フランスとも仲良くせねば・・・
フェルディナンド1世妃 クリスティーナ・ディ・ロレーナ
1565~1637/在位 1587~1609
フェルディナンド1世は、兄フランチェスコ1世の後を継いで大公になりました。
フランチェスコは妃ビアンカ・カペッロと別荘で急死したため
フェルディナンドが疑われることになりましたが、国にとっては良かったかも…
フェルディナンド1世は兄とは違って政治・経済・外交手腕に勝れた名君で
公国に最後の繁栄をもたらした人でした。
そんなフェルディナンド1世の妃は、ロレーヌ公シャルル3世と
カトリーヌ・ド・メディシスの娘クロード・ド・ヴァロアの公女でした。
フェルディナンドはスペインの影響下から政治的独立を勝ち取るために
有利にはたらく結婚相手を捜していました。
そこでフランスの王族であったクリスティーナが選ばれることになりました。
この縁談は難航したようですが、トスカーナがフランスの影響下に入ると考えた
カトリーヌ・ド・メディシスが影響力を遺憾なく発揮してまとめあげました。
ふたりの結婚式は、フィレンツェ史上空前のスケールで行われたそうです。
舞踏会や祝宴、音楽会が、宮廷のみならず街中で繰り広げられました。
街も絢爛に飾られました。
700万ドルぐらいかかったそうですよっ
フェルディナンドはフランスとの関係強化のため、姪のマリーアを
フランス王アンリ4世の後妻として嫁がせました。
スペイン(ハプスブルク家)が黙っていなさそうよね…
そこでスペインのお怒りを和らげるため、長男コジモの妃はハプスブルク家から迎えました。
この方、エピソードはあまりないんですけど、夫フェルディナンドが亡くなると
後を継いだコジモ2世が病弱だったため国政に手腕をふるい始めました。
ところがコジモ妃マリア・マッダレーナも政治に口をはさむタイプで
姑 vs 嫁の争いは孫の代まで続くことになります。
国を巻き込む嫁姑戦争…国民にとっては不幸なことよ
(参考文献 森田義之氏『メディチ家』 Wikipedia英語版)
フェルディナンド1世妃 クリスティーナ・ディ・ロレーナ
1565~1637/在位 1587~1609
フェルディナンド1世は、兄フランチェスコ1世の後を継いで大公になりました。
フランチェスコは妃ビアンカ・カペッロと別荘で急死したため
フェルディナンドが疑われることになりましたが、国にとっては良かったかも…
フェルディナンド1世は兄とは違って政治・経済・外交手腕に勝れた名君で
公国に最後の繁栄をもたらした人でした。
そんなフェルディナンド1世の妃は、ロレーヌ公シャルル3世と
カトリーヌ・ド・メディシスの娘クロード・ド・ヴァロアの公女でした。
フェルディナンドはスペインの影響下から政治的独立を勝ち取るために
有利にはたらく結婚相手を捜していました。
そこでフランスの王族であったクリスティーナが選ばれることになりました。
この縁談は難航したようですが、トスカーナがフランスの影響下に入ると考えた
カトリーヌ・ド・メディシスが影響力を遺憾なく発揮してまとめあげました。
ふたりの結婚式は、フィレンツェ史上空前のスケールで行われたそうです。
舞踏会や祝宴、音楽会が、宮廷のみならず街中で繰り広げられました。
街も絢爛に飾られました。
700万ドルぐらいかかったそうですよっ
フェルディナンドはフランスとの関係強化のため、姪のマリーアを
フランス王アンリ4世の後妻として嫁がせました。
スペイン(ハプスブルク家)が黙っていなさそうよね…
そこでスペインのお怒りを和らげるため、長男コジモの妃はハプスブルク家から迎えました。
この方、エピソードはあまりないんですけど、夫フェルディナンドが亡くなると
後を継いだコジモ2世が病弱だったため国政に手腕をふるい始めました。
ところがコジモ妃マリア・マッダレーナも政治に口をはさむタイプで
姑 vs 嫁の争いは孫の代まで続くことになります。
国を巻き込む嫁姑戦争…国民にとっては不幸なことよ
(参考文献 森田義之氏『メディチ家』 Wikipedia英語版)
こんにちは。
コジモ一世とフランチェスコ一世がなんだかネクラで家庭生活も複雑だったせいか、フェルディナンド一世の時代を見ると安心しますね。
奥さんのクリスティーナさんも堅実な感じで、派手さはないけれどメディチ家が一番反映した時代なんじゃないでしょうか。
肖像画もちょっと好感が持てるお妃さまですよね。
そうですね、久々に『皇室アルバム』的な夫婦を見たという感じがします。
正当派の君主夫妻っぽいですよね。
次の嫁、その次の嫁、さらに次、とだんだん強烈になっていきますものね
ブログを書く分には楽しいですが…
今回メディチ家をとりあげて思ったことは、フィレンツェだけでも名家がひしめきあっているという驚きでした。
その上ローマ、ミラノ、ヴェネチアなんかがあったんですものね…
イギリスの小説を読んでいると、イタリア貴族ってけっこう胡散臭いように書かれていることが多いのですが、やはり古くから続く名家は別物だなぁ…と思いました。
今から書き込む事は、はっきり言ってこのクリスティーナの事ではないです。
まりっぺ様はサッカーW杯に興味があるとかで・・・・。
>イタリア貴族ってけっこう胡散臭いように
以上の記述で、はたと思い当たる事があったのです。
サッカーのイタリア代表チームとかイングランド代表監督・カッペロ氏とか今年の欧州CLの優勝チーム・インテル監督モウリーニョ氏、このイタリア勢も、なんとなく胡散臭い感じしません?なんとなく、正体不明な感じがするのですよ。
イタリアサッカー界、こういうメディチ家隆盛時代のルネッサンス時代からの’伏魔殿のような感じ’を受け継いでいるからなのでしょうか?
前回大会のドイツW杯終了後直後、大掛かりな不正事件が起こって、ユベントスですか、二部落ちしてますものね。
ちなみに、私は、バイエルン・ミュンヘンのラーム選手(ドイツ代表チーム主将)のファンです・・・・・・・。
サッカー、実はW杯だけ燃えるタイプなのでございます。
だからあんまり詳しくないんです でも確かに不祥事がありましたね?
フェルナンド・トーレスがいるスペインを応援しているのですが、現役バリバリで頑張っているクローゼじいさんを見てドイツも応援したくなっています。
イタリア貴族やロシア貴族は英国の小説で「本当に貴族なんだか…」みたいに書かれていることが多かったような気がしますが、亡命者の中にはドサクサに紛れて貴族と名乗った人が多かったのかしら? と思ったりしています。
それとも、古さが命の英国貴族が新興の貴族を見下していたのかもしれないですね?
イタリア…私はベルルスコーニさんの支持率が高いというのが不思議でたまりません。
日本なら即アウトですよね。
ラーム選手の活躍もすごかったですね。
私はクローゼじいさんが2点も入れたことに喜んでいます。
しかもフル出場…若い選手が多い中頑張って下さいました。
そしてフリードリヒの勇士 素敵でした。
準決勝にスペインがきたらどうしましょう? と悩んでいるところです。
実は、私がドイツチームのファンになったのは、あの日韓W杯での決勝で、ドイツチームの主将、オリバー・カーンがブラジルに負けてゴールポストに寄りかかって呆然としている所を見てからでした。
結局の所、ドイツチーム、スターはいないけれど、漠然とだけど何故かしら好きなんですよ。
地味なんですけどねえ・・・・・・。
そういえば、今回はスターのいるチームがぞくぞく敗退していますね。何故でしょうね。
次は、ドイツVSスペインになりましたね。
お互いが最善と尽くせばもういう事無しですね。
オリバー・カーンのあのシーンは印象的でしたね。
でも彼はいつの日かドイツ代表監督かなんかになってW杯に戻って来そうな気がします。
株取引のコメンテーターをしてるっていう噂がありましたけどどうなんでしょうね?