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1010 Radio

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アメリカをデフォルトから救う6人グループ

2011-07-27 | ラジオ
アメリカのオバマ大統領はアメリカを破綻から守るために、共和党に譲歩する用意がある。
待望の譲歩は8月2日までに国の債務の上限が高められ、技術的デフォルトが発生しないことにしている。
これに貢献したのは民主党と共和党の上院議員各3名からなる、6人グループの提案だ。

オバマ政権は歳出削減計画を提示した。社会保障費を削減することで、財政赤字は今後10年間で4兆ドル削減される。
オバマ大統領は国防費の削減に付いても言及した。これに付いては恐らくパキスタンが不満を持っているだろう。しかし諦めるしかない。
全てが計画通りに行ったならば、債務の規模は2014年までに安定する見込みだ。ところが計画の詳細は今のところ明確にはされていない。全ての共和党議員がこの案を支持するのか、あるいは再び対話が長引くのかも明らかではないのだ。

ドイツ銀行・分析課課長は、現状はそれほど緊迫してはいないものの、増大する債務はアメリカ経済の大きな頭痛の種として残るとの考えを表し、次のように語っている。
「アメリカの債務は先ず第一に、その経済に損害を与えている。また共和党員と民主党員の対立は、すでにアメリカにとって悪影響を及ぼしている。
イメージ的な問題が発生しており、これに付いてはアメリカ政府も言及している。
アメリカが今後、ドルを世界の準備通貨として残すと考えるならば、このような危機が繰り返されないよう、努力しなければならない」
課長は、このように発言している。

世界の金融市場を緊張化させた熱は下がってはいるものの、気だるさは残るだろう。専門家らは、ドルへの浸透性(?)が徐々に失われていることを確認している。

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女性アナウンサーは「浸透性」と言ったが何故、浸透性なのだろう。もしかして「信頼性」じゃないの???

7月21日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル