アメリカのCIAがソーシャルネットワークをモニタリング

AP通信が伝えたところによるとアメリカのCIAでは、世界中のソーシャルネットワークでの書き込みをモニタリングする特別部門「ライブラリー忍者」が存在しているという。
AP通信の記者がCIAの秘密センターを実際に訪れたということだ。

AP通信の資料によると、この特別部門は毎日twitterだけでも500万件におよぶ書き込みをチェックしているほか、Facebookなどはもちろん各国のテレビ局、ラジオ局、新聞、ネットフォーラムなどを監視しているということだ。
そのようにして得られた情報は報告書という形で、オバマ大統領に届けられる。

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このような特別部門は9・11の後CIAに設けられたとのことで、当時はテロとの戦いのために必要だとされた。しかし、それ以後、急速に活動範囲を拡大させている。

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11月6日放送　ロシアの声・ニュース

国際電気通信見本市テレコム2011

ロシアの通信情報テクノロジー機器は、世界市場での知名度を上げている。
スイスのジュネーヴで10月24日～27日にかけて開かれた、国際電気通信見本市テレコム2011では、ロシアの生産企業の製品に対して肯定的な評価が寄せられたほか、大きな契約も締結された。
見本市で発表されたロシアの新作の中では、あらゆる種類のメディアコンテンツへアクセスできる技術に特別な関心が寄せられた。これらを用いて電話をかけたり、テレビを観たり、支払いなどをすることが出来る。

ロシア通信情報省のラシキナ報道官は、このように多くの機能を持った同様の機器は世界にもないと述べ、次のように語っている。
「見本市ではロシアのイノベーション製品のプレゼンテーションが行われた。ジュネーヴで開かれた見本市におけるロシア展示部の主要な目的は、より幅広い消費者を対象とした、現代の情報テクノロジーを紹介することだ」
報道官は、このように話している。

見本市では予算の余裕がない国をはじめとした、複数の国が、いわゆる電子政府プロジェクトに関心を表した。
ロシアのショゴレフ通信情報相によると、全ての問題は価格にある。ロシアでは電子政府の設立に総額で6千万ドルが拠出された。この額は他の国と比較して著しく少ないものだ。

ショゴレフ通信情報相は、我々は少ない資金で課題を解決することができる。我々が設立した電子政府は価格が安く、より効果的で、より現代的だとの確信を表している。
例えば通信情報省のデータによると、電子政府プロジェクトに対し、エストニアでは15億ドル、シンガポールでは10年間で150億ドルが費やされた。
尚、見本市ではロシアの通信衛星にも関心が集まった。 イギリスの衛星通信プロバイダーは今後、中東でのサービスをロシアの通信衛星エクスプレスAM44を使って行う。
通信衛星は12年間にわたりテレビやラジオのほか、通信サービスや幅広いインターネットサービスを提供するために使用される見込みだ。
イギリスの企業は国際電気通信見本市テレコム2011で、ロシアの製造業者との長期契約に調印した。衛星の開発者たちは、我々はこれが最後の契約にはならないとの確信を持っている。今年末までにさらに2つの衛星契約が予定されていると伝えた。

この他ジュネーヴの見本市ではロシアのロステレコムと、ベラルーシのベルテレコムとの間でも合意に調印がなされた。
この合意の目的はロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツを経由するモスクワーフランクフルト間の、安定した商業通信ネットワークの構築だ。

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10月27日放送　ロシアの声・ラジオジャーナル