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1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

タイで豚インフルエンザ感染の疑いがあった女性から感染は確認されず

2009-04-30 | ラジオ
●豚インフルエンザの感染が疑われ、隔離入院していた女性の
 豚インフルエンザへの感染は確認されなかった。
 チュラロンコーン大学病院側の発表によると、病院に隔離入院
 としていた42歳の女性は、新型豚インフルエンザに感染してい
 なことが確認された事を明らかにした。

 この女性はチュラロンコーン大学の講師で、今月3日から11日に
 かけ公務でメキシコに滞在し、その後11日から19日かけてアメリ
 カ滞在後にタイに一時帰国していたが、22日から25日の日程で
 シンガポールに滞在し、シンガポール滞在中の23日に高熱の症
 状を訴えた。

 一旦、熱は治まったもののタイへ帰国後の26日になって再び、高
 熱の症状を見せていたとし、このため入院したチュラロンコーン
 大学病院では、感染の有無が確認されるまで隔離する措置を実
 施していた。

●豚インフルエンザの感染がメキシコを中心に、拡大しつつあること
 を受け、タイ当局は21日からスワナプーム国際空港、プーケット国
 際空港、チェンマイ国際空港で入国者全員を対象に赤外線熱画像
 装置による検温を開始した。
 熱のある人や申告した人に付いては医療機関から医療スタッフが
 (?)し、3日間から5日間の検査がされる。

 当局によるとタイとメキシコの間は直行便が無いため、メキシコと直
 行便のあるフランス、東京、ドバイ、フランクフルト、ロンドン、シカゴ、
 ロサンジェルス、テキサスからの入国者のチェックを厳重に行う方針。
 また今のところタイ国内では、豚インフルエンザの感染は確認されて
 いないが、農業省は監視体制の強化と養豚業者の保護のため、開
 発局内に緊急対策室を設置するよう指示した。

 一方政府は昨日開かれた定例閣議の席上、メキシコが発生国とされ
 る新型インフルエンザの国内感染と、感染拡大防止のために新型イ
 ンフルエンザ感染拡大防止本部を設置することを決定した。

(?)は聴き取れず

4月29日放送 ラジオタイランド・ニュース

世界金融危機がロシア経済の近代化を促す時代

2009-04-30 | ラジオ
ロシアでは現在の経済危機の本質的な要因と、その打開策をめぐっ
ての論争が続いている。
この打開策はロシアを経済危機から脱出させ、その後ロシア経済を
以前に増して強化させるものでなくてはならない。
これに対しロシアの声の記者は、次の様にまとめている。
著名な学者や起業家らは現在の経済危機の困難は、全く予知してい
なかったものではないと評している。
専門家らは全ての人類は21世紀前半には、すでに大きな生産技術サ
イクルの終わりに近づいてたの見方を表し、脱工業化社会の基盤と同
様、情報テクノロジーと結びついた手法が経済拡大のために方針を変
更していく必要があると述べている。

こうしたことから専門家達は過去の危機は、発展のために必要であった
ものであり現在の危機は、安定化のために必要なものであるとの結論
を導き出している。

非営利プログラム基金総裁は次の様に述べている。
「実際に世界では抜本的かつグローバルな変化が起きている。
これは以前には無いことだった。
アメリカの新大統領オバマ氏が述べたスローガンの一つに、私達には変
化が必要だ。私達は安定化を目指そうというものがある。
しかし私は現在のロシアの状況に、この安定化というテーマは合致しない
と思っている。
しかし私達ロシアも変化を必要としている。私はこの経済危機がロシア経
済が、近代化へ向かうための強い動機付けとなることを強く望んでいる。
しかし私達はまだロシア経済の近代化に向け、最良の策を持って取り掛
かる準備が出来ていない」
この様に総裁は述べている。

専門家らは現在ロシア政府が着手している、ロシアの経済安定化に向け
た方策は有効なものであると考えている。
しかしそれだけでは足りない。政府の経済安定策に加え、新たな将来の
展望が必要だ。
問題はロシアが成長し続ける(?)と資本の流動に支えられた、経済モデル
を作り上げたことにある。
これにより消費者が有頂天になり、成功に酔ってしまったのだ。

一方で次の様な見方がある。
イノベーションが、いつも有益な投資分野がある訳では無いと言うものだ。
つまりロシアには自国の(?)を削減しながら、すでにヨーロッパで開発された
テクノロジーを活用する方法があるということだ。
しかしどの様な手段を選択しようとも、必要なのはロシアは古いモデルを据
え置くのではなく、より早急に新たな経済の形を作っていかなければならな
いということだ。

特定の部門に集中的に目を向けながら、分野別の近代化に資金を投資する
ほうが得策だということだ。
選択肢が何も無いほうが、選択肢が多すぎるよりも(?)だ。

(?)は聴き取れず

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブル
という怪物


チャールズ・R. モリス
日本経済新聞出版社


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4月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル