THEY DO IT WITH MIRRORS ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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1952年 アガサ・クリスティ
毎度思うけれども、なぜ誰もがミス・マープルには打ち明け話をしたくなるのかしら?
やはり物腰の優しそうなたたずまいからでしょうか?
それともすぐに忘れちゃうだろうとか思って…
とにかく、いつにも増して登場人物が多い物語で、家族関係も複雑ですから
途中で
? とならないようご注意下さい。
家系図なんか書きながら読むと分かりやすいと思います。
ミス・マープルは幼なじみのルースに頼まれて、彼女の妹キャリィを訪ねます。
キャリイは昔から夢見がちで、熱い理想を持った男性に弱かったのね。
その時も夫ルイスが運営している少年更生施設をサポートしていました。
キャリイは3度結婚していて、屋敷には前の夫の連れ子や
2度の結婚でできた子供と孫が一緒に暮らしています。
大家族で和気あいあいかと思いきや…
ミス・マープルの見るところ、なんかギクシャクしてますよ。
キャリイと最初の夫との娘ミルドレッドは不器量な未亡人で、拗ねているみたい。
キャリイの養女の娘ジーナはとても綺麗な娘ですが、夫とうまくいっていない様子。
ジーナの夫は家族に馴染めなくて陰気になっています。
キャリイのふたり目の夫の連れ子アレックスとスティーヴンはジーナが好きらしい…
特にスティーヴンはかなりまいっているみたいです。
それから一緒に暮らしている更生施設の医師や少年がいます。
中でもエドガーという少年は、自分を重要人物だと思っているようで
一家の住人たちから見下されるのが我慢できません。
そんな中、キャリイの最初の夫の連れ子で、更生施設の理事もしているクリスチャンが
いきなり訪ねて来たかと思ったら書斎で殺されてしまいました。
ちょうどその頃、エドガーがルイスと書斎に立てこもり、中からピストルの音が…
皆は隣の居間で息をのんでいました。
その後キャリィに送られてきたチョコレートが毒入りだとわかり
講堂でアレックスとひとりの少年が落ちてきた鐘の下敷きになって死亡します。
いったい誰が狙いなのかはっきりしませんね?
よくあるトリックで、犯人は早めに判っちゃうと思いますよ。
でもそこに行きつくまでの人間模様を読んでいるだけで楽しめます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp01.gif)
それから、犯行後の犯人の偽装工作が手が込んでいるんですよ。
犯人にとってクリスチャンを殺すことは短時間の判断だったと思うのですが
居合わせたミス・マープルまでまんまと利用されています。
でも、ミス・マープルが利用されたまま終わるもんですか!
あることに気がついたミス・マープルはずんずん真相に迫りますよ。
それは “ キャリィがただの夢見る奥さまじゃない ” ってことなんだけどね…
それにしても「なんか心配だから」と、事件が起こる前にミス・マープルを送り込んだ
ルースの勘もスゴい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp04.gif)
やっぱり経験を積んだ女性の目は誤摩化されないものなのよ。
ミス・マープルの本領発揮!
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1952年 アガサ・クリスティ
毎度思うけれども、なぜ誰もがミス・マープルには打ち明け話をしたくなるのかしら?
やはり物腰の優しそうなたたずまいからでしょうか?
それともすぐに忘れちゃうだろうとか思って…
とにかく、いつにも増して登場人物が多い物語で、家族関係も複雑ですから
途中で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp02.gif)
家系図なんか書きながら読むと分かりやすいと思います。
ミス・マープルは幼なじみのルースに頼まれて、彼女の妹キャリィを訪ねます。
キャリイは昔から夢見がちで、熱い理想を持った男性に弱かったのね。
その時も夫ルイスが運営している少年更生施設をサポートしていました。
キャリイは3度結婚していて、屋敷には前の夫の連れ子や
2度の結婚でできた子供と孫が一緒に暮らしています。
大家族で和気あいあいかと思いきや…
ミス・マープルの見るところ、なんかギクシャクしてますよ。
キャリイと最初の夫との娘ミルドレッドは不器量な未亡人で、拗ねているみたい。
キャリイの養女の娘ジーナはとても綺麗な娘ですが、夫とうまくいっていない様子。
ジーナの夫は家族に馴染めなくて陰気になっています。
キャリイのふたり目の夫の連れ子アレックスとスティーヴンはジーナが好きらしい…
特にスティーヴンはかなりまいっているみたいです。
それから一緒に暮らしている更生施設の医師や少年がいます。
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そんな中、キャリイの最初の夫の連れ子で、更生施設の理事もしているクリスチャンが
いきなり訪ねて来たかと思ったら書斎で殺されてしまいました。
ちょうどその頃、エドガーがルイスと書斎に立てこもり、中からピストルの音が…
皆は隣の居間で息をのんでいました。
その後キャリィに送られてきたチョコレートが毒入りだとわかり
講堂でアレックスとひとりの少年が落ちてきた鐘の下敷きになって死亡します。
いったい誰が狙いなのかはっきりしませんね?
よくあるトリックで、犯人は早めに判っちゃうと思いますよ。
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それから、犯行後の犯人の偽装工作が手が込んでいるんですよ。
犯人にとってクリスチャンを殺すことは短時間の判断だったと思うのですが
居合わせたミス・マープルまでまんまと利用されています。
でも、ミス・マープルが利用されたまま終わるもんですか!
あることに気がついたミス・マープルはずんずん真相に迫りますよ。
それは “ キャリィがただの夢見る奥さまじゃない ” ってことなんだけどね…
それにしても「なんか心配だから」と、事件が起こる前にミス・マープルを送り込んだ
ルースの勘もスゴい
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やっぱり経験を積んだ女性の目は誤摩化されないものなのよ。
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