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ロシア海軍に新しい空母艦

2011-11-18 | ラジオ
ロシア海軍司令部は空母艦隊を組織することを決定した。このことはロシア海軍の太平洋および北大西洋における影響力拡大を可能にする。
ロシア海軍では2027年前に(なんだこりゃ過去形になっているぞ…)、太平洋(新人女性アナウンサーは「たいへいよん」)艦隊と北海艦隊にそれぞれ一つずつ空母艦隊が組織されることになっている。
この計画には何十億ドルも掛かるので、最終的決断はロシア大統領が下すことになる。

現在、ロシア海軍にはアドミラルクズネツォフ号という名の空母艦が一つあり、この空母艦は20年前のソ連時代に編入をされた。
独立軍事評論リトフキン編集長は空母艦隊の(新人女性アナウンサーは「そせん」と言ったが「そせん」って何???)に付いて、どの強国も自国の威信を示すために空母部隊を持ちたがっているとして、次のように分析した。
「今や空母艦隊を所有するのは米国だけでなく、フランス、英国、スペイン、ブラジル、中国も所有している。
インドにはイギリス製の古い空母艦があるだけなので、現在、ロシアはインドのためにロシアの空母艦アドミラルゴルシコフを改造して、2012年の終わりにはインド海軍に引き渡すこととなっている。
インド海軍はこれを「ヴィクラマディチヤ」と呼んでいる。ロシアは現在のところは、自国の沿岸部と排他的経済水域を守るのみだが、いつか世界の大洋に乗り出すことになったら、空母艦なしではいられなくなる」
そのように編集長は語った。

海軍は最初の空母艦が着水するときまでには、空母護衛(「へんぜい」って何???)を完成させなければならない。その編成にはミサイル巡洋艦、駆逐艦、多目的潜水艦、フリゲート艦、コルベット艦と補給艦が入る予定だ。
現在、国営造船所は新しいフリゲート艦とコルベット艦を製造中で、新しい駆逐艦も設計中だ。
さらに現在予備軍に入っている、ミサイル巡洋艦を一線に復帰させるプロジェクトを作成中だ。

リトフキン氏は国家の威信を示すこと以外にも、空母艦が必要であることを理由付ける幾つかの要因を挙げた。
「空母艦は様々な目的のために必要だ。これは海上の飛行場にもなり、空母艦からは戦闘機、襲撃機、爆撃機、レーダー探索機などが飛び立つことができる。また、こういった空母艦隊の海面下には、魚雷を搭載した戦略的原子力潜水艦を常備することができる」
以上のように編集長は語った。

空母艦プロジェクトは2017年には完了し、2023年には着水することになっている。新しいロシアの空母艦は原子力搭載となる。
造船会社セヴマシは、原子力エネルギー装置を搭載した船の設計経験を持っている。
ロシア海軍の新しい海上の要塞の排水量は、50トンから70トンになるだろうと専門家は分析している。

誰も語らなかった防衛産業
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新人女性アナウンサーは原稿を読み終えた後、ラジオジャーナルが続くにも関わらず「これでラジオジャーナル今日の話題を終わります」と言った。
揚げ足を取るつもりは無いけど、不正確な言葉が多すぎる

11月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル