプラまみれな今の映画よりも、はるかに攻めてて挑戦的です。同性愛、不倫、ストーカー行為、メンヘラ、動物虐待、そして殺人などなど、もうクレイジー&アブノーマルのてんこ盛りで、おなかいっぱいになりました。
エリザベス・テイラーとマーロン・ブランドという強烈な超大物スターが主演、というのが濃ゆい話をさらに濃ゆくしています。共にレジェンドな大スターである二人が、よくこんな映画に出たな~と呆れつつ感心。でもよく考えてみたら、二人の最高の演技や作品ってキレイキレイ系じゃなくて、「欲望という名の電車」や「バージニア・ウルフなんかこわくない」など、ヤバいイカレ系コワレ系ですよね~。この作品の二人の怪演も、かなりディープインパクトで楽しいです。大真面目にやってるように見えるけど、実は笑いを狙ってるのかな?これってコメディなのかな?と思わせるリズ&マーロンです。
まずマーロン・ブランド、当時43歳ぐらい。まだ老化も肥満もしておらず、若々しくてカッコいい!ちょっとレオナルド・ディカプリオに似て見えた。レオをもっとゴツく冷たくした感じ?ゴリゴリのマッチョ軍人で、筋トレに励んでるシーンでの丸太のような腕!そんな男らしい彼が、隠れゲイ役。普段は寡黙で無表情なマーロンが、若い兵卒のウィリアムスの全裸を見て目もハートも奪われるシーンとか、ウィリアムスのことが気になって気もそぞろな様子とか、あげくは監視・尾行とか、とにかくキモい、けど何か可愛いいちばん笑えたのは終盤、真夜中に家に忍び込んできたウィリアムズが自分に会いにきたと勘違いし、暗い部屋でソワソワドキドキと若い男の夜這いを待ってる時の乙女すぎる様子!男らしく振る舞ってもゲイの正体はキモいオカマ野郎!みたいな描き方は、ちょっとゲイへの侮蔑を感じられましたが。
エリザベス・テイラーは、当時35歳ぐらいって!今の綾瀬はるかより年下!?まさに完熟の美魔熟女!腐る寸前の果物のような豊満さと毒々しい色気です。下着姿とか、熟女マニアにはたまらんエロさなのでは。エロくても下品でも、すごい美貌と高級感、ゴージャスさはザ・大女優な圧巻のオーラ。こんな女優さん、今いないですよね~。庶民感、生活感など微塵もないです。罪悪感の欠片もなく軽やかに不倫、歪んだ夫婦生活にウジウジ苦悩する様子も見せず明るく威風堂々な、リズらしい女王さまキャラなレオノーラでした。夫を挑発したり辱めたり、キレて鞭で打ちすえたり、鬼嫁っぷりも壮絶。優しさとか悲しみよりも、リズのようにドス黒い意地悪さや憎悪が美貌を際立たせる女優が好きです。
ウィリアムズ役のロバート・フォスターは、これが映画デビュー作だとか。ちょっとジェームズ・フランコっぽいイケメンです。全裸乗馬が衝撃(笑撃?)的。すっぽんぽんなのはわかるけど、はっきりばっちり見せない撮り方をされています。夜中に上官の家に侵入して、憧れの熟女人妻の寝顔を朝までじっと見てたり、彼女の下着をくんくんしたり、かなり気色悪いです。変態侵入者にぜんぜん気づかず寝てるレオノーラも笑えた。フィリピン人召使のアナクレトも、見た目と言い言動といい強烈で奇異。とにかくどいつもこいつもなイカレっぷりがキモくてイタくて笑えます。この映画、ぜひリメイクしてほしいわ。ペンダートンはやっぱレオナルド・ディカプリオがいいな。トム・ハーディでもよさげ。レオノーラが難しいわ。ケイト・ウィンスレットでいっか。ウィリアムズはケルヴィン・ハリソン・ジュニアかレジ・ジーン・ペイジで!若く美しい黒人男子の全裸乗馬とかジョイフルすぎる!
40年代のアメリカ、ジョージア州にある陸軍兵舎の教官ペンダートン少佐とその妻レオノーラの夫婦関係は冷え切っていた。ペンダートンは同性愛者であり、レオノーラは女を愛せない夫を嘲笑うかのように、夫の同僚であるラングトンと情事を重ねていた。ラングトンの妻アリソンは精神不安定で、フィリピン人の召使アナクレトと自宅に引きこもっている。若い兵卒のウィリアムズが全裸で馬に乗っている姿を目撃したペンダートンは…
あいや~。正月早々、とっても面白い映画を観ることができました(^^♪こういう狂った映画が好きなんですきれいきれいすぎる愛に白けてしまった「マエストロ」よりも、こっちの醜悪な夫婦関係のほうが百倍面白い。露骨な性的シーンは皆無なので、ポルノチックなエロさを期待して観るとがっかりしますが、性の抑圧や歪みの描写がとにかく異様で変態じみてます。60年代にこんな倒錯した異常な映画を作ったとは。ポリコレ、コンプラまみれな今の映画よりも、はるかに攻めてて挑戦的です。同性愛、不倫、ストーカー行為、メンヘラ、動物虐待、そして殺人などなど、もうクレイジー&アブノーマルのてんこ盛りで、おなかいっぱいになりました。
エリザベス・テイラーとマーロン・ブランドという強烈な超大物スターが主演、というのが濃ゆい話をさらに濃ゆくしています。共にレジェンドな大スターである二人が、よくこんな映画に出たな~と呆れつつ感心。でもよく考えてみたら、二人の最高の演技や作品ってキレイキレイ系じゃなくて、「欲望という名の電車」や「バージニア・ウルフなんかこわくない」など、ヤバいイカレ系コワレ系ですよね~。この作品の二人の怪演も、かなりディープインパクトで楽しいです。大真面目にやってるように見えるけど、実は笑いを狙ってるのかな?これってコメディなのかな?と思わせるリズ&マーロンです。
まずマーロン・ブランド、当時43歳ぐらい。まだ老化も肥満もしておらず、若々しくてカッコいい!ちょっとレオナルド・ディカプリオに似て見えた。レオをもっとゴツく冷たくした感じ?ゴリゴリのマッチョ軍人で、筋トレに励んでるシーンでの丸太のような腕!そんな男らしい彼が、隠れゲイ役。普段は寡黙で無表情なマーロンが、若い兵卒のウィリアムスの全裸を見て目もハートも奪われるシーンとか、ウィリアムスのことが気になって気もそぞろな様子とか、あげくは監視・尾行とか、とにかくキモい、けど何か可愛いいちばん笑えたのは終盤、真夜中に家に忍び込んできたウィリアムズが自分に会いにきたと勘違いし、暗い部屋でソワソワドキドキと若い男の夜這いを待ってる時の乙女すぎる様子!男らしく振る舞ってもゲイの正体はキモいオカマ野郎!みたいな描き方は、ちょっとゲイへの侮蔑を感じられましたが。
エリザベス・テイラーは、当時35歳ぐらいって!今の綾瀬はるかより年下!?まさに完熟の美魔熟女!腐る寸前の果物のような豊満さと毒々しい色気です。下着姿とか、熟女マニアにはたまらんエロさなのでは。エロくても下品でも、すごい美貌と高級感、ゴージャスさはザ・大女優な圧巻のオーラ。こんな女優さん、今いないですよね~。庶民感、生活感など微塵もないです。罪悪感の欠片もなく軽やかに不倫、歪んだ夫婦生活にウジウジ苦悩する様子も見せず明るく威風堂々な、リズらしい女王さまキャラなレオノーラでした。夫を挑発したり辱めたり、キレて鞭で打ちすえたり、鬼嫁っぷりも壮絶。優しさとか悲しみよりも、リズのようにドス黒い意地悪さや憎悪が美貌を際立たせる女優が好きです。
ウィリアムズ役のロバート・フォスターは、これが映画デビュー作だとか。ちょっとジェームズ・フランコっぽいイケメンです。全裸乗馬が衝撃(笑撃?)的。すっぽんぽんなのはわかるけど、はっきりばっちり見せない撮り方をされています。夜中に上官の家に侵入して、憧れの熟女人妻の寝顔を朝までじっと見てたり、彼女の下着をくんくんしたり、かなり気色悪いです。変態侵入者にぜんぜん気づかず寝てるレオノーラも笑えた。フィリピン人召使のアナクレトも、見た目と言い言動といい強烈で奇異。とにかくどいつもこいつもなイカレっぷりがキモくてイタくて笑えます。この映画、ぜひリメイクしてほしいわ。ペンダートンはやっぱレオナルド・ディカプリオがいいな。トム・ハーディでもよさげ。レオノーラが難しいわ。ケイト・ウィンスレットでいっか。ウィリアムズはケルヴィン・ハリソン・ジュニアかレジ・ジーン・ペイジで!若く美しい黒人男子の全裸乗馬とかジョイフルすぎる!