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ロシアの国家プロジェクト・健康に付いて(2)

2011-07-30 | ラジオ
尚アガンベギャン氏は、最近の肯定的な影響の多くは、西ヨーロッパと比較した場合に高いレベルにある、ロシアの高度医療技術によって達成されたものだとの考えを表し、次のように語っている。
「ロシアとフランスを比較することが出来る。WHOのデータによると、フランスは社会保険システムで世界のトップにある。
ですがフランスから梗塞や卒中の治療に付いて学ぶために、ロシアの病院に専門家たちが訪れている。ちなみにアメリカはWHOのランキングで37位だ。アメリカでは、およそ4000万人が医療サービスを受けることが出来ず、無保険者となっている」
アガンベギャン氏は、、このように話している。

続けてアガンベギャン氏は今日重要な課題は、ロシアの最端の地域に住む人々にも、現代的な医療サービスの提供を保障することだと述べている。そのために今後2年間で150億ドルが拠出される予定だ。
ロシア下院国家会議・保健保全委員会副委員長は、国の政策がどれほど充実したものであっても、国家だけの努力では充分ではないと述べ、次のように語っている。
「保健社会発展省に全責任を負わせているのは間違いだろう。WHOのデータによると、世界では、これらの指標が保健制度に左右されている割合は、10%から18%に過ぎない。死亡率の低下がより顕著な国では、健康的な生活の宣伝と予防に力が入れられていた」
副委員長は、このように発言している。

専門家たちは現在ロシアで行われている、近代化とイノベーションの発展政策は、経済成長速度に肯定的に影響をしているとの見解を表している。社会状況に肯定的に反映されることで、国民の生活レベルも向上し、その結果、平均寿命が延びる。
次の段階は70歳や80歳になっても、人間が社会的に現役として活動できるようなほどの生活の質の改善だ。

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