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沖縄基地移設問題 野田首相は板挟み

2011-11-17 | ラジオ
来年1月には日本の野田首相がアメリカを訪問する。訪米中、日米安全保障条約の見直し、およびその近代化が話し合われることになっている。
しかし沖縄の普天間基地問題は、沖縄市民の望むような形で解決されることはないだろう。
沖縄ではアメリカ軍基地を県外へと移設するように、との要求が高まっているからだ。

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ロシアの日本専門家キスタノフ氏は、沖縄市民と日本政府との対立は一朝一夕で解決するような問題ではないと指摘し、次のように語っている。
「しの(???)移設問題はすでに長い間議論されている。沖縄の知事選や市長選では、いつもアメリカ軍基地の移設を積極的に唱える人物が当選するというのは興味深いことだ。
これは何も反米意識ということではなく、反基地意識と言えるものだ。沖縄市民の支持は大きく、知事はアメリカに対してだけではなく、日本政府に対しても強い姿勢を示すことができる。
民主党はアメリカ軍基地を海外とは言わずも、沖縄県外へという考えを持っているが、言うは易し行なうは難し、といったところだろう。
アメリカは、そのような動きに強く反対している」
キスタノフ氏は、このようにコメントしている。

またキスタノフ氏は続けて、中国ファクターが大きな役割を果たしていると指摘し次のように語っている。。
「沖縄基地はアメリカにとって、アジア太平洋地域における要となっている。一方で沖縄側からの反対も続くだろう。
野田首相は歴代首相と同じく、その両方の勢力の間で板挟みとなっている。基地の継続を要求するアメリカと、県外移設を要求する沖縄との間でだ」
キスタノフ氏は、このようにコメントしている。

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(???)「し」の移設問題って何だ!?

11月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル