意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

提言  81  地震保険加入者に厚遇を

2011年03月31日 | 提言
地震保険というものがあります。
一般の火災保険では地震・津波・噴火は保険が適用されない(被害が広範囲すぎて保険会社の支払い能力を超えてしまうため、最初から支払わないことになってます)ため、政府が主導して作り、保険会社に売らせてます。
政府主導なので、この保険で保険会社が傾くことはなさそうです。
もっとも、そのせいで建物の50%までしか保険を掛けることが入られなかったりとか、1回の地震で支払い総額5兆円(※)を超えた場合、割合に応じて減額されるそうです。(保険会社独自の地震保険があり、カヴァーされない分を補うことはできます)

赤熊的には車(自賠責)のように強制にしても良いと思うけど、家は車検というものが存在しないため、結局は税金での積立というのが効率的の方法なので、あまり意味がない。
運用なども考えると、民間会社に集めさせた方が、利権にはなっても幾ばくかはマシだよね。
それに こういうのが埋蔵金とか呼ばれ、批判されるわけで・・・。

というわけで、赤熊は天佑自助の精神に則り提言します。
地震保険加入者に厚遇せよ!!

赤熊は自助している人間を優先して救うべきだと考えてます。
具体的には、被災支援金など国から助成されると思いますが、入っていない人に比べて多く支援金を支給すべきです。
また、彼らを先んじて仮設住宅に入れるべきですね。
地震保険で纏まったお金が手に入るのならば、すぐに仮設住宅を出ていけるので、使いまわしがしやすいでしょう。

因みに、今回の震災に遭った地域の家屋の2~3割くらいしか、この保険に入っていないらしい。
赤熊的には、この3割が報われる社会にしたいわけです。
彼らは、先んじて手を打っている人たちだと思いますので、今後の生活予定も立て始めているでしょう。
そんな彼らを先んじて元の生活に戻したほうが復興は早いと思いますので、平等じゃないと批判されても自ら備えている人を優先させた方がいいと思いますね。

(※) 地震保険の積立金は5兆円以上ありますので大丈夫です。ただ、加入者の厚遇をすると加入者が増大するでしょうから将来的には5兆円という枠も取っ払うべきでしょうね。

現在、赤熊が懸念しているのは、次に大きな地震があること。
今回の件でどのくらい地震保険が支払われるのかわかりませんが、最低でも数兆円はいくでしょう。
積立金が底をつかせるわけにはいかないのです。
手早く積立金を積み上げないといけないのです。
こういう時に地震保険の有用性を見せつけて、加入者を増やして積み上げるべきですね。