まりっぺのお気楽読書

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モスクワ大公イヴァン3世妃 マリーヤ

2009-06-13 02:12:29 | ロシア皇妃
            どうしても肖像画が見つからないので旦那様を…
                    背景がかわいらしいですね

ロシア統一の一環
イヴァン3世妃 マリーヤ・ボリソヴナ・トヴェリ


1442~1467/在位 1462~1467

イヴァン3世は皇帝ではないんですけど、ロシア皇帝を最初に名乗った人物として
『ロシア皇帝歴代誌』でも皇帝あつかいされているのでここから始めてみようと思います。

ちなみに、最初に皇帝になったのは有名なロマノフ家ではなくリューリク家です。

15世紀までロシアも他のヨーロッパ諸国同様たくさんの公国に分かれていました。
そしてやはり領土拡大のための争いや政略結婚が盛んでした。
イヴァン3世の父ヴァシーリー2世が治めるモスクワ公国も例外ではなく
近隣諸国と争っていたのですが、隣国のトヴェリ公ボリスと同盟を結ぶことになり
息子イヴァンとトヴェリ公の娘マリーヤが結婚することになりました。
        
婚約はマリーヤが10歳の時で、16歳の時に公子を生んでいますから
結婚は10代前半だったみたいです。
25歳の時に亡くなりました。
毒殺説もありますが小さな頃から虚弱体質だったと言われています。

イヴァン3世はものすごく愛妻家だったそうで5年間再婚しませんでした。
長生きしてほしかったんじゃないかしらね。
実は次の嫁が怖いんですよね  …つづく

(参考文献 デヴィッド・ウォーンズ『ロシア皇帝歴代誌』
      外川継男氏『ロシアとソ連邦』 Wikipedia英語版)

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