<円覚寺>
山門への石段を上がり総門をくぐり、右手の休憩所で撮影の準備。
境内を散策しながら、2時間ほどデジカメパチリ!
まずは、山門。
山門を支える太い支柱と基礎部分、斜めに当たる陽光を受けて何とも言えない陰影を作っていた。
そこを何枚か撮ったつもりが、PCで確認したところ外灯のポールが入っていた!!
う~ん!、で、山門関連の写真は上の一枚とした。
次は、仏殿、選仏場付近の白梅。
選仏場を背景に枝ぶりが目についた白梅を撮ったが、花なのか枝ぶりなのか迷うような写真だったので、茅葺の屋根を背景にした白梅をアップ。
境内参道を少し上る。
3か所めは、方丈前結願所の百観音霊場、ここで石仏を撮った。
心に響く表情の石仏を、光と影を意識しながら斜めから、斜め上から撮るようにしたが、背景に気になるボケた白い横線が入っていたりで
残ったのがアップの石仏。
傍らに紅梅が咲いていた。
妙香池を左横に、更に上っていくと舎利殿。
このあたりの仏日庵かな(もうちょっと先か?)、建物前にマンサクが咲いていた。
4か所めはマンサクを主役に、背景を建物にした。
予定の時間の午後3時が近づき、
最後は、帰り際に笹やぶの上に立つ竹林を撮影!
笹竹を除き、真ん中の白抜けを除いて、竹林のみを狙えればよかったのですが、うまく撮れなかった。
時間が午後3時を過ぎたので、次のポイント稲村ケ崎に向かうため北鎌倉駅へと向かった。
夏目漱石の作品《門》に、
「山門を入ると、左右には大きな杉があって、高く空を遮っているために、路が急に暗くなった。その陰気な空気に触れた時、宗助は世の中と寺の中との区別を急に覚った。」
とあったが、
普段より参拝客・観光客が少なかったこともあり、昨日のような小春日和の中で日本の歴史や文化に触れ、心が洗われ、楽しい時間を過ごすことができた。(いろいろな表情の石仏を見たからかな~?)